ブルー・オーシャン戦略 新版 の商品レビュー

W.チャン・キム(著者),レネ・モボルニュ(著者),入山章栄(訳者)

2016/08/27

セールス&マーケティング型の事業を行うものにとって必読の一冊。従来型のマーケティング論とは一線を画す画期的な内容だった。

2016/07/30

旧版で発刊時にもてはやされたブルーオーシャンブランドの凋落。なぜ彼らがブルーオーシャンの罠に陥ったのか、が新版に加えられている。

永遠のブルーオーシャンなどは存在せず、自己進化を常に心掛けなければ、青い海はすぐに赤くなってしまう。

2016/06/04

売り手と買い手双方に利益をもたらすブルーオーシャン戦略について実例を挙げて分かりやすく解説している。特に陥りやすいレッドオーシャン的な考え方からの脱却のしかたはビジネスマンであれば頭に止めておくべき。

2016/05/29

初版も読んだけど新版が出たのを機に読み直してみた。
最初に読んだ時と同じ感想で、「ブルーオーシャンを開拓すべし」という概念はとても共感するんだけど、その度合いを測るためのツールがどれも定性的で、使い手の主観次第でどうとでも説明できてしまう。あやふやとしか思えない。

戦略キャンバスというフレームワークに、価値曲線を描く。アクション・マトリクス（4つのアクション）で、他と違う価値曲線を引き直す。

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MEMO：

45
競合他社に打ち勝つただ一つの方法は、相手を負かそうという試みをやめることなのだ。

46
レッド・オーシャンは今日の産業すべてを表す。かたやブルー・オーシャンとは、いまはまだ生まれていない市場、未知の市場空間すべてをさす。

58
バリュー・イノベーションを成し遂げれば、「価値とコストはトレードオフの関係にある」という、競争を前提とした戦略論の常識から解き放たれる。

69
ブルー・オーシャン戦略の8原則

2016/02/04

書きたいことはたくさんあるけれど。

NYPDの話は、ブルーオーシャン戦略なのかよくわからなかったけれど、一番面白く読みました。外的要因によるコストセンター業務が増えるときどうすべきか。あるいは、こういった大きな組織を一気に変えるための手法。でも、これだけの人間を動かして、リスクを取りたいという人はきっといないんだろうな。

2015/10/13

ブルーオーシャン戦略とは価値とコストの両面のイノベーションであり、単なるマーケティング戦略ではなく実行フェースまでのマイルストーンも含むものである。

2015/10/07

10年前にこの「ブルーオーシャン」が出版されて以来、いろいろな場面で「ブルーオーシャン」と言っている人を見た。本当にこの人は、「ブルーオーシャン」が分かっているのだろうか、あの本を読んだのだろうかと思っていた。今回、新版を改めて読んでみて、そんな自分も「ブルーオーシャン」のことをずいぶん忘れていたなと思った。10年ぶりの新版は、当時、言われていたブルーオーシャンブランドがどうなっているか、この10年間で出てきた日本のブルーオーシャン候補、ブルーオーシャンで陥りやすい間違いなどが加えられていて、旧版を読んだ人にもためになる。