ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 の商品レビュー

入山章栄(著者)

2018/10/29

最近の経営学が統計学などを駆使してより科学的であろうとしていることはよくわかったし、新しい理論の動向もわかって面白かったが、理論にも必ずネーミングを施してマーケティング的なアプローチをする文化は変わっていない。こういうところが経営学を好きになれない理由

2018/10/25

【目次】
【Part1】いま必要な世界最先端の経営学
【Part2】競争戦略の誤解
【Part3】先端イノベーション理論と日本企業
【Part4】最先端の組織学習論
【Part5】グローバルという幻想
【Part6】働く女性の経営学
【Part7】科学的に見るリーダーシップ
【Part8】同族企業とCSRの功罪
【Part9】起業活性化の経営理論
【Part10】やはり不毛な経営学
【Part11】海外経営大学院の知られざる実態
【経営学ミニ解説】

2018/10/23

●非常におもしろかった。「経営学は『思考の軸』にすぎない」と本書で述べているとおり、本書で語られた理論や戦略が経営の現場でそっくりそのまま使えるのではないが、ビジネスの知見を学ぶことで、これまでに実現できなかった企業成果を達成することができる可能性を感じられるものであった。

2018/09/22

ポーターやドラッカーと実際の経営学の違いがよく書かれており経営学とはが理解できる。
また実務にも使えるような知見が紹介されている。

2018/07/08

ブレストはあまり意味がない！婿養子社長が大成！タバコ部屋の効用。誰に聞けば詳しいかを知ることが大切。リアルオプション事業計画、キャリアのたたみやすさ、再就職のしやすさが起業促進の条件！

2018/07/02

入山さんは、2013年に日本に戻られ、WBSで教えておられますが、少壮の学者とまで若くないですが、経営学を学ぶ者としては、日本の経営学者の中では、今一番教えて欲しい方です。所謂、日本の学者！でなく、学術活動を米国でされています。「経営学とは、果たして学問なのだろうか」という永遠の問いの答えをもっている方かもしれません。本来学問が自然科学も含め、物事を体系立てるものだとすれば、ケーススタディ中心のMBAは果たして、学問なのだろうか。そもそも、ドラッカーは自らを経営学者とは定義していない。常々5F等の分析に疑問をもっていた者としては、作者の本は非常に示唆に富んでいると感じる。

2018/04/04

ポーターもドラッカーもいらないという、なんとも挑戦的な一冊。
そこまではどうかわからないけど、改めて経営学を体系立てて学べる良著。自分に必要だと思うところをうまく取り込んだら参考になることは多い気がします。

2017/12/25

チャラ男と根回しオヤジ最強

不確実な事業は小さい成功から

1、「効率性」の高いビジネスモデルを持つ企業は企業価値が高いこともそうでないこともある
2、「補完性」「囲い込み」は企業価値を持たない
3、「新奇性」が高いビジネスモデルの企業は一貫して高い企業価値
★4、「新奇性」と「効率性」の両方が高いと企業価値が低下する
新しい事業は「イノベーティブかつシンプルなビジネスモデル」

2017/09/18

http://n3104.hatenablog.com/entry/2017/09/18/201629

2017/08/05

海外で経営学を学んだ数少ない日本人が海外にはアジア人はいっぱいいるが日本人は全然いないのでこれから日本は取り残されるぞって言う話。ダイバーシティはただ女性を増やしただけでは生産性が低下するという話やトランザクティブメモリー(誰が何を知っているか知っているスキル)が勉強になった。