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ジャイロスコープ の商品レビュー

3.4

430件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

    214

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

    4

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2021/04/26

色んな短編が詰まってた。え?なにこれってやつもあれば、あーいいね好きですってやつも色んな話がありました。

Posted byブクログ

2021/04/12
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伊坂幸太郎先生の本2冊目! 短編集やけどそのそれぞれの話がちょっとずつ繋がってて、伏線回収もちゃんとされる。面白かった。最初あんまりハマらんかったけど後半に行くにつれてどんどんハマって行った。特に好きやったのは「彗星さんたち」。新幹線の清掃の人たちのお話。心温まる系だった。あとギアは世界観が独特すぎて結末が気になった。変なセミンゴとかいう生き物に襲われる人間たちの話。

Posted byブクログ

2021/03/28

サクサクと読める短編集なことはそうなんだけど、その中でもしっかり伏線回収ができていて、どこまでも伊坂幸太郎せんせには敵わないなぁと感じた作品。特にサンタさんの話がすき〜

Posted byブクログ

2021/03/21
  • ネタバレ

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伊坂さんの2冊目。 短編のお買い得パックのような、ところどころひねりの効いた面白さが散りばめられていてあっという間に読了。 「ギア」が特に良かった。 次第に明らかになる現状と全く合ってない思考の乗車メンバー。フィクションとはいえ、今を風刺していて、色々考えさせられる。 世の中って実はこうなのかもしれない。 何者かに知らず知らずに侵食され、危機的状況にあるのに自分だけはそんなことはないと、隣の芝生を眺めているかのような態度。 気付くのが遅かったがために、得体の知れないものに食われるだろう顛末とならないよう、今何をするべきなんだろうか、と。

Posted byブクログ

2021/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻末の伊坂幸太郎さん本人によるインタビューでも語っていますが、自分の読者が求めているであろう、「伏線とその回収」「変わった登場人物」「楽しい会話」といったものが全部嫌になった時期に書いた短編集。 この一つ前に読んだ「あるキング」もまさにその時書いた作品でしたが、短編集という事でこっちの方はなかなか良かった☆伊坂幸太郎さんの作品にしては珍しく、最後の2作以外はまあまあ読みにくい話ですが(笑)、読み終わった後にもう一度読み返してみたくなる仕掛けはさすが!!また、本が出版されたりしていろいろと有名になる前に伊坂幸太郎さんが取材した新幹線清掃の会社TESSEIさんを題材にした感じの話「彗星さんたち」はものすごく良かったです♪この話だけでも読む価値ありですし、伊坂幸太郎さんがちょっと苦手な人も意外と本作なら楽しめるかも??

Posted byブクログ

2021/02/13

この作家に求めるのは、想定外のプロットだけといってよい(あくまで自分にとって)。この短編集では想定できた結果だったりもしたので、星3つ。

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2021/02/07

「if」、「浜田青年」、「一人では」のどんでん返し、後半の加速してからの展開が好き。 「二月下旬から三月上旬」の坂本ジョンたちは、一体何者だったんだろう。イマジナリーフレンドとは別なのかな。

Posted byブクログ

2021/01/24
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セミンゴがでてくる話は頭が混乱してしまい合わない感じがして、断念しようかなとしたほど。だけど、何故か言葉が残ってクセになる。  私的には「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」が好みでした。特に「if」は過去の失敗をやり直したい楔みたいなものから解放されていくような様が響きましたね。

Posted byブクログ

2021/01/05

広義でのミステリーか。「死神の精度」のときはちょっと面白いかなと思ったが、他の作品を読むにつれ違和感が募ってきた。久しぶりに読んでみたが、やっぱりだめだあ。私とは合わないみたいだ。会話も行動も台本を棒読みしてロボットのように演技しているみたいに思えてくる。どこか知らない星のエイリ...

広義でのミステリーか。「死神の精度」のときはちょっと面白いかなと思ったが、他の作品を読むにつれ違和感が募ってきた。久しぶりに読んでみたが、やっぱりだめだあ。私とは合わないみたいだ。会話も行動も台本を棒読みしてロボットのように演技しているみたいに思えてくる。どこか知らない星のエイリアンが登場人物のようだ。勝手にやってろという感じか。

Posted byブクログ

2020/12/27

第1回紅白本合戦の「男性に売れた本 第1位」オビ巻き。短編7話収録、そのうち「後ろの声がうるさい」は文庫書下ろしとのこと。 ‘個性豊かな短編小説集’を称するタイトル通り、短編ながら印象深い作品が並ぶ。 なかでも強烈に好きなのは「ギア」。セミンゴって響きがずっと忘れられない。し...

第1回紅白本合戦の「男性に売れた本 第1位」オビ巻き。短編7話収録、そのうち「後ろの声がうるさい」は文庫書下ろしとのこと。 ‘個性豊かな短編小説集’を称するタイトル通り、短編ながら印象深い作品が並ぶ。 なかでも強烈に好きなのは「ギア」。セミンゴって響きがずっと忘れられない。しかし最後の一行の「ここ」って誰の、どこからの視点なんだろう。 「一人では無理がある」も最後にパチっとはまる感じが好き。 1刷 2020.12.27

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