ストーリー・セラー の商品レビュー
2本の話が収録され、視点を分けるためと思いきや、そういうことか・・・と2本目の話でわかる。悲しい結末になりたくないんだけど最後まで知りたくて、ページを捲る手が止まらなかった。有川先生の作品らしく相変わらず会話のテンポがよく、男性はスパダリ。
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サイドA.Bに分かれていて、どちらも作家の妻と夫の話。 フィクションかノンフィクションかわからない仕掛けが面白く、スラスラ読めた。
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女性作家と、彼女の大ファン読者でもある夫との物語。Side:AとSide:Bでは景色と着地点が変わるのが本書の持ち味となっている。 有川浩氏の特徴である、題材の発想の素晴らしさ、胸キュンキュンで甘い会話♡ ファンが多いのは頷ける。本書で読むのは5作品目。。。 【※以下、辛口】...
女性作家と、彼女の大ファン読者でもある夫との物語。Side:AとSide:Bでは景色と着地点が変わるのが本書の持ち味となっている。 有川浩氏の特徴である、題材の発想の素晴らしさ、胸キュンキュンで甘い会話♡ ファンが多いのは頷ける。本書で読むのは5作品目。。。 【※以下、辛口】私にはこの文体が合わないと、再確認。少女マンガ風のテンポの会話、心の声の描写が苦手。 「阪急電車」は大好きなんだけど、それと同等の甘過ぎない作品があったら、ぜひ知りたい!
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やっぱりこれもお正月休みの時に一気読みしてしまった本。 Side AとSide Bに別れてる短編2本なんだけど、どちらも主人公の設定が同じ。 Aの方は奥さんが病気、Bはだんなさんが病気という違いはあるけど、どちらも奥さんは小説作家。 これは、有川さんの自信の事を書いているんでは...
やっぱりこれもお正月休みの時に一気読みしてしまった本。 Side AとSide Bに別れてる短編2本なんだけど、どちらも主人公の設定が同じ。 Aの方は奥さんが病気、Bはだんなさんが病気という違いはあるけど、どちらも奥さんは小説作家。 これは、有川さんの自信の事を書いているんではないかと思われる。 やっぱりラブストーリーなんだけど、そんなに甘々じゃない。 急に売れっ子になってしまった作家の周り、親とか親戚とかの態度などに腹が立ちます。 青春小説とか恋愛小説とかをお探しでしたら有川浩はお勧めです。
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普段はあまり読まない恋愛小説。 大人の恋愛。中編が2本入ってました。 どちらも前半は付き合う前の馴れ初めから。 後半は、、、こんなの泣くでしょ。
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sideAとsideBの2篇の中編小説だが主人公は同じ? sideAは作家の彼女が「致死性脳劣化症候群」という病気になり彼と寄り添って生きていく物語。 sideBは彼が交通事故に遭い、内臓疾患が見つかり彼女と寄り添って生きていく物語。 どちらも愛に満ち溢れた内容で実際に自分に起こ...
sideAとsideBの2篇の中編小説だが主人公は同じ? sideAは作家の彼女が「致死性脳劣化症候群」という病気になり彼と寄り添って生きていく物語。 sideBは彼が交通事故に遭い、内臓疾患が見つかり彼女と寄り添って生きていく物語。 どちらも愛に満ち溢れた内容で実際に自分に起こったら、これ程寄り添って行けるか考えさせられる様な小説でした。 sideBは実際に起こる可能性があるから身に積まされます。
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sideAとsideB。どちらもとことん過ぎるほどとことん妻に寄り添う夫。 sideAは妻に、sideBは夫に不幸が訪れる。 しかし、妻側もとことん夫に寄り添っている。 ある意味理想的な夫婦だけど、実際にはこういう状況にはなりたくないなぁ。 ところで、この本、図書館で借りたのだ...
sideAとsideB。どちらもとことん過ぎるほどとことん妻に寄り添う夫。 sideAは妻に、sideBは夫に不幸が訪れる。 しかし、妻側もとことん夫に寄り添っている。 ある意味理想的な夫婦だけど、実際にはこういう状況にはなりたくないなぁ。 ところで、この本、図書館で借りたのだけれど、開いてみたらなんと!有川浩さんのサインが! サイン本でした!ということは、これ、有川さん本人が一度触れたってことだよねぇ。なんか幸せ。
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私は作家だぞ。 この言葉にすべてが詰まってる。 死にゆく妻、事故に遭う夫。 どんな過酷な運命が待ち受けていても、強い気持ちで臨んでいこうと思えた。
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他の方も書かれているがどこまでが現実でどこまでがリアルか分からない。これを楽しめるかどうかがこの本を好きかどうかだと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
致死性脳劣化症候群、という、奇病に冒された作家と、その夫の物語……。 複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、死に近づく。 作家を生業にする者にとっては、致命傷ともいえる病。 Side:Aでは、夫視点の物語として描き、Side:Bでは妻視点の物語として描く……のかと思っていたら、そんな単純な話ではなかった。 まず、Side:Bで描かれる夫婦は、それぞれのキャラクターと同じ会社の同僚という設定こそ引き継がれているものの、それ以外の夫婦の馴れ初めやその後の経過が全然違う物語である。 Side:Bの途中から、いわゆる「入れ子構造」になっている小説だと分かってくるが、どこまでが作中作で、どこからが物語の中の現実なのか、全然区別がつかない。 そして、最後のページを捲って驚くのが、この本自体が、作中作と同じ設定で作られているところ。 著者の作品としてはあまりメジャーな作品ではないと思うが、ものすごい意欲作、かつ名作だった。 もっと、多くの人に読まれるべき……。
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