ストーリー・セラー の商品レビュー

有川浩(著者)

2023/02/15

途中読み疲れ。。
実話なのかな？実話なんだとしたら本当に大事だったんだろうなと愛を感じました。自分のダメなところはちゃんと描写されているのに旦那さんの悪いところが１つもかかれてない。愛ですね⭐︎

2023/02/06

ほんとに最後まで読者の想像を掻き立てる素晴らしい物語だった。

sideAでは号泣。夫婦の愛が美しかった。あまりに素敵で、切なくて。

sideBでは小説家になっているところからのスタートで同じ人物だけれど内容が違っていた。一回では何が起こったのかわからなかったけど、よく読むと、sideBのお話自体も主人公が書いた小説であることがわかった。

でもどこまでが本当の話なのかはわからない。もしかしたら有川浩さんの旦那様がすいぞうの病気なのかもしれない。

トータルして小説家から旦那様への愛が描かれていてそれは間違いなく有川浩さんの旦那様への気持ちではないのかなと思った。どうか生きていてほしいと願うばかり。

2023/01/28

複雑な思考をする程脳が劣化する「致死性脳劣化症候群」に罹患した作家とその夫のお話。

主に夫目線となるsideAと主に妻目線になるsideBのふたつに物語が別れており、作中の作家である妻によりそれぞれABの物語を実体験を踏まえて執筆されている。

どこまでが物語の中で現実で、どこからが物語の中の物語なのか考えながら読むのが楽しかった。
夫が「読む側の人」妻が「書く側の人」というポジション。私は夫と同じく読む側の人間であり書くことは出来ないので、言葉を自由自在に操る作家さんを、改めて凄いなあと思った。

2023/01/27

読みやすいが、展開の予想はつき、泣かせる話にしていることが分かるので、特に泣くことはなかった。
よくある設定だと思う。

2023/01/22

どこまでが物語でどこからが現実の話なのか、

現実の話だと思ってたら実は作中作で、突然現実パートに移行したかと思ったらそれも作中作で、フィクションとノンフィクションの境目が曖昧ですごく混乱する。
ただ、読みにくい訳では無い。

考察のしがいがある作品だった。
☆3.1

2023/01/18

作家の主人公とその夫の物語。
A面B面で構成されておりそれぞれどちらかが死に向かう物語になっている。
前半は作家が原因不明の難病により物事を考えると寿命が縮んでしまう。職業との相性が最悪な中二人がどう生きていくかが描かれる。

後半は夫が膵臓がんに、、

どちらも作品であり現実であるような。
300ページなく一気読みできました。

2023/01/16

きっと素敵なお話　有川浩らしさが出たいい作品
一気読みできなかった自分のせいなんだが

これは間を開けずちゃんと読んだ方がよき
とくにsideBは

私も優男の夫がいるので
どうしてもストーリーに感情移入してしまって大変でした

「あたしは彼のためではなく、あたしが彼を失わないためにしか祈れない（抜粋）」
なんて

私の心を見透かされているのかと思った
でも有川浩さんの作品を読んで
「それでもいいのだ」と思いました(笑)

2023/01/15

登場人物の話す様子がとてもリアルに感じられる話し言葉で、ラブコメの漫画のようにも感じられる少し崩れすぎにも思えたが、小説として読みやすかった。夫の愛情が深く感じられた。ただやはり人が死ぬことが終着点になっている話はそれだけで泣いてしまうので、本当に面白かったのか判断に迷う。最後の展開は気持ちを持ち直すには少し足りなかった気がする。

2023/01/14

思っていたよりもよかった…。
物語を「書く側」と「読む側」の夫婦のお話だが、小説家である妻の気持ちや、一番の読者であり続ける夫の気持ちが、とても心に響いた。
命をかけて小説を書き続ける様に感動した。

2022/12/10

すごーく上等な恋愛小説。
めちゃ面白かった。泣けた。
二つの話で主人公がおなじタイトルの話を書いてるところが良すぎる！