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残り全部バケーション の商品レビュー

4

406件のお客様レビュー

  1. 5つ

    106

  2. 4つ

    190

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    8

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2024/07/19

これは面白い!!最近、伊坂幸太郎の作品がはまらない日々が続いていたが、これは大好物!チンピラの岡田と溝口。最初はこんなキャラいないだろと思いながら読んでいたが、いつのまにか夢中になって入り込んでいた。細かい短編のピースがバシバシはまっていく感じがたまらない。 そして、やっぱり伊...

これは面白い!!最近、伊坂幸太郎の作品がはまらない日々が続いていたが、これは大好物!チンピラの岡田と溝口。最初はこんなキャラいないだろと思いながら読んでいたが、いつのまにか夢中になって入り込んでいた。細かい短編のピースがバシバシはまっていく感じがたまらない。 そして、やっぱり伊坂作品のキモはキャラと言い回しだよね! 「世の中のことは、理論上は大抵うまく行く」 「じゃ、それをじゃまするものは?」 「感情じゃないかな?」 のやりとり好き。

Posted byブクログ

2024/07/17

 毎日のお仕事お疲れ様です。今のしんどさを乗り切ったら、頑張った自分へご褒美(せめてプチ◯◯)!など、励みがあってもいいですよね。『残り全部バケーション』、とってもいいタイトルです。  さて本作は、当たり屋や脅迫など、裏の仕事をしている溝口と岡田の物語です。発表済みの4編を加筆...

 毎日のお仕事お疲れ様です。今のしんどさを乗り切ったら、頑張った自分へご褒美(せめてプチ◯◯)!など、励みがあってもいいですよね。『残り全部バケーション』、とってもいいタイトルです。  さて本作は、当たり屋や脅迫など、裏の仕事をしている溝口と岡田の物語です。発表済みの4編を加筆修正し、新たに書き下ろし1編を加え、5章構成にした連作長編小説とのこと。哀愁と友情、希望を感じさせてくれました。小さな奇跡もあるかも!  あぁこの既視感、じゃなかった既読感。やっぱり伊坂ワールドです。渾身の駄洒落やナンセンスなおやじギャグ、テンポのよい会話とユーモアセンス、あり得ない設定や展開、散りばめられた伏線、さらに時系列の前後など、いい意味で翻弄されます。  でも、死神・殺し屋・ギャングシリーズ同様、重い内容を軽々と楽しませてくれ、本気と遊び心が混在する中に、キラリと心理描写の秀逸さが多々見えます。綺麗に伏線が回収され、物語が収束していくあたりはやっぱり見事です。そう、伊坂作品は軽くて深いんですね。  世の中、喜怒哀楽の「怒」と「哀」ばかりが多い気がしますが、自分に残された最後の時間は「全部バケーション」にしたいですね。

Posted byブクログ

2024/07/09

いいタイトル。自分の人生もこうありたいと思いながら読み始める。 裏稼業でありながら人情深いし、 切羽詰まってるようで、ちょっと間が抜けてる。 皆んなどことなく飄々としている。 そしてラストシーンにニヤニヤ。 サクサク読めて心地よい読了感。 お勧めです!

Posted byブクログ

2024/07/04

短編5作ですが、全ての内容が繋がっています。 「人ってのは、それらしい情報を与えられると、勝手に想像して、納得しちまうってことだ」 バイバイブラックバード同様、このパターンのオチは賛否ありそうですが個人的には好きです

Posted byブクログ

2024/06/11

私は岡田さんは生存してると信じている でもそうすると、溝口さんと毒島さんの結末はどうなるのかなぁぁ 今回の名言 ↓ 過去のことばっかり見てると、意味ないですよ。 車だって、ずっとバックミラー見てたら、危ないじゃないですか。 来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ。

Posted byブクログ

2024/05/18

ここからがいいとこだろ!ってとこで終わった。続かないからいいんだと思うけどもうちょっと続いてもよかったじゃないかと思ったりした。翻弄されてる。キャラがいいから読みやすい。何言ってんだこいつって思ったら激アツ展開になってとても楽しい本。

Posted byブクログ

2024/05/18

伊坂作品は久しぶり。やっぱり面白い。伏線の張り方、段々明らかになっていく物語ごとの繋がり、そして登場人物の軽快さ。所々腑に落ちない点もあって、ネットで解説を読んだりしてやっとわかった部分もあるけど、最終的には自分の解釈にかかってると思う。

Posted byブクログ

2024/04/22

登場人物たちと一緒になって、 笑ったり、ハラハラしたり、たまにイラッとしたり。 繋がりが見え隠れするこういう作品が、やっぱり好きだなあ。

Posted byブクログ

2024/04/17

久しぶりの伊坂幸太郎作品読了。 なんというか血の通ってないような冷めた人物が出てくるのが昔から好みな作家さんです。静かにワクワクする感じ。 最後の最後にそうきたか、と溝口の行動にやられる。そしてこう終わるか!読み手の想像に委ねるのは嫌いじゃないけど、、 「とんでもはっぷん、歩...

久しぶりの伊坂幸太郎作品読了。 なんというか血の通ってないような冷めた人物が出てくるのが昔から好みな作家さんです。静かにワクワクする感じ。 最後の最後にそうきたか、と溝口の行動にやられる。そしてこう終わるか!読み手の想像に委ねるのは嫌いじゃないけど、、 「とんでもはっぷん、歩けば10分」かぁ。

Posted byブクログ

2024/04/13

伊坂幸太郎シリーズ大好きだけど、最後がモヤモヤする終わり方でちょっと残念だった、、 でも相変わらず登場人物は悪い人がいないと言うか、個性的なキャラクターが多かったり予想外の発言とか行動とかクスッと笑える所もあって面白かった! でも読み直したいほどではないかなぁ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

Posted byブクログ