鬼談百景 の商品レビュー
大好きな小野不由美さんのこれまた大好きな怪談話なのですが、ややインパクトに欠けました。実話を元に書いているはずなんですが、なんか作り話っぽく感じてしまって不完全燃焼です。
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怖い話好きで多くのこの手の本を読んできたがこれはすこぶるゾクッとくる話が多かった。 想像を刺激されて読書してない時もゾクゾク感が持続、すごい。 大満足。
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学校に建つ男女の生徒を象った銅像。その切り落とされた指先が指し示す先は…。「未来へ」をはじめ、掌編の名手・小野不由美による恐怖の99話を収録。虚実相なかばする怪談文芸の頂点。 1話2~3ページの超短編が99話、通勤電車で読むのにはもってこいのサイズ。作者の豊かな才能は十分感じる...
学校に建つ男女の生徒を象った銅像。その切り落とされた指先が指し示す先は…。「未来へ」をはじめ、掌編の名手・小野不由美による恐怖の99話を収録。虚実相なかばする怪談文芸の頂点。 1話2~3ページの超短編が99話、通勤電車で読むのにはもってこいのサイズ。作者の豊かな才能は十分感じるけれど、やはり各話が短すぎてややもの足りなかったせいか、それほど印象に残る話はなかった。 (C)
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こわい、こわい。学校が舞台のお話が多いから、自分がもう大人で、学校に行くことがないということがとてもうれしい。
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ほんのり怖い。 高校時代の読書熱。 大学時代の読書熱。(というか、専攻が現代文学ミステリだわ) 3年前の読書熱。 一貫してミステリばかりを手に取って来たけど。 幽霊より、やっぱり人の怖さが好き。
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面白かった!怖い話だけじゃなくて、何となく不思議な感じを残す話や、ぽかーんって感じの話まで。そのぽかーんとした読後感が自分好みでした。
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作者の元に集まった体験談をベースに作られた九十九話からなる怪談集。どうやらこの本から『残穢』に繋がり百話になるらしい。長くても数ページ、短いものは数行からなる話が淡々と続く。怖い話から不思議な話、奇妙でモヤモヤ感の残る話まで多彩である。僕はこういう話は特に怖いとも思わない。寧ろ、...
作者の元に集まった体験談をベースに作られた九十九話からなる怪談集。どうやらこの本から『残穢』に繋がり百話になるらしい。長くても数ページ、短いものは数行からなる話が淡々と続く。怖い話から不思議な話、奇妙でモヤモヤ感の残る話まで多彩である。僕はこういう話は特に怖いとも思わない。寧ろ、怪談に於ける話の構成の纏まりが好きで稲川淳二の怪談ライブにも行くぐらいなのだ。ライブでも彼はよく語っているのだが怪談って本当に奥深い。その稲川氏が本作で解説をしている。非常に素晴らしい解説だ。
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百物語ならぬ九十九話の怪談集。 百物語とは、百話語り終えると本物の怪が現れるというもの。 ゾクッとするもの、ほんわかした優しい気分になるもの、ハラハラするものなど、バラエティーに富んでいて飽きずに読み終えました。 作品もさることながら、稲川淳二氏の解説が秀逸。
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2015.10.11 ホラー小説や実話怪談が大好きなので、図書館で借りて読んだにもかかわらずもう一度読みたくなり文庫版を購入。 ほのぼのとする話、不思議な話、背中の後ろがゾクゾクするような話… なかでも好きな話(怖いと思った話)は、 雨女 密閉 空きチャンネル でした。 ...
2015.10.11 ホラー小説や実話怪談が大好きなので、図書館で借りて読んだにもかかわらずもう一度読みたくなり文庫版を購入。 ほのぼのとする話、不思議な話、背中の後ろがゾクゾクするような話… なかでも好きな話(怖いと思った話)は、 雨女 密閉 空きチャンネル でした。 この作品は、温度というか淡々と語られる感じが「新耳袋」にそっくりで、新耳袋ファンのわたしにとってはたまらない怪談集でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
怖かった…… 短い怪談が九十九話。これ百個語ったらあかんやつだっけ? 「残穢」に寄れば、この怪談、読者から集まったものをまとめたものってことになるんだと思う。いくつかは「残穢」にも絡んでくる話とかありました。間を空けずに読むか、逆にこっちから先に読んだ方がより面白かったかもしれない。 こっちの話はほんと正統派の怖い話。鳥肌が止まらんかったわ。
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