空白を満たしなさい(上巻) の商品レビュー
テーマが面白くて進んで読めた。上巻だけでは、どのタイプのストーリーに収まるのか全く想像がつかない。色んな可能性が見えてきてどうなるのか先が気になるので、2冊両方手元に置いておくのがおすすめ。さて続きを読もう。空白はまだまだ満たされていない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マチネの終わりや、ある男の著者と、本当に同じ人なのか?というくらい、面白味や表現に欠けていた。マチネの終わりよりも4年も前に書かれたからだろうか。設定は面白かったので、なんだかもったいない。
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とんでもない設定ではありながらも、徹生の抱える謎が気になります。 下巻では謎のこたえと、その先が気になります。 人が生き返るというとんでもない現象がどういう結末を迎えるのか? 幸せか不幸か…
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下巻も読みました。 分人という発想はめちゃくちゃ面白いし救われたけど、新書で語られてるものの方がわかりやすかった。 著者、もしかして小説苦手か?というくらいフィクションによる表現がぎこちない。 登場人物に血が通っていない。ただ頭の中で見えている光景を描写しているだけのような時間が...
下巻も読みました。 分人という発想はめちゃくちゃ面白いし救われたけど、新書で語られてるものの方がわかりやすかった。 著者、もしかして小説苦手か?というくらいフィクションによる表現がぎこちない。 登場人物に血が通っていない。ただ頭の中で見えている光景を描写しているだけのような時間がある。 下巻まで読ませるほどの引力はあるので、プロットとかは上手いんだろうな。
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人が空白を埋めるのは、人が死んだときだけではない。いじめられたとき、挫折したとき、失恋したとき、深く傷ついたとき。事実を事実として受け入れたら、それは穴のまま。前を向いて動いていくには、自分に折り合いをつけ、事実を再解釈することが必要。そうして、自分の受け入れられるかたちに心をか...
人が空白を埋めるのは、人が死んだときだけではない。いじめられたとき、挫折したとき、失恋したとき、深く傷ついたとき。事実を事実として受け入れたら、それは穴のまま。前を向いて動いていくには、自分に折り合いをつけ、事実を再解釈することが必要。そうして、自分の受け入れられるかたちに心をかえる。それが事実とは大きく異なっていたとしても、自分を守る術。その解釈が違っていたという事実を突きつけられるのは再び深い穴を掘り起こすことになる。たとえ良い方向だとしても、大きな苦しみをともなう。 私がモラハラ父と元カレと別れた時を思い出した。彼らの私への暴言、心をえぐる言葉の数々は深い傷を残した。私は、最初それらを見て見ぬふり、彼らは彼らの素晴らしい考えがあるんだ、私が間違っているからもっと勉強しよう、という風に解釈をしていた。そうすることで耐えていた。でも、彼らの言葉がただ人を否定して優越感に浸りたいだけだったと気付いた(直接聞いた)後は、幼い頃からの考えが全てひっくり返り、精神が崩壊した。 ただ価値観が変わったから崩壊したのではなく、深い傷を負っていたからこそ崩壊したのだと思う。 自分の記憶が信じられない、その感覚は精神崩壊してた時の自分を少し思い出した。 自分で自分の辛さを隠すことは、一番怖いと思う。
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難しいなぁ。そして胸糞。 なぜゴッホの表紙なのかまだ謎。 でもところどころにゴッホの人生とリンクするような事がちりばめられてる気がする。 下巻はすぐ読んだ方が良さそうだな。
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下巻まで読み終わってからの感想。 主人公の葛藤、周囲の人々の迷いが伝わってくる作品。後半へ向けて、ミステリー要素強め。
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死んだ人間が3年の時を経て生き返り,自分の視点から過去の自分を客体化する.自らを客観視する方法として独自性が煌めく.状況の整理が上巻の役割で,本書の文学的テーマには至らないが,仕込みの匂いは感じられるので,上下巻に分冊せず一気通貫に読みたい.
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Kindleunlimitedで読みました。 謎が多くて上巻は一気に読んでしまった。ワクワクする展開。死の真相、というのがすごく気になりました。
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