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ぼくらの仮説が世界をつくる の商品レビュー

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77件のお客様レビュー

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2019/01/10

仕事ができる人間が、起業し、その成功の一端を開陳した内容です。 唯一残念だったのは、南アフリカで生活していた時、「黒人だって見た目は違うけれど僕らと一緒だなあ」(P76)という一文です。 彼が中学時代だったようですが、こんな感想を平気で書く人間は余り信じられない。 ただ彼の...

仕事ができる人間が、起業し、その成功の一端を開陳した内容です。 唯一残念だったのは、南アフリカで生活していた時、「黒人だって見た目は違うけれど僕らと一緒だなあ」(P76)という一文です。 彼が中学時代だったようですが、こんな感想を平気で書く人間は余り信じられない。 ただ彼の言葉以外にも、よい引用があったので紹介しておきます。 平野啓一郎氏 愛とは何か、それは相手の何かが愛おしいというよりも、その相手といる時の自分、相手によって引き出されている分人が好き、というのが愛なのではないか(P111) 作者 毎日できる目標と理想的な目標の2つを同時進行させる(P149) アランの幸福論 悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。気分というものは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから幸福とはすべて意志と自己克服とによるものである(P194) こうした「はっ」とさせられる言葉や発想がたくさんあるので、読んでおいて損のない本ではあります。

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2019/01/05

情報を集めてから仮説をたてるのではなく、仮説をたててから情報を集める。そのあと仮設を検証する。 なぜ、をたくさん考え、答えを出す。 頭使うししんどくなるかも知れないけど、なにも考えないで受け入れるより、日常が刺激的になる気がした。

Posted byブクログ

2018/10/14

オーディオブックで読了。 ドラゴン桜や宇宙兄弟の担当編集で、独立して編集エージェントの株式会社コルクを立ち上げた佐渡島さんの著書。プロの編集社、プロの作家の世界が垣間見えて面白い。 読書メモはまた追って

Posted byブクログ

2018/06/20

仮説を立てて検証する 当たり前のことのようだけど、それを日常の生活の中で自然と実行できることが結果として天才を作っているのかなと思った。 新しい技術がどんどん生み出されていく中で、既存のルールを守るのが美徳だと教育されているためか、モヤモヤした気分を抱えることが時々ある。著者の様...

仮説を立てて検証する 当たり前のことのようだけど、それを日常の生活の中で自然と実行できることが結果として天才を作っているのかなと思った。 新しい技術がどんどん生み出されていく中で、既存のルールを守るのが美徳だと教育されているためか、モヤモヤした気分を抱えることが時々ある。著者の様に、新しい仕組みを生み出そうと取り組んでいる生き方は、読んでいるだけでわくわくする。 「死ぬときに『自分の人生は間違いだった』と思うような生き方をしてしまう」ことが最大のリスクだと考えるとも。やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きいと言うし、どんな人生を送りたいのか、主体的に選んでもっと行動しなければいけないと思わされた。

Posted byブクログ

2018/06/17

著者の頭が非常にクリアであることがわかる。 一般的なビジネス書の体裁をなしていて、そのツボは押さえつつも、とても新しいこと、ヒントになりそうなことが説得力を持って伝わるような造り。そのへんのビジネス書・啓蒙書とは似ているけど、一線を画すことは読む人が読めばわかると思う。

Posted byブクログ

2018/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で読んで、買った本。 語り口が私にとても合っていて、愛称のいいビジネス本だった。 著者は株式会社コルクの代表で、編集者。 「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」「働きマン」など、漫画を読まない私でも知っているタイトルが経歴に並ぶ人。 そんな人がどうして企業したのか、そこにはどんな思想があったのかをこの本で知ることが出来る。 1章~3章までは、自分の職場に対して共通了解を探しながら読んでいた。 「なんとなくのルール」を私たちは作って、それにならっている。その中で「なんとなく選んだもの」に時間を費やしている。 インターネット的社会の中で、日本社会の変遷をざっと見通しながら、これからは何が必要なのかを問いかけ、ヒントをくれた。 4章以降は、自分の仕事やプライベートへの態度との共通理解を探しながら読んでいた。 先日、上司と面接をする機会があって、ああきっとこういうことを言いたかったんだろうなというのが、なんとなく頭のなかで繋がった。 特に4章は、反省というか戒めというか。きっとこれができるようになれば、私はもっと「やりたいこと」が実現できるようになるんだろうと思った。 ビジネス本は基本的に図書館で借りて、メモして終わってしまうことが多いのだけど、久しぶりに買って再読しようと思う本でした。

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2018/06/10

コルク佐渡島さんのエッセイであり仕事や人生の考え方。 努力をするという最低限の基本、人生を変えるには習慣を変えるしかない、など納得出来る言葉がたくさん。

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2018/03/29

『宇宙兄弟』や『インベスターZ』の編集を手がけるクリエイティブエージェンシーであるコルクの代表、佐渡島庸平さんの生きていく上での根本となる考え方がわかりやすく書かれています。 佐渡島さんの別のインタビュー記事で、編集者の仕事は「作家の頭の中にある世界が世の中に伝わりやすい順番を、...

『宇宙兄弟』や『インベスターZ』の編集を手がけるクリエイティブエージェンシーであるコルクの代表、佐渡島庸平さんの生きていく上での根本となる考え方がわかりやすく書かれています。 佐渡島さんの別のインタビュー記事で、編集者の仕事は「作家の頭の中にある世界が世の中に伝わりやすい順番を、作家と一緒に考えること」と「才能を見抜いて投資をすること」と言っていて、作家ではないけれど自分がやっていきたいことと限りなく近く、それを最前線で、かつ本物の天才たちと仕事をしている人という印象が佐渡島さんにはあったので、読むことにしました。 実際に読んでみると、自分が求めるレベルの佐渡島さんの深い思考に触れられるいる感覚はあまりなかったけれど、佐渡島さんが考えるこれからの時代の流れや、その流れの中でも変わらない本質的なこと、働いていく上での根本的な考えについて、原体験も含めながら書いてあったので、ネットに多くあるインタビューをつまみ食いで読むよりも、この1冊を読んだ方が、他のインタビューを含めてすっと入ってくるなと思いました。そりゃ当たり前のことだと思うけれど。

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2018/03/09

最初は退屈なので読むのをやめようかと思ったが、後ろ半分はとても良かった。コンテンツビジネスに関わる人には示唆に富んでいる。読むのは後半だけでもいい。

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2018/02/12

マガジンハウスの大ヒット「君たちはどう生きるか?」には著者のプロデュースにより、漫画家がキャスティングされた、と聞いていたのですが、それが本書で、今コルクが育成している、と言及されていた芳賀翔一だったんですね。才能を見極める目利き、というものではなくて自分の好きな才能と一緒に仕事...

マガジンハウスの大ヒット「君たちはどう生きるか?」には著者のプロデュースにより、漫画家がキャスティングされた、と聞いていたのですが、それが本書で、今コルクが育成している、と言及されていた芳賀翔一だったんですね。才能を見極める目利き、というものではなくて自分の好きな才能と一緒に仕事を作っていく、というこの本のメッセージそのままの成功だと思いました。アランの幸福論の「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」という哲学を背骨とし、シラーの「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」という言葉を指針に、「自分の楽しい」を「みんなの楽しい」に変えるという仕事術。まるで一流のアスリートのスポーツについての話を読んでいるような爽快感を感じました。ウエラブルでの客観的自己分析もすごい。佐渡島庸平はデジタル時代の野間清治?

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