バケモノの子 の商品レビュー

細田守(著者)

2015/09/11

母親を交通事故で失くした孤独な少年 ”蓮” はあるきっかけを通してはバケモノの住む街 ”渋天街” にたどり着き
バケモノの ”熊徹” に弟子入りし、”九太” と名づけられ、共に成長していく。

似たもの同士の２人はいつもぶつかりあってばかりだったが、いつしか２人の間に奇妙な絆が芽生え始め
父と子のような存在になる。

人間誰しも心に闇を持つもの。
九太の心にも闇があった。
けれど、熊徹が九太の”胸の中の剣”になり、闇に打ち勝つ強い心を教えてくれた。

血がつながっているから家族なんじゃない。過ごした時間を共有し、大事な存在として思いあっている関係こそ家族なのだと私は思いました。

この本は、
九太と熊徹の人種を超えた親子の成長物語です。

2015/09/06

細田監督自身が書いた原作本。

映画は観ていませんが、映像が浮かぶような内容でした。

小説としては、重厚感とか無いです。

しかし、アニメーション映画の原作らしいテンポで読めたし、映像でも観てみたいストーリーでした。

（以上、ブログ全文です。）

ブログはコチラ
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4929605.html

2015/09/05

やっぱり細田守監督作品は最高…
映画見て即買いに行きました( ^ω^ )
読んだ後、映画2回目行ってバケモノの子展にも行ってきました！（≧∇≦）

2015/08/28

映画鑑賞後に購入し、読了。

親戚に引き取られる時の蓮の心境など、映像を見るだけでは十分理解できなかった細かな部分が文章を読むことで補足された。蓮の一人称で書かれている部分もあるので理解や共感がしやすかった。

読みやすいしテンポもいいのだけれど、映像あってこその小説といった印象。文章にするとバケモノたちがどこか窮屈そうに感じた。

2015/08/21

どこにも居場所がなくなった蓮が、
人間界と密接にリンクするバケモノ界へ彷徨い込んだ。
そこで熊徹に弟子入りし、成長していく彼の物語。

映画を見ていなくても、
読めば溢れるほどの色彩が飛び込んでくる。
華やかさと孤独の対極が、作中に常に漂っている。
弱さとは、強さとは、一体何でそれを私たちは推し量るのか？

誰かを想う熱い気持ちや、そこに生まれる人種を超えた絆。
傷ついても、傷つけられても、自分が大切な心棒は失わない心。
そういうのを忘れずに持ち続けたいな。

2015/08/19

映画を先に観たので
本を読みながら映画のシーンを思い出しながら
読み勧めることができました

それぞれの登場人物の視点で
物語が語られる部分が
文庫版のいいところかな～
って感じだね

なんとなく
ぶっとんだ人物のベストキッド
を思い出すような話しでした～

映画を観て
チコの存在が気になっていたけど
本を読んでやっぱりそうなんだ
っていうのが解りましたね。

文庫も映画もそれぞれ良いところがありました。

2015/08/19

映画を観た後で読みました。小説というよりは、「何がどこにあって、誰がどんな風に動いて…」という場面の「説明」なので、文章だけで話に入り込むのは難しいと思います。小説家ではないので仕方ないですがね。映像が頭にあるうちに読むのがベスト！
映画だけでは語られなかった部分が補完される…かも？

2015/07/31

最後の読みが電車の中でやばかった…
今自分が何でどこを向かっているのか悩んでる人に
読んでもらいたい。

2015/07/29

世界観や設定は好きだし、読みやすかったけど、きっと映像で観た方が楽しめるんだろうなぁと思いました。
良い話ですけどね。

2015/07/25

映画で泣いてから読んだら泣いたところでまた泣いてしまう。

ので、電車…公共の場で読めませんf^_^;