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空白を満たしなさい(上巻) の商品レビュー

3.8

93件のお客様レビュー

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    17

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

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2025/05/21

自分は何故死んだのか?を探るミステリーな面もありつつ、哲学的側面もあって面白い。 どうやら「分人」という考え方を知っておくとより深く楽しめるらしい。 最後が「え?」ってなったので、下巻もそのまま読もう。

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2025/05/12

豊崎書評から。現代文学には違いないけど、作家名を知らずに読めば、これはSFですわな。”空白”って、そういう意味ね。ミステリ的趣向も凝らされていて、後半の展開もとても気になる。

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2025/04/27

前情報を入れずに読むので、上巻はミステリー展開でドキドキハラハラしながらも「でも平野啓一郎だぞ?そんなシンプルミステリーな訳ないよな?」と構えながら読みました。 予想通りでした。笑 ドーンは苦手で最後まで読めずでしたが、ある男、マチネの終わりにに続き、読み応えのある興味深い本で...

前情報を入れずに読むので、上巻はミステリー展開でドキドキハラハラしながらも「でも平野啓一郎だぞ?そんなシンプルミステリーな訳ないよな?」と構えながら読みました。 予想通りでした。笑 ドーンは苦手で最後まで読めずでしたが、ある男、マチネの終わりにに続き、読み応えのある興味深い本でした。

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2025/04/14

3/22 人が蘇るとか現実にはなさそうだけど、あったりするのか…?と思わせるようなリアリティある話で引き込まれた。

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2025/02/21

死んだ人が復生者として生き返って、自分は殺されたと思い込んで犯人探しして、いろいろと思ったのと違ったなていう。 どんよりと下巻へ続く

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2024/12/30

これは奇想天外でおもしろかった。 SF、ミステリー、ホラーがドッキング。ラストはなんかだカルトにも思える。感想は下巻を読んでから。

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2024/11/29

前半サスペンス要素強くどんどん読み進めたが、後半(下巻)ちょっと精神的な話がメインすぎてトーンダウンしてしまった。 小説そのものの感想ではないが、分人思考という考え方は納得。父親が死にそうになったとき、あぁ娘としてはもう生きられないんだな、と感覚的に思った。 友達にも、この人とい...

前半サスペンス要素強くどんどん読み進めたが、後半(下巻)ちょっと精神的な話がメインすぎてトーンダウンしてしまった。 小説そのものの感想ではないが、分人思考という考え方は納得。父親が死にそうになったとき、あぁ娘としてはもう生きられないんだな、と感覚的に思った。 友達にも、この人といると素直になれるという人がいる。 本当の自分というより、厳密に言えば関わる人の数だけ分人がいるということだ。 自分の価値観と自分が合致してると幸せ、みたいな文章がありなるほどと感じた。

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2024/10/17

他の作品と比べたら、すらすら読める。 分人主義を先に読んでおくと深く読めるかも。 ミステリー感は強めで下巻を読むのが楽しみ。 ※ハイライト 人の死は悲しいものだと、みんな当たり前のように考えている。しかし、「死」というそのたった一音が耳に触れただけで、スイッチでも入れたよう...

他の作品と比べたら、すらすら読める。 分人主義を先に読んでおくと深く読めるかも。 ミステリー感は強めで下巻を読むのが楽しみ。 ※ハイライト 人の死は悲しいものだと、みんな当たり前のように考えている。しかし、「死」というそのたった一音が耳に触れただけで、スイッチでも入れたように、人はそんなに簡単に悲しめるものだろうか?  そういう知人は、他にもたくさんいたはずである。ずっと会ってなかった昔馴染みにとって、「どこかにまだいる」ことと、「どこにももういない」こととは、一体、どう違うのだろう?  二度と会うことも、連絡することもない人は、死ぬ遥か以前から、実は死んでいるも同然なのではないだろうか?  ただその「死」という言葉を、聞くかどうかの違いだけで。……

Posted byブクログ

2024/10/12

第16回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「忘れる」で紹介された本です。チャンプ本。 2018.12.13

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2024/06/02

現実がわからなくなる。不思議な感覚だ。自分なら人間不信に陥るんじゃないかと思う。下巻の続きが気になる。ということは、そういうこと。

Posted byブクログ