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光圀伝(上) の商品レビュー

4.1

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

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2024/11/03

自分には難しかった。 特に主人公が僧などと論じる部分の描写は待ったくわからなかった 歴史があまりわかってない自分は光圀の功績がもともとあまり知らない ひたすら頭が良い描写が多いのだが 後半の「義だ」あたりの一連のやり取りの アウトプットがない 内向的な独りよがりの厨二病のよう...

自分には難しかった。 特に主人公が僧などと論じる部分の描写は待ったくわからなかった 歴史があまりわかってない自分は光圀の功績がもともとあまり知らない ひたすら頭が良い描写が多いのだが 後半の「義だ」あたりの一連のやり取りの アウトプットがない 内向的な独りよがりの厨二病のような対応に 「それ本当に頭良いですか?」と疑問に思うし 自分が頭が悪いからだと思うが 出生の秘密も 「だから?」って感じで よく言えば 歴史上の英雄が 人間臭いだが 個人的には 面白さがわからなかった

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2024/10/10

天地明察のスピンオフみたいなかんじかなあと思いながら読んだせいもあるけど、最初はとっつきにくくて、うーん…ってなって、読み切るのに時間がかかってしまったけど、途中からどんどん面白くなってきた。やっぱ水戸黄門というイメージでしかないからすごく新鮮で面白い。光圀、いま現代にいてもめち...

天地明察のスピンオフみたいなかんじかなあと思いながら読んだせいもあるけど、最初はとっつきにくくて、うーん…ってなって、読み切るのに時間がかかってしまったけど、途中からどんどん面白くなってきた。やっぱ水戸黄門というイメージでしかないからすごく新鮮で面白い。光圀、いま現代にいてもめちゃくちゃモテるだろうなあ笑 あと光圀と読耕斎との関係性があまりにも最高すぎる、、、こんなのみんな好きでしょ。

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2024/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013年(第10回)。10位。 時代小説は苦手だなぁ、と思って読んでみたら、おもしろい。ドラマ水戸黄門ってなんなんだろう。全然違うのだけれど、こちらの方が史実に忠実なんだろうなぁ。 誰かを殺したらしい。誰?何故? まずは回想。 光圀の少年時代。母譲りの美貌と父譲りのガチ身体。三男なのになぜか世子なのを何故なんだ、と悩んでる。詩が好きで、仏教より儒教、義をなさんとする。これは義か?と尋ね、即答してくれる友。こんな悪事してきたが義をなしたい、と吐露して、寄り添ってくれる妻。幸せの絶頂だが、まだ上巻。誰を殺したのかわかってないしw 次が楽しみ

Posted byブクログ

2024/09/10

水戸徳川光圀の物語 以下、上巻の公式のあらすじ -------------------- 泰平の世を駆け抜けた熱き“虎”、水戸光圀。 なぜこの世に歴史が必要なのか――。本屋大賞受賞『天地明察』と対を為す、大河歴史小説! 「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢...

水戸徳川光圀の物語 以下、上巻の公式のあらすじ -------------------- 泰平の世を駆け抜けた熱き“虎”、水戸光圀。 なぜこの世に歴史が必要なのか――。本屋大賞受賞『天地明察』と対を為す、大河歴史小説! 「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。 父・頼房の過酷な“試練”と対峙し、優れた兄・頼重を差し置いて世継ぎに選ばれたことに悩む幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れる中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて文事の魅力に取り憑かれた光圀は、学を競う朋友を得て、詩の天下を目指す――。 誰も見たことのない“水戸黄門”伝、開幕。 -------------------- 冒頭で水戸家の大老を誅殺するところから始まり 自らの手記と幼年期の回顧で描かれる 島原の乱は最近 飯嶋和一の「出星前夜」を読んだばかりなので 江戸表ではこんな認識だったのかと感慨深い 他にも、宮本武蔵や沢庵和尚とも出会ってるし 林羅山という、京極夏彦を読んでいると自然に出てくる名前の色々が知れて嬉しい 詳細な感想は下巻の方で

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2023/05/31

げきあつ~! 冲方さんの文章ってすごく「熱」を感じるの不思議! 一文が短くて感覚表現が多いからかな~

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2023/04/02

私が今まで知っていた光圀は強くイメージづけられたものだった。光圀だって若いときはある。小説ということを考慮した上でも、光圀の苦悩が伝わってきて親近感がわいた。 義とは何か。不義の世子が見出した大義。しかし義を貫こうとすると考に背くというジレンマ。もっとも本質を突いて生きていたの...

私が今まで知っていた光圀は強くイメージづけられたものだった。光圀だって若いときはある。小説ということを考慮した上でも、光圀の苦悩が伝わってきて親近感がわいた。 義とは何か。不義の世子が見出した大義。しかし義を貫こうとすると考に背くというジレンマ。もっとも本質を突いて生きていたのは光圀に嫁いだ泰姫だったように感じる。自分に正直に生きる泰姫でありながら、光圀の嫁として生きる覚悟をもっていたのは本気でカッコイイし、現代に生きる私からしても憧れるほど理想的な姿だった。 下巻で光圀はどう生きるのだろうか。詩歌で天下をとると鼻息荒く叫んでいた光圀が次期水戸藩主として人民のことを考え出すようになっていた。未熟な人生観が熟してくるのを読書を通じて感じられる。

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2022/11/24

とても穏やかな印象がある水戸光圀が、若い頃は信念を持った傾奇者だったというところが面白い。 下巻に続く。

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2022/05/13

天地明察に続けて手に取った冲方丁作品。 テレビドラマのおじいさんのイメージしかなかった水戸光圀の幼少期から青年期までの悩みながらがむしゃらに生きてる光圀が描かれている上編はとても新鮮だった。 兄上の優しく包み込んでくれるような人柄が大好きでした。500ページ超えの大作だが、夢中で...

天地明察に続けて手に取った冲方丁作品。 テレビドラマのおじいさんのイメージしかなかった水戸光圀の幼少期から青年期までの悩みながらがむしゃらに生きてる光圀が描かれている上編はとても新鮮だった。 兄上の優しく包み込んでくれるような人柄が大好きでした。500ページ超えの大作だが、夢中で読めた。

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2021/11/12

知らなかった水戸黄門伝。若き日の光圀の心の声を読んでるよう。読耕斎との憎たらしいやりとりがたまらなくて、羨ましい。

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2021/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

水戸黄門はテレビで見るイメージしかなかったが、印象が大きく変わったのが同著者の「天地明察」から。ここから水戸光圀に対して興味を抱き、そして本日読了! 歴史の教科書を読むよりも頭にすんなり入る。歴史上のこの人物もあの人物も、(当然だけど)皆人格を持った一個人で、様々な立場の中葛藤を持ち生きていた。同じ人間なんだと当たり前のことをしみじみ思った。 それにしても水戸頼房ときて子、光圀。すごい親子。

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