残り全部バケーション の商品レビュー
題名からとても惹かれました! 溝口、太田をはじめとする登場人物のキャラクターや、会話も好きです! 「飛んでも8分歩いても10分、だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ! そんな経験、しなきゃ損だろうが。」 このセリフが1番好きで、何度も読んでしまいます。 後悔ないような、やりきれた...
題名からとても惹かれました! 溝口、太田をはじめとする登場人物のキャラクターや、会話も好きです! 「飛んでも8分歩いても10分、だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ! そんな経験、しなきゃ損だろうが。」 このセリフが1番好きで、何度も読んでしまいます。 後悔ないような、やりきれたと思える生き方をしたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一見何の関係もないような各章が最後まで読むと繋がって納得出来るようになるのは読んでいてとても気持ち良かった。群像劇。 終わり方も好きだったし、焼肉屋のメルマガを初めとした様々な伏線が各所で回収されていくのも気持ちが良かった。 岡田は生きてるってことでいいのかな?
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あの話どうなったん?って一旦置いていかれる感覚になる。そして、早く繋がりを知りたいからドンドン読み進めてしまった。 最後、どうなるん!どうなるん!?で、 それかーーーーー!!!!ってその台詞で終わるって面白すぎるやん!!天才か!ってなった。 久しぶりに伊坂幸太郎さんの読んだけど、...
あの話どうなったん?って一旦置いていかれる感覚になる。そして、早く繋がりを知りたいからドンドン読み進めてしまった。 最後、どうなるん!どうなるん!?で、 それかーーーーー!!!!ってその台詞で終わるって面白すぎるやん!!天才か!ってなった。 久しぶりに伊坂幸太郎さんの読んだけど、やっぱり会話のキャッチボールが軽く、そこから人柄が想像できて楽しい。 2日でサクッと読んでしまったから、もう一度伏線を楽しみながら今二週目読んでる。
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初めて伊坂幸太郎の本を読んだのは、高校の時にこの単行本を友達から借りた時だったな。↓はずっと好きな言葉。 ----------- 過去のことばっかり見ていると、意味ないですよ。車だってずっとバックミラー見てたら危ないじゃないですか。事故りますよ。 進行方向をしっかり見て運転しない...
初めて伊坂幸太郎の本を読んだのは、高校の時にこの単行本を友達から借りた時だったな。↓はずっと好きな言葉。 ----------- 過去のことばっかり見ていると、意味ないですよ。車だってずっとバックミラー見てたら危ないじゃないですか。事故りますよ。 進行方向をしっかり見て運転しないと。 来た道なんて、時々確認する位がちょうどいいですよ。 -----------
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短編宝箱で一編読んで、ん?面白そう!と「残り全部 」のお話も読んで見ました 溝口さんってば岡田くんのこと好き過ぎ〜笑 と、楽しく読めました やはり伊坂作品は面白く、また家にある伊坂作品も読み直そうかなぁ、と本を閉じました
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面白かった!!伊坂幸太郎っぽいストーリー展開!! 時系列がバラバラで、一瞬短編集かと思いきや、登場人物の名前で繋がりのあることが分かって、どのストーリーにも小さな伏線がはられていて、、 読み終わったあと、もう一度ページを戻してしまうやつ! で、そういうことだったのか〜と分かるとス...
面白かった!!伊坂幸太郎っぽいストーリー展開!! 時系列がバラバラで、一瞬短編集かと思いきや、登場人物の名前で繋がりのあることが分かって、どのストーリーにも小さな伏線がはられていて、、 読み終わったあと、もう一度ページを戻してしまうやつ! で、そういうことだったのか〜と分かるとスッキリ。 含みを持たせたラストも良かった。
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旅行に行く前に購入したのに、3年もかかって読みました。 面白くてあっという間に読めるはずなのに 面白くて、もったいなくなってちびちび読んでは元に戻りをしてた。 1つずつのお話が 「え?どうなったの?」と続きが気になるけど ラストまでよめば解決です^^ やっぱり伊坂さんのお話好...
旅行に行く前に購入したのに、3年もかかって読みました。 面白くてあっという間に読めるはずなのに 面白くて、もったいなくなってちびちび読んでは元に戻りをしてた。 1つずつのお話が 「え?どうなったの?」と続きが気になるけど ラストまでよめば解決です^^ やっぱり伊坂さんのお話好きだなと思えた。 狭い道をすいすい通り抜けてでてきたらそこには開けた快適な場所があったような。
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2023.10.23 読了 ☆9.5/10.0 去年一度読んで、また読みたくなって再読。 当時目に留まらなかった、ユーモアと機知に富んだセリフや文章の数々に気づけて嬉しい。 なにより、短編集なのに短編集ではない、一本の長編小説に繋がる伊坂さんの趣向や群像劇、伏線とはひと言で言...
2023.10.23 読了 ☆9.5/10.0 去年一度読んで、また読みたくなって再読。 当時目に留まらなかった、ユーモアと機知に富んだセリフや文章の数々に気づけて嬉しい。 なにより、短編集なのに短編集ではない、一本の長編小説に繋がる伊坂さんの趣向や群像劇、伏線とはひと言で言い切れないほどの巧みな「あの時のあの人!あの出来事!」とページを前に遡ってめくりたくなる仕掛けがたくさん散りばめられていて、読んでいて飽きない。 特に第二章のタキオン作戦は心打たれた。 伊坂ワールド、伊坂マジックを堪能したい人オススメです。 〜〜〜〜〜心に残った言葉〜〜〜〜〜 "儲けてる奴ほど、ろくなことしてねえよ。ふんぞり返ってパソコンに向かって、ぴこぴこボタンを押してたり、人を顎で使ったりな。それよか、身体使って、荷物運んだり物作ってる人間の方がよっぽど偉いってのにな" "暴力振るわれそうになったら、その時だけでも避難しろよ。別に、親父に歯向かえってわけじゃないし、父親を嫌いになれってわけじゃない。ただ、どんなに親しい犬でも、そいつが咬もうとしてきたら、避けるだろ。雨が降れば傘をさすし、スズメバチが襲ってきたら、一回家に逃げ込む。それも同じだ。親がどんなに好きでも、殴られそうになったら逃げろ。で、つべこべ言ってきたら、『お父さんは好きだけれど、痛いのは嫌いだ』と言い返せ。お父さんと暴力は別物だ。 暴力は最悪だけどな、その人間が最悪ってわけじゃない" "人を騙すには、真実とか事実じゃなくて、真実っぽさなんですよ" "スーパーとかで買い物すると、レジ袋もらえるじゃないですか。あのレジ袋ってなかなか口が開かない時あるんですよね。ぴったりくっついちゃって。 で、俺はこのまま、スーパーでレジ袋を指でこすったまま、歳とっちゃうんじゃないかって不安になることってないですか?"
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当たり屋等を生業とする溝口と岡田の物語。 時系列も語り手もバラバラに5つの章で紡がれる。 伊坂幸太郎独特の台詞回しや、章ごとのつながりの見せ方が面白く、どんどんと惹き込まれました。 最後は、読者へ想像の余地を残す終わり方で、いずれまた再読したいと思いました。 「ポテチ」みたいな形...
当たり屋等を生業とする溝口と岡田の物語。 時系列も語り手もバラバラに5つの章で紡がれる。 伊坂幸太郎独特の台詞回しや、章ごとのつながりの見せ方が面白く、どんどんと惹き込まれました。 最後は、読者へ想像の余地を残す終わり方で、いずれまた再読したいと思いました。 「ポテチ」みたいな形で、低予算で良いから映画化されて欲しいです。
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