ストーリー・セラー の商品レビュー
大好きな本です。 愛があればどんな事でも。というふうに僕は受け取りました。 何回読んでも泣いてしまいます。 こんな本に出逢えたことに感謝です。
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有川浩さんの作品は、読みやすくてその世界にスッと入っていけるので最近すごく好きな作家さんです。 sideAとsideBでストーリーが展開していきますが どこまでが現実で、小説の話なのかはじめは混乱しました。 でも現実だろうが、小説だろうが 男女のお互いを思い遣りが素敵なお話で...
有川浩さんの作品は、読みやすくてその世界にスッと入っていけるので最近すごく好きな作家さんです。 sideAとsideBでストーリーが展開していきますが どこまでが現実で、小説の話なのかはじめは混乱しました。 でも現実だろうが、小説だろうが 男女のお互いを思い遣りが素敵なお話でした。 自分が死を受容した時、愛する人がそばにいてくれるって幸せなことだなと思いました。 どなたかの考察で、これは有川浩さん自身の現実のストーリーではないのか、と考察されている方がいてついつい邪推してしまいました。 読者にゆだれられる結末も自由に想像できて面白かったです。
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読み初めから読みやすくてスラスラ読めた 途中で不思議な一人称に気づき、誰の物語なのか螺旋階段を登ってるような降ってるような不思議な感覚 そして最後の締め!!!!すごく素敵な小説でした。
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A,B2編のストーリー構成で、登場人物は違えどどちらも夫婦の片方が病に侵されるシチュエーションは共通である。 どこまでが真実かが語られず、読者に答えを委ねるエンディングが凝っていて、思わず有川先生の経歴を調べてしまった。登場人物の名前が出てこないのもそれ故か。 何故かあらすじから...
A,B2編のストーリー構成で、登場人物は違えどどちらも夫婦の片方が病に侵されるシチュエーションは共通である。 どこまでが真実かが語られず、読者に答えを委ねるエンディングが凝っていて、思わず有川先生の経歴を調べてしまった。登場人物の名前が出てこないのもそれ故か。 何故かあらすじから、老夫婦の話かと勝手に勘違いしていた私、若い男女で拍子抜けした。 彼が彼女に甘いのは、有川先生だなぁ…と感じた。サイドAの彼女があまり好きになれずで、個人的にはBの方が良かったかな。
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どこまでが物語で、どこまでが物語の中での「物語」なのか分からなくて面白かった。 初めは正直あまり面白くないのではと感じていたが、この構成に気づいてからは先が気になってページを捲る手が止まらなかった。
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読むということ、書くということ、人と話すということ、話す人がいるということ、自分にとっての一番があること、小説というもの、大切な人、嘘をつくこと、甘やかすこと、怒ること、泣くこと、それら全てへの、愛があった。
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女性作家と同じ会社に勤める男性との結婚生活の話しが2つ。side:Aでは女性が亡くなり、side:Bでは男性が亡くなる。side:Aの「思考に脳を使えば使うほど、脳は劣化する」という設定に馴染めない。奇病過ぎて入り込めない。なのでside:Bの方が良かった。死に臨んでの妻と夫のや...
女性作家と同じ会社に勤める男性との結婚生活の話しが2つ。side:Aでは女性が亡くなり、side:Bでは男性が亡くなる。side:Aの「思考に脳を使えば使うほど、脳は劣化する」という設定に馴染めない。奇病過ぎて入り込めない。なのでside:Bの方が良かった。死に臨んでの妻と夫のやり取りが身につまされる。ただ、side:Bの冒頭にネタバレのような記述と、エンディングのところでも作家の実話であるような、無いような記述があり、チョッと引いてしまう。フィクションらしいのだが・・
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Side:AとSide:Bは別々の夫婦の物語。 どちらも小説家の妻と、小説を読むのが好きな夫の話。 どこまでが小説で、どこからが現実なのか分からなくて混乱した。
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SideAの話を書いたのがSideBの女性作者で、SideBの話はその女性作者の実話ではないかと匂わせることに解説を読んで気づいた。どちらも女性作家とその旦那のストーリーが語られていて小説家のことを考えさせられる作品であった。
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