国境のない生き方 の商品レビュー
オーディブルで聴いていたけれど、挫折。 最近疲れていたからか、面白いと思えなかった。 14歳でヨーロッパ一人旅とか、エピソード的に面白そうで聴いてみたい話ばかりだと思ったけれど、なぜかつまらなかった。面白い系のエッセイではない。 途中までしか聴いていないけど、お母様が良い意味で変...
オーディブルで聴いていたけれど、挫折。 最近疲れていたからか、面白いと思えなかった。 14歳でヨーロッパ一人旅とか、エピソード的に面白そうで聴いてみたい話ばかりだと思ったけれど、なぜかつまらなかった。面白い系のエッセイではない。 途中までしか聴いていないけど、お母様が良い意味で変わっていて、素晴らしいなと思った。真似できるような感じではないけど。
Posted by
幼い頃から自然に触れ、世界を見てきたヤマザキマリさん。 「失敗が増えれば増えるほど自分の辞書のボキャブラリーが増えるわけですから、「やっちまった」 「しまった」と思って、またやり直しっていうのは、 死ぬまでやっていいと思うんです。」 「失敗は気がつけば経験になっている」という...
幼い頃から自然に触れ、世界を見てきたヤマザキマリさん。 「失敗が増えれば増えるほど自分の辞書のボキャブラリーが増えるわけですから、「やっちまった」 「しまった」と思って、またやり直しっていうのは、 死ぬまでやっていいと思うんです。」 「失敗は気がつけば経験になっている」というようなことに、ものすごく響いた。後の、視点を世界で見てみようと言うメッセージも相まって、失敗してみたくなった。生きることに集中したくなった。 「その時、その時、できることをやればいいんだから。大丈夫、絶対になんとかなる」というのは、うちの母の口癖なのですが、ああ、本当にそうだなあって。」 三島由紀夫の、命をかけた文学に魅入られたらしく、挑戦してみたい。 一度韓国へ出てみた時の、日本を俯瞰的に見るようになった感覚を、言語化&応援してくれたような気がした。
Posted by
#55奈良県立図書情報館ビブリオバトル「エッセイ」で紹介された本です。チャンプ本。 2015.6.21 https://m.facebook.com/events/703245746465323/
Posted by
ヤマザキマリさんのお母さんみたいに、私もひとりのはしゃぐ人間であり続けたい。 感動できるという感情があることが有り難い。 「他人の目なんて気にしなくて良い。 他人の目にうつる自分は自分ではない。」 可愛い子には旅をさせよで、自分の子どもにも様々な体験をさせてあげたい。 途中で紹介...
ヤマザキマリさんのお母さんみたいに、私もひとりのはしゃぐ人間であり続けたい。 感動できるという感情があることが有り難い。 「他人の目なんて気にしなくて良い。 他人の目にうつる自分は自分ではない。」 可愛い子には旅をさせよで、自分の子どもにも様々な体験をさせてあげたい。 途中で紹介される小説もとても面白そうで、読みたいと思った。
Posted by
著者をはじめ、登場人物のバイタリティが高く、 苦境にも負けず人生を切り開いていく様がすごいなぁ~と思いながら読んでた。 ベネチア旅行のお供に持っていって、視野を広げさせてもらった気がする!
Posted by
「テルマエ・ロマエ」の作者、ヤマザキマリさんの自伝的エッセイかな? 少女時代から世界中を旅したり、暮らしたり、またその時々で読んだ本の思い出と共に紹介されています。 紹介された本は読んだことあるけど、あまり好きではない本もありましたが、マリさんの生き方や物の考え方が好きだなぁ...
「テルマエ・ロマエ」の作者、ヤマザキマリさんの自伝的エッセイかな? 少女時代から世界中を旅したり、暮らしたり、またその時々で読んだ本の思い出と共に紹介されています。 紹介された本は読んだことあるけど、あまり好きではない本もありましたが、マリさんの生き方や物の考え方が好きだなぁ。 すべての経験を力に変えている感じ。 私も何事にもチャレンジしてみて、失敗ではなく経験ととらえられる人でありたいと思いました。
Posted by
国境のない生き方 私をつくった本と旅 著:ヤマザキ マリ 紙版 小学館新書 S や 7 母と娘のせつない、泣き笑いの物語、そして、相克 大自然と旅、そして書物が、娘を育むための大事な要素だ 今も、自分と向き合う時は、周辺の電子機器の電源の電源を切って本を読みます それでも、ま...
国境のない生き方 私をつくった本と旅 著:ヤマザキ マリ 紙版 小学館新書 S や 7 母と娘のせつない、泣き笑いの物語、そして、相克 大自然と旅、そして書物が、娘を育むための大事な要素だ 今も、自分と向き合う時は、周辺の電子機器の電源の電源を切って本を読みます それでも、まだ何かが足りないと思う時は、荷物をまとめて旅を出る 生活習慣も考え方も違う人々の暮らす土地に行って、自分の生きる世界が果てしなく大きいことを確認する 頼る人が自分以外に存在しないひとり旅では、虚栄心を傷つけるような、大失敗も恥ずかしい思いもたくさん背負わせるけど、そういった経験が後に何より強靭な肉や血になるという実感も、もれなくセットでついてくる 気になったことは以下です ■本の虫 ・振り返ると、母のプレゼントはいつも本でした ・図書館で手垢まみれになっている本とは違う、新品の、自分だけの本を読む喜びは格別なものがありました ・母は多くを語りません 言いたくないことは全部「忘れた」という人です ・本気でやりたいことがあると、人は強くなれる ・今の世の中を見まわしてみても、性善説より性悪説の方が正しい教育ではないかという気がしています ■暮しの手帖 ・母が最新号を買ってくると、妹とふたりで楽しみにしていた「商品テスト」のページを開きます。 ・これがもう、ほんとうにすごかった ・たとえば、新しく出たトースターの性能を比較するために、パンを4万3800枚も、焼いたりする 自分たちはここまでやるんだぞ、ちゃんと見ているぞという気迫が否応なしに伝わってきます ・消費者目線に徹底した実験精神が貫かれていて、ゲラゲラ笑いながらも、圧倒されていました。 ・母が見事だったのは、何を言われようと飄々として動じなかったこと ・他人の目なんて気にしなくてもいい、というのは、子どもたちにも、ずっと言っていました。 他人の目に映る自分は、自分ではないのだからと ・自分の力ではどうにもならないものがあるんだということを、私は、子どもの時から、否応なしに感じて来たのだと思います ・人はどうしたって、生きたい道を往く ■自由に生きる ・自由に生きるというのは、その囲いを出て、まっさらで何の囲いものない場所に、ぽつんとひとり、立つことなのだと思います。 ・もう本当にだめなんじゃないか、このまま野垂れ死にするんじゃないかと思った時、ふいに「頼れるのは自分しかない」という気持ちが湧いてきました。今の自分を助けられるのは、そこら辺を歩いている人でも、日本にいる母親でもない。他の誰でもない。私は、私を頼る 「頼むよ、自分、頼むよ、もう、おまえしかいないんだ」 ・ぬるい小説は、読む気になれませんでした。 極限状態に追いやられた人間がどういう心理状況に置かれるのか、戦争文学をしらみつぶしに読んだのも、この頃です ■安倍公房 ・あの頃の私のもつれた感情を説きほどくように言語化してくれたのは、安倍公房においてほかにないという気がします ・安倍公房の小説を読むたびに、私は自分の魂のどこかがもぎ取られるように感じていました。 ・安倍公房は、人間なんて死んでしまえば、炭酸カルシウムになるだけだから、とよくいっていた ■お勧め本 ・安倍公房 けものたちは故郷をめざす ・大岡昇平 野火 ・開高健 夏の闇 ・ガルシア・マルケス 百年の孤独 ・マヌエル・ブイダ 蜘蛛女のキス ・三島由紀夫 豊饒の海 目次 はじめに 第1章 野生の子 第2章 ヴィオラ奏者の娘 第3章 欧州ひとり旅 第4章 留学 第5章 出会い 第6章 SF愛 第7章 出産 第8章 帰国後 第9章 シリアにて 第10章 1960年代 第11章 つながり 第12章 現住所・地球 ISBN:9784098252152 。出版社:小学館 。判型:新書 。ページ数:256ページ 。定価:740円(本体) 2015年04月06日 初版第1刷発行 2019年05月21日 第12刷発行
Posted by
すごいなぁ、ここまで地球規模で生きる人の話は、初めてかもしれない。 落ち込んだり、悩んだりした時には、この本の名言に背中を押されたい。 そう思って、本の言葉に線を引いたわ。
Posted by
本当に面白い人生。もちろん山あり谷あり、波瀾万丈。その根本には《生きているからには感動したい》がある。簡単に言えばポジティブで、トラブルさえも笑いに変える度量と強さがある。もっと他の生き物と同じように、生きることに夢中になったらいい。こんな人生あるんだ、こんな角度の受け止め方も出...
本当に面白い人生。もちろん山あり谷あり、波瀾万丈。その根本には《生きているからには感動したい》がある。簡単に言えばポジティブで、トラブルさえも笑いに変える度量と強さがある。もっと他の生き物と同じように、生きることに夢中になったらいい。こんな人生あるんだ、こんな角度の受け止め方も出来るのか…これだからエッセイは好き!と改めて感じた本。また読みたい!
Posted by
ヤマザキマリさんの本を読むたびに自分の悩みがちっぽけなものに思えるし、視野が広がって気持ちが楽になります♡ やっぱり怖いもの知らずで勢いのある10代のうちに様々な経験をしておくことが大切だと思う。
Posted by