マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ の商品レビュー
4話入ってたかな。それぞれ主人公違うけれど各話に登場してたり繋がりある。 身体に染みるようなお料理…わたしも行きたい! 続きも読みたいな。
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前から読みたいと思ってた作品。4篇とも登場人物達の抱えている問題はシビアで重い。それだけにシャールさんの料理や言葉が心に沁みるのでしょう。 「世界で一番女王なサラダ」のシャールさんの言葉は全部書き留めておきたい。
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シャールさんに関わっていく人たちが柔らかく、優しい雰囲気になっていくのが読んでいて心地よい。 自分も不摂生が続いてるからもっと野菜とか食べないとな、と思わされる、。 今日の昼から食べるようにしよう。
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ここのおいしくてあったかくて体のために、私のために考えられたごはん食べたいなあ! みんな色々抱えて生きてるんだな、 けど料理とシャールさんの温かさにみんな助けられて、助け合って、素敵な世界! 「あたしたちは、なんだってできるのよ」
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図書館本。これはほんっっとうにおすすめ。 いわゆる〝おかま〟と呼ばれる御厨清澄——通称シャール——が営むのは、昼は〝おかま〟専門ファッション店、夜は『マカンマラン』という夜食カフェの風変わりなお店。 そこにふらりと訪れる、悩める人々。 あたたかい食べ物が胃に優しく癒しをもたらし、...
図書館本。これはほんっっとうにおすすめ。 いわゆる〝おかま〟と呼ばれる御厨清澄——通称シャール——が営むのは、昼は〝おかま〟専門ファッション店、夜は『マカンマラン』という夜食カフェの風変わりなお店。 そこにふらりと訪れる、悩める人々。 あたたかい食べ物が胃に優しく癒しをもたらし、シャールの強い生き方に勇気をもらったお客たちは——。 なんといってもシャールのキャラが大好き! あなたも、シャールに心も胃袋も、掴まれちゃってくださいね。
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ほっこり。寄り添ってくれる本。 じわじわ暖かさが広がって、体のことを考えた丁寧な食事をしようと、野菜をたくさん買い込みました。 こんな止まり木のようなお店が近所にあったらいいな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
初めて読んだ作家さんだったんですが、とっても癒やされて暖かくて、お腹も心も満たされた気持ちになりました。 4章仕立て、どれもシャールさんの作るお料理と、主人公たちの何かを抱えながら毎日誠実にしっかり歩もうとする姿に、じんとくる物語ばかりでした。 3話目のラストのこの言葉がとっても好きだったし、4話目は本当にじんわり来た、誰かのためを思って作るお料理っていいなあ、素敵だなあって実感しました。 「たとえ勝ち組になれなくたって、サラダにはサラダの意地がある。自分の舞台から降りないために、少しずつ、ひとつずつ、足りないものを埋めていこう。そしていつか、きっと供そう。私だけの、世界で一番女王なサラダ」
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‣ あたしはおかまじゃなくて、品格のあるドラァグクイーンなのよ。ちゃんと覚えてちょうだいね ‣ 人生の半分と言われる年齢になって、本当にこのままでいいのかしらって思ったときに、やっぱり、叩き出されても、罵られても、本当の自分の姿になりたいと思ったの ‣ 足りないなら、満たせばいい。空っぽならば、埋めればいいのよ ‣ 最初からなにもかもそろってる人生なんて、面白くないじゃない。あたしはどう足掻いたって、本当の女性にはなれないけど、だからって、自分の人生を降りたいとは思わないわ ‣ この世の中に、なにもかもから自由な人なんてどこにもいないわ。誰だって、自分の荷物は自分で背負わなきゃいけないのよ ‣ 苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ ‣ どんなに色々なものが足りなくたって、誰もが自分の人生の女王様よ。あたしもそう。もちろんあなただってそうよ ‣ 誰かを傷つけて、あんたはそれで本当にいい気分になれるの? 不機嫌になるばっかりでしょう。そんなことより、本当に自分が上機嫌になれる方法をさがすのよ ‣ 今の高揚感から目が覚めたときに、取り返しのつかない後悔が、自分を待ち受けているかもしれない。 それでもこれからは、自分自身の眼差しで、不確かな未来とつき合っていこう ‣ 心を遊ばせるのがドレスやアクセサリー等の装飾なら、心を育てるのが栄養と愛情がたっぷりつまった美味しい料理だ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ もしマカン・マランのようなお店があって、 シャールさんのような店主がいたら、 たくさんの人を癒やしてくれるんだろうな…と思うと同時に、 なるべく秘密にしておきたいな〜とも思ってしまいます(笑) シャールさんの作る料理と優しさを励みに、 登場人物たちがそれぞれの悩みと向き合いながら、自分の人生を自分で選んでいく。 そして、いつしかみんながシャールさんを支えたい、守りたいと思うようになる。 言葉ではうまく表現できないこの空気感が、心地よいのかもしれません。 とにかく今は、物語の続きが気になってしかたがない! 私もマカン・マランとシャールさんに魅了されてしまったようです☺️
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楽して生きるよりも、 悩んだり苦しんだりして、 喜び、郷愁や、悔しさ、おいしいって感じる 喜怒哀楽すべての感情で忙しい人生を送りたいと思った そして自分の気持ちが安まる方法を見つけて毎日を楽しむ! クリスマスローズのバレッタをつけて頬を染める老婦人のように、何十年後か私もなりた...
楽して生きるよりも、 悩んだり苦しんだりして、 喜び、郷愁や、悔しさ、おいしいって感じる 喜怒哀楽すべての感情で忙しい人生を送りたいと思った そして自分の気持ちが安まる方法を見つけて毎日を楽しむ! クリスマスローズのバレッタをつけて頬を染める老婦人のように、何十年後か私もなりたい。 アドベントスープのお話の後半の爽快感! ✴︎心に留めたい言葉 「この世の理不尽を作っているのは楽して生きていきたい俺たち自身」 「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」 「空っぽなら、埋めていけばいいんじゃないかしら」 「ひとつひとつは軽いサラダみたいなものでも、こうして集めれば、ちょっとした一品になるでしょう?」 →作り置きの料理に希望が持てる 笑
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フォロワーさんの読了ツイートでよく見て気になってた作品! 体や心を安定させるために食事は大事。本当にそうだと思う。
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