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ロスジェネの逆襲 の商品レビュー

4.3

221件のお客様レビュー

  1. 5つ

    96

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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2023/02/10

半沢直樹シリーズを一気読み。 再読ではあったが痛快な展開で面白かった。 これまでよりも小ネタ的な証券会社の裏事情が少なく感じたのでその辺も触れてくれればもっと引き込まれるのかも。 それでも内容と読み終えた満足感は十分。

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2023/01/13

いつものとおり、スッキリ痛快な展開。 今回は悪役側は悪いだけで、あまり裏に事情がなさそうなので、ドラマチックではない。 学生時代に仲が良かったからって、10何年振りに会って、自社の事情をすぐに共有するのはいかがなものか?てか再会してすぐにその話になったら警戒するけどねぇ。 ...

いつものとおり、スッキリ痛快な展開。 今回は悪役側は悪いだけで、あまり裏に事情がなさそうなので、ドラマチックではない。 学生時代に仲が良かったからって、10何年振りに会って、自社の事情をすぐに共有するのはいかがなものか?てか再会してすぐにその話になったら警戒するけどねぇ。 人事がすべてで、逆らえない的なのは、今の時代にはあまりそぐわないので、やはりひと昔前のサラリーマン小説のように感じてしまう。こんなに仕事できるならさっさと転職すればいいのに、って思ってしまうもん。そして半沢の愛社精神はやはり時代を反映しているなと感じてしまう。 サラリーマンにとっては、嫌な上司や取引先をギャフンといわせるスッキリ感はやはりエンターテイメントなんだな。

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2023/01/12

銀行対証券の企業買収勝負、とてもおもしろかったです。 池井戸潤さんの作品に詳しいわけではないですが、登場人物の家庭での様子や家族の描写があったら更におもしろそうだなと、個人的には思いました。 仕事と家庭というのは、生活していく中で難しいところですよね。 仕事に燃える各登場人物の家...

銀行対証券の企業買収勝負、とてもおもしろかったです。 池井戸潤さんの作品に詳しいわけではないですが、登場人物の家庭での様子や家族の描写があったら更におもしろそうだなと、個人的には思いました。 仕事と家庭というのは、生活していく中で難しいところですよね。 仕事に燃える各登場人物の家庭での様子が気になります。 ………まぁ、あんな仕事人間達の家庭を想像するとかわいそうになりますが。

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2022/12/12

半沢シリーズ三作目一気読み。面白いに決まってる。面白かった。池井戸潤さんは天才か? ロスジェネの逆襲ってタイトルがまたいいし、半沢もこの世には絶対存在しなさそうなアイコンだから夢与えてもらいつつ加えて悪をバシバシ裁く勇ましさが読者としては気持ちよすぎるのよね。この世では味わえない...

半沢シリーズ三作目一気読み。面白いに決まってる。面白かった。池井戸潤さんは天才か? ロスジェネの逆襲ってタイトルがまたいいし、半沢もこの世には絶対存在しなさそうなアイコンだから夢与えてもらいつつ加えて悪をバシバシ裁く勇ましさが読者としては気持ちよすぎるのよね。この世では味わえないヒーリング効果があるっていうか。 森下くんと瀬名くんの友情もお互いの運命とバックグラウンドがうまく絡み合ってストーリー展開されてくのも爽快。 花ちゃんの出番はあまりなかったですね。家庭の情報やお子さんの進学のこととか何もかかれてなく、家庭を省みる余裕のなさは切ないけれども。。

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2022/11/15

個人的には半沢直樹シリーズの中で一番好き! 企業買収の華々しさに読んでいるこっちまで興奮!どんな場所であっても信念を貫きプライドをもって仕事をする。半沢直樹イズムに刺激を受けました。

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2022/06/30

間違ってることをうやむやにせずきちんと正す。そういう基本的なことでも、俺たちは躊躇ってしまうから、半沢の行動には羨望を向け、正義のヒーローのようなカッコよさを感じてしまう。池井戸潤の本は大人向けの仮面ライダーのようで本当に面白い。

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2022/06/29

2022/6/29 読了 3作目。 まさに倍返し、暑苦しい男たちの戦いがずっと火花を散らせて行われていた。 次回作も期待。

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2022/06/07

半沢直樹シリーズを読むと、胸が熱くなる。 半沢は、組織や上司の理不尽に真正面から挑んでくれる。言いにくいことも、忖度とは無縁で、ど正論を言ってくれる。全ての不条理にやり返してくれる。 それは、現実的には、会社員である私たちがやりたくてもできないことだ。 憧れでもあり、所詮自分には...

半沢直樹シリーズを読むと、胸が熱くなる。 半沢は、組織や上司の理不尽に真正面から挑んでくれる。言いにくいことも、忖度とは無縁で、ど正論を言ってくれる。全ての不条理にやり返してくれる。 それは、現実的には、会社員である私たちがやりたくてもできないことだ。 憧れでもあり、所詮自分にはできないという諦めもある。 だからこそ、自分の代わりに、人生を賭して闘う半沢直樹を応援したくなる。 最初は銀行員だからと半沢を警戒していた森山も、一緒に働けたことは財産に値すると言っている。 ここまで挑戦的に立ち向かうことはできないけど、 不条理なことに一言いえる実力をつけたい。 奮い立たせてくれる作品です。

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2022/06/05

想像出来ない展開に、ドキドキしながら読み進んでいく。半沢直樹のようにスジを通した仕事は、凡人にはなかなか出来ないだけに、この小説を読むとスッキリする。

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2022/03/12

例の半沢直樹続編。 半沢直樹が子会社の東京セントラル証券に出向になって約2カ月。 同社を訪れた電脳雑伎集団の平山社長夫妻が、東京スパイラルを買収し、その上でアドバイザーになってもらいたいと申し入れてくる。 東京セントラル証券は業歴が浅く、大型買収のノウハウも持ち合わせていないた...

例の半沢直樹続編。 半沢直樹が子会社の東京セントラル証券に出向になって約2カ月。 同社を訪れた電脳雑伎集団の平山社長夫妻が、東京スパイラルを買収し、その上でアドバイザーになってもらいたいと申し入れてくる。 東京セントラル証券は業歴が浅く、大型買収のノウハウも持ち合わせていないため対応が甘く、 結果として対応の遅さに痺れを切らした平山から契約破棄を申し伝えられる。 その日の夜、同期の渡真利忍からの情報で、銀行の証券営業部が電脳と買収のアドバイザー契約を結んだことを知る。 対応の遅さは単なる口実に過ぎず、銀行がメインバンクの立場を利用して子会社の大仕事を“横取り”したという事実は 半沢の闘志に火をつけることに。。。 半沢シリーズの半沢シリーズらしい内容であり、非常に面白い。 例によって銀行内部の人事と半沢の「筋を通す」やり方が真っ向からぶつかって、 最終的には半沢の勝ち、という感じである。 読む前は題名にある『ロスジェネ』が鼻につくのかと思ったが、全くそんなことは無く。 むしろ世代など関係なく、自分の信じる道を行くべきであるっていう雰囲気である。 今回の敵役は伊佐山証券営業部長や三笠副頭取。正直それ程強くなさそうである。 特に今回のクライマックスでは、半沢の選択が圧倒的に正しいため 副頭取にもどうにもできないという。 一点気掛かりなのは、渡真利の情報収集能力の異常な高さと 池井戸潤の小説が毎回同じような展開である部分。 前者はともかくとして、後者は現代版の水戸黄門だと思えば良いのか。

Posted byブクログ