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4

399件のお客様レビュー

  1. 5つ

    103

  2. 4つ

    186

  3. 3つ

    78

  4. 2つ

    7

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2025/01/08

伊坂ワールド全開、突飛な設定でワクワクさせてくれる。 登場人物が悪いやつなのにどこか可愛げがあり、魅力的に感じる。人は二面性のあるものに惹かれるんだなと改めて思う。 会話がシュールで面白くて好き。 「子供作るより、友達作る方がはるかに難しい」 たしかになあ。。

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2025/01/16

なんだこれは。悪いやつばかりなんだけど感情移入してしまうな。 短編集だけど全部繋がってるめちゃくちゃ面白かった。

Posted byブクログ

2025/01/02

伊坂さんの小説初めて読みました。途中までは、これどうなのかなと半信半疑で読み進めていましたが、最終章での展開に圧倒され、気づけば一気読みしていました。 岡田が子供の虐待を救うシーンのユーモアさを始め岡田の人情味溢れる人間性に惹かれていました。そしてその岡田の良さに気づいた溝口も最...

伊坂さんの小説初めて読みました。途中までは、これどうなのかなと半信半疑で読み進めていましたが、最終章での展開に圧倒され、気づけば一気読みしていました。 岡田が子供の虐待を救うシーンのユーモアさを始め岡田の人情味溢れる人間性に惹かれていました。そしてその岡田の良さに気づいた溝口も最高でした。 「過去のことを気にしていても意味がない。車もバックミラーばかり気にしていたら危ないだろ。来た道は時々確認するくらいがちょうどいいんだよ。」←この名言は忘れません。

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2024/12/28

展開が読めないおもしろさ ここでこれ来る?とかここで終わるの??みたいな展開がクセになります。さすがです。 最後の一文に鳥肌がたった。

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2024/12/14

父の浮気で離婚が決まった家族の最後の日、友達になってドライブしないかとメールが届く。 当たり屋をしているコンビの片割れから辞めたいの申し出に、このメールを送って返信があれば認めると云う条件からのもの。 返信がありドライブを始めるところから不思議な物語が始まる。

Posted byブクログ

2024/12/03

登場人物の繋がりとか伏線のはりかたとかおもしろかったけどどの章も終わり方がすっきりしない感じだった。自分で最後の結論を想像するって感じの楽しみかた。2回目以降読んだらまた評価変わるかも。

Posted byブクログ

2024/11/30

面白かった。それぞれのストーリーが微妙につながり合っていて、最後には伏線の回収まで。人物一人一人に人間味もあり重たい内容なのにそれを感じさせない軽快さが最高でした!

Posted byブクログ

2024/11/16

表紙が本当に大好き。岡田さんと早川一家のドライブ珍道中なのかと思ってたら全然違った、、人物像とキャラの繋がりを様々なエピソードで描く巧みで楽しい構成。みんな悪人なのに憎めなくてなんなら好きになっちゃう!伊坂ワールドの醍醐味です…

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2024/11/09

人生は車と同じでよそ見してたらダメだとか、何かが見つからない時にこのまま人生が終わってしまうんじゃないかと思うとか、心に残ったり、共感したりする場面がすごく多くて読んでて楽しかった。 看護師は給料が少ないのになぜ働きたいと思う人がいるのか、というシーンは結構深く考えれたし、お金...

人生は車と同じでよそ見してたらダメだとか、何かが見つからない時にこのまま人生が終わってしまうんじゃないかと思うとか、心に残ったり、共感したりする場面がすごく多くて読んでて楽しかった。 看護師は給料が少ないのになぜ働きたいと思う人がいるのか、というシーンは結構深く考えれたし、お金だけじゃない生きがいってあるよな、とも思った。 高田が溝口に心の中で突っ込むシーンが面白くて最後は一気読みだった。 この作品も伊坂幸太郎を噛み締めれられる小説だった。先を読めない展開が面白いんだよね、ほんとに。

Posted byブクログ

2024/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「飛んでも八分、歩いて十分、二分しか違わないってなったら、飛ばねえのか?」 「俺なら飛ぶぜ。だっておまえ、飛びたいじゃねえか」 P237 より引用 自分のやりたいことに大きなメリットがないとしても、自分の心に素直になって、自分のやりたいことをやり通せる人は果たしてどのくらいいるのだろうか。  つい、いつも通りの、慣れた方法で生きてしてしまわないだろうか。 友達の親がスパイだったり、タキオンが見つかったり、ニヤリとさせられる展開も多い中で、しっかりと「生き方」について考えさせらる要素が散りばめられていて、エンタメ色が強い中にも、人生観が詰まった作品だと感じた。 説教くさくなりそうなテーマにも関わらず、陽気で軽快にまとめ上げる伊坂幸太郎さんの作風とマッチして爽やかな風のように心の中に入ってくるお話でした。 ここ最近読んだ本で一番好き!

Posted byブクログ