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光圀伝(上) の商品レビュー

4.1

62件のお客様レビュー

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2016/07/15

やっぱり面白い!泰姫のところはまたまた3回読んじゃったし(^_^;)でも読むたびに理解が深まる感じ。

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2016/07/15

冲方版“水戸光圀”一代記。 ―― http://bookmeter.com/b/4041020484

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2016/06/22

文体のリズムが悪いのか、説明がなにかにつけ長すぎるのか、読むのがなかなか先に進まない。特に序盤の幼少期はしんどく間に別の本を何冊か挟み、何度か読むのを再開し、青年期に文事に傾倒するあたりからスラスラ進むようになりました。 終始説明文気味の長ったらしい文章は別として、全体的なスト...

文体のリズムが悪いのか、説明がなにかにつけ長すぎるのか、読むのがなかなか先に進まない。特に序盤の幼少期はしんどく間に別の本を何冊か挟み、何度か読むのを再開し、青年期に文事に傾倒するあたりからスラスラ進むようになりました。 終始説明文気味の長ったらしい文章は別として、全体的なストーリーや人物描写は面白いです。

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2016/05/16

黄門さまって、優しく穏やかな人ってイメージだったので、幼少期の黄門さまにビックリした。 己の存在を誇示する姿が、あまりにも可愛げが無くて・・・・ ちょっと嫌いになってしまった。 逆に、兄の松平頼重がとってもいい人で、こっちの方が黄門様っぽいのでは?と(笑) 前半は黄門さまの嫌...

黄門さまって、優しく穏やかな人ってイメージだったので、幼少期の黄門さまにビックリした。 己の存在を誇示する姿が、あまりにも可愛げが無くて・・・・ ちょっと嫌いになってしまった。 逆に、兄の松平頼重がとってもいい人で、こっちの方が黄門様っぽいのでは?と(笑) 前半は黄門さまの嫌な部分ばかりが出ていて、なかなか読み進められず、読むのを断念しようかと思ったが、読耕斎が出てくるあたりから、ちょっと面白くなってくる。 光圀の義は成就するのか・・・・下巻が楽しみ!

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2016/05/09

晩年の「水戸黄門」こと、水戸光圀の生涯を描く。間違っても、時代劇のかか笑いの老人のお話ではない。 徳川家康の孫という武門の家に生まれ、並外れた肉体的能力をを持ちながら、既に戦場はなく、持て余す才能を、文化活動にぶつけた物語。 「詩で天下を取る」と、書を読み、学友と議論する日々...

晩年の「水戸黄門」こと、水戸光圀の生涯を描く。間違っても、時代劇のかか笑いの老人のお話ではない。 徳川家康の孫という武門の家に生まれ、並外れた肉体的能力をを持ちながら、既に戦場はなく、持て余す才能を、文化活動にぶつけた物語。 「詩で天下を取る」と、書を読み、学友と議論する日々の描写は、もはや功を成す戦場を奪われた武士たちの新たな戦いの場所が、文化活動になっていったのだと感じられた。

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2016/03/02

「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。父・頼房の過酷な“試練”と対峙し、優れた兄・頼重を差し置いて世継ぎに選ばれたことに悩む幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れる中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やが...

「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。父・頼房の過酷な“試練”と対峙し、優れた兄・頼重を差し置いて世継ぎに選ばれたことに悩む幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れる中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて文事の魅力に取り憑かれた光圀は、学を競う朋友を得て、詩の天下を目指す――。 ずっと読みたいと思いつつ文庫化してからも手を出しそびれていた作品。やっぱり著者の歴史ものが好き。遠い時代の話なのにすごくリアルに感じる。どこまで史実にもとづいているのかは分からないが、こんな光圀いいなと思う。ただ自分の力を、強さを分かっているだけでなく「義」のために行動するためにあらゆる努力を積む姿はかっこいいなと思う。結婚相手の姫も面白いキャラでわりとぐいぐいいく光圀の場面に比べて彼女がいるとふわっとしたやわらかい感じになる。よき理解者となりそうですね。冒頭の衝撃的なシーンにどうつながっていくのか、下巻も楽しみ。

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2016/02/26

いやいや、こりゃ面白い! あの印籠持って諸国を巡るおじいちゃんの若かりし時の話。 戦国の世が終わった後、新しい価値観を見いだす為にもがく主人公、脇を固める様々な達人たち。 下巻も楽しみです。

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2016/02/21

「水戸黄門」のイメージが一気に瓦解する超大作。政・武術・詩歌・礼節と、とんでもない質と量に裏打ちされた文章に、ただただ度肝を抜かれました。この重厚感と迫力が最後まで貫かれるのか、下巻に期待です。

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2016/01/09

おもしろ〜ぃ! 作中で山鹿素行が言ってます。 「あなたは、私の知る限り、最高の人たらしですよ。」 と。 私も完全にたらし込められましたw 2015年に世間を騒がせてしまった著者ですが、それと作品とは全く別もの。 素晴らしい人物伝です! 下巻が楽しみだぁ。 では、いってきまーす。

Posted byブクログ

2015/12/13

光圀の性格設定にやや無理を感じる。記述も冗長。上下巻もいるか?やや不安を抱えながら下巻を読んでみる。

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