生還者 の商品レビュー
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2017.1.26 読了 面白かったです。 出だしは少しテンポが悪く感じましたが、中盤からは一気に読み進みました。ヒマラヤの情景や謎がどんどん深まっていく様などとても良く描けています。 とても上手な書き手だと思います。 でも、乱歩賞受賞作のときも感じたのですが、下村さんはとても上手で素晴らしいのですが、何か熱を感じない、書くことに対しての情熱は感じるのですが、書くものに対する想いが伝わって来ないんですよね。 これから、また素晴らしい作品を読みたいと思います。
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1981年生まれ下村敦史さん、初読み作家さんです。「生還者」、2015.7発行。山岳ミステリーは、30~40代の頃、梓林太郎さんや太田蘭三さんの作品を沢山読みましたが、「生還者」、なかなか読み応えのある作品でした。遭難というアクシデントに遭遇したときの山を愛する男女の思い、ザイル...
1981年生まれ下村敦史さん、初読み作家さんです。「生還者」、2015.7発行。山岳ミステリーは、30~40代の頃、梓林太郎さんや太田蘭三さんの作品を沢山読みましたが、「生還者」、なかなか読み応えのある作品でした。遭難というアクシデントに遭遇したときの山を愛する男女の思い、ザイル1本でお互いの命を支え合う信頼の気持ち、山に登る者は善人だけで悪人はいないのか・・・、様々なテーマを提示しながら感動のラストに。「一緒に山に登れば、立派な登山家かどうかはすぐわかる」
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9月-4。3.5点。 ヒマラヤの山で、兄が遭難死。同じパーティーに生存者が、ふたり。食い違う証言、兄に殺害された疑いが。 真実を求め、雑誌記者と弟が調査する。 結構面白い。二重のどんでん返しな感じ。 登山知識も、あまりなく読める。
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エベレスト、K2に次ぐ世界第三位の高さを誇る山で雪崩に遭遇した登山者が奇跡の生還。彼が語った美談を、その後に新たに救助された人物が否定する。真実はどうだったのか…? 登山について知識がなくても、どういう点が重要でどこが謎なのか分かるし、真相に震撼する。
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山岳ミステリーなんだけどなぁ 登場人物のイメージがつかめない。痩せてるのか太っているのか、何歳くらいでってなイメージが入ってこない。書いてくれてはいるんだけど入ってこないのはなぜだろう。ただ美人とだけ書いてもイメージが残らない。なんかそこにひと押しいるんだけど、それが足りない...
山岳ミステリーなんだけどなぁ 登場人物のイメージがつかめない。痩せてるのか太っているのか、何歳くらいでってなイメージが入ってこない。書いてくれてはいるんだけど入ってこないのはなぜだろう。ただ美人とだけ書いてもイメージが残らない。なんかそこにひと押しいるんだけど、それが足りないのかな。平坦な感じ。仕方ないかなぁ。 もちろんストーリーは、山岳ものに必須となる解説を上手に織り込みながらテンポ良く進むので、一気読みだった。とても読みやすく、わかりやすいストーリーだ。しかし、おもしろくはない。エピローグも余分だし、真相もなんとなくそうかなぁって程度かな。どうしてかなぁ。過去の事故の真実があまりスッキリしないからだろうなぁ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
面白くないわけではないのですが、なんかひっかかる感じですね。全体を通して、そもそも登山の動機がそんなものなのか?特に最後のタネ明かしが、遭難した山の中でそうなのか?と考えてしまうので。ひねったけど、ひねりきれなかったように感じられました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
以前読んだ二冊が面白かったので読んで見ましたが、期待を裏切らない、読み応えある本でした。 山には登らないけど、山に登る人たちの崇高さを信じている方なので真相(であろう)がわかった時にはとても安堵しました。人間関係的にも後味の良い結果だったのでそれもまた良かったです。次はどんなものを書いてくれるのかまた楽しみです。
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巨大な氷の棺。凍てついたサバイバーの心。山ボーイミーツ山ガール。 山を登れば何でも解決。真実を求めるなら山を登れ!いいからとにかく山を登れ!!
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初めましての作家さん。 フォローさせていただいているお友達のレビューで、ぜひ読んでみたいと思っていた本。 「BOOK」データーべすより ヒマラヤ山脈東部のカンチェンジュンガで大規模な雪崩が発生、4年前に登山をやめたはずの兄が34歳の若さで命を落とした。同じ山岳部出身の増田直志は...
初めましての作家さん。 フォローさせていただいているお友達のレビューで、ぜひ読んでみたいと思っていた本。 「BOOK」データーべすより ヒマラヤ山脈東部のカンチェンジュンガで大規模な雪崩が発生、4年前に登山をやめたはずの兄が34歳の若さで命を落とした。同じ山岳部出身の増田直志は、兄の遺品のザイルが何者かによって切断されていたことに気付く。兄は事故死ではなく何者かによって殺されたのか―?相次いで二人の男が奇跡の生還を果たすが、全く逆の証言をする。どちらの生還者が真実を語っているのか?兄の死の真相を突き止めるため、増田は高峰に隠された謎に挑む!新乱歩賞作家、3作目の山岳ミステリー! 登山やトレッキングには全く興味がないのですが… 一気読みでした! 山の事故で生還するということ… 自分で自分が許せず、罪の意識に押しつぶされてしまいそう… サイバーズ・ギルトという言葉、初めて知りました。
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乱歩賞受賞作以後、2作目。 書評を読んで借りる。 終わってみれば、美月との出会いシーンのベタっぷりや、 終盤の偶然や最終盤の後味など、ツッコミどころはあるものの、二転三転する展開には引き込まれ、あっという間に読み切った。 ミステリー小説ならではの逃避感は結構嫌いじゃない。 ツ...
乱歩賞受賞作以後、2作目。 書評を読んで借りる。 終わってみれば、美月との出会いシーンのベタっぷりや、 終盤の偶然や最終盤の後味など、ツッコミどころはあるものの、二転三転する展開には引き込まれ、あっという間に読み切った。 ミステリー小説ならではの逃避感は結構嫌いじゃない。 ツッコミ満載だから面白いのかもって割り切るべき。 他のも読んでみたい。
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