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ロスジェネの逆襲 の商品レビュー

4.3

221件のお客様レビュー

  1. 5つ

    96

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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2024/08/31

半沢直樹シリーズの続編。読みやすくて分かりやすい展開で、4時間ほどで一気読みだった。 銀行子会社の証券会社に出向になった半沢が、企業買収案件で古巣の銀行と戦うストーリー。 銀行側のキャラクターが少し間抜けな感じだが、スキッとする面白い展開。こんな上司と働きたい。

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2024/07/28

今作は半沢がM&Aの舞台で躍動する M&Aを扱うということで金融用語やビジネス用語が多くなりがちで馴染みがない方には多少読みづらいところもあるかも。 ただ半沢の痛快な活躍は読んでいでやっぱり気持ちがいい。結末もスッキリする人が多いのではなかろうか。

Posted byブクログ

2024/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白くて一気に読みました。 「仕事とは自分の為ではなく、客のため、世の中の為にする。」自戒も兼ねて、胸に刻もうと思いました。 「自分の為」に仕事をして騙したり不正をしたりする人が痛い目を見る様は爽快です。 次作の銀行に戻った半沢直樹にも期待します。

Posted byブクログ

2024/06/20

今回の半沢直樹は、今までとは違った。 今回の、電脳雑技集団への融資は、もともと乗り気ではなかったし、それを東京中央銀行に取られたからと言って、どの道、買収は失敗しただろう。 その後、東京スパイラルと契約したのは、森山と瀬名の関係によるところが大きい。 東京セントラル証券で、地道に...

今回の半沢直樹は、今までとは違った。 今回の、電脳雑技集団への融資は、もともと乗り気ではなかったし、それを東京中央銀行に取られたからと言って、どの道、買収は失敗しただろう。 その後、東京スパイラルと契約したのは、森山と瀬名の関係によるところが大きい。 東京セントラル証券で、地道に自分の仕事をしていく中で、むしろ東京中央銀行が自滅していったようにも見える。 そういう点で、今までの、出世欲が絡んだようなところから、仕事そのものにやりがいを見出す、という心境に変化していった気がする。 それから、森山はロスジェネ世代として割を食ったと嘆いていたけど、ある程度の証券会社に正社員として就職している時点で、勝ち組負け組という論でいけば、勝ち組だと思うんだけど。

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2024/05/03

相変わらずハラハラするし、スカッとするし、半沢の言葉は響く。 今回は森山、瀬名もすごく良いキャラクターで、瀬名のいう「俺のいう勝ち組は、大企業のサラリーマンのことじゃなく、自分の仕事にプライドを持っているやつ」という言葉には共感したし、励まされる。

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2024/05/01

これまでの半沢直樹作品よりもすごい読み応えだった。 銀行と対立し、不利な条件からの逆転はとても爽快だった。ドラマを見ていてもなお楽しめる作品だった

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2024/03/31

私もロスジェネ世代だということに気づき、そうだったなぁと感慨深い思いが蘇ってきた。半沢の暑い台詞が心に響く。

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2024/03/13

 企業買収など一会社員には馴染みのないトピックも、こんなに面白く楽しんで読めるのは池井戸作品、中でも半沢シリーズブランドの力か。銀行にはこんな業務もあるのか、と遠い国の話でも読むような感覚で読了。  世代論は全年代に共通して蔓延る無意味なカテゴライズだと実感。隣の芝生症候群を助長...

 企業買収など一会社員には馴染みのないトピックも、こんなに面白く楽しんで読めるのは池井戸作品、中でも半沢シリーズブランドの力か。銀行にはこんな業務もあるのか、と遠い国の話でも読むような感覚で読了。  世代論は全年代に共通して蔓延る無意味なカテゴライズだと実感。隣の芝生症候群を助長させるものでしかない。どの世代でも自分たちの世代の不運を嘆くマイナスの意味での使用に終始しているイメージ。どの会社、どの職務に就ても自分の仕事に誇りを持ち、できることをする半沢の姿に眩しさを感じた。

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2024/03/10

3作目。バブル世代から、その次のロスジェネ世代が登場、そして主人公の半沢は銀行から証券子会社に出向。舞台がM&Aのせいか前2作に比べるとややディテールが甘い印象を受けたが、実務はこんなもんなんだろうか。もう1人の主人公とも言える森山の描き方が良くて、シリーズで一番爽やかな...

3作目。バブル世代から、その次のロスジェネ世代が登場、そして主人公の半沢は銀行から証券子会社に出向。舞台がM&Aのせいか前2作に比べるとややディテールが甘い印象を受けたが、実務はこんなもんなんだろうか。もう1人の主人公とも言える森山の描き方が良くて、シリーズで一番爽やかな作品。

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2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

半沢直樹シリーズ第3弾。テレビドラマで視聴していたのでイメージも湧きやすかった。にしてもこのシリーズは期待されても、その期待を裏切らないですね。 笑ったのが、半沢が伊佐山に対して放った「ゴミ扱いしているのではありません。ゴミだと申し上げているのです」 最後に心に響いた半沢氏の言葉「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、ひとは自分のためだけに仕事をするようになる。」 心に刻み仕事をしようと思った今日この頃です。

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