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あと少し、もう少し の商品レビュー

4.3

471件のお客様レビュー

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2023/06/21

面白かった!! なんかスルスルっと読み終わっちゃった ジローが気に入った。ジローみたいに深く考えず元気いっぱいに生きたい!

Posted byブクログ

2023/06/19

「桝井くんさ、自分の深さ3センチのところで勝負してるんだよ。だから、さわやかに見える。それだけしか開放しないで、生きていけるわけないのにね。」上原 終盤のこの言葉、人間関係を深く築くことが苦手な自分にとって、すごく刺さった。

Posted byブクログ

2023/06/19

「走ること」を通じて様々なことを伝えてくれる青春小説 6人の走者が必要な駅伝 前の走者から次の走者へ… 走る時は一人でも、襷を通じて思いを繋ぐことには、それ以上に深い意味がある。 部長で責任感が強い桝井 桝井を慕い憧れを抱く後輩の俊介 口数が少ないが大田も一目置く設楽 不良な...

「走ること」を通じて様々なことを伝えてくれる青春小説 6人の走者が必要な駅伝 前の走者から次の走者へ… 走る時は一人でも、襷を通じて思いを繋ぐことには、それ以上に深い意味がある。 部長で責任感が強い桝井 桝井を慕い憧れを抱く後輩の俊介 口数が少ないが大田も一目置く設楽 不良ながら走ることが大好きな大田 芸術肌気取りで何を考えているか分からない渡部 ムードメーカーで明るくて人懐っこいジロー こんな風に見える個性豊かな6人の走者だが、同じシーンを目線を変えて描くことで見える世界がこうも違うのかと感じた。 それは私達が生きてる日常でも起きている… 誰しも人の心が見える訳ではない。 でも相手のことを思ったり、時に傷付けて後悔したり、人と人が関わるって本当に厄介で面倒だったりするけど、案外見えていない部分に助けられていたり、そこにこそ真実があるのかもしれない。 顧問の上原先生目線が無かったのは、作者の意図する所でもあると思うが、実は案外タフで観察力に優れていて生徒思いなのかもしれない。これもまた、見えない部分に真実があるのだと思う。 1区、2区、3区…と読み進め、ラストのゴール間際になるにつれ、臨場感から来る熱量で気持ちまで熱くなる青春小説でした。 瀬尾まいこさんの描くキャラクターは、みな人間味が溢れていてとても愛おしく感じる。私は先に読み終えてしまったが、本作の後には是非同作者の『君が夏を走らせる』をオススメしたい。

Posted byブクログ

2023/06/16

先に、風が強く吹いている、を読んでなければもっと楽しかったかも…。箱根駅伝と比べると中学駅伝はスケールが小さく感じてしまうのは仕方ないですよね。 駅伝小説ではなく、中学生の青春スポーツ小説として読み始めたら、また星の数は違ったかも。青春!って感じ。

Posted byブクログ

2023/06/12

駅伝についてあまり詳しくないし、登場人物中学生だし共感できるかなと思いつつも読みはじめたらどんどん引き込まれた。 同じ時間の出来事がそれぞれの視点によって描かれている場面もあり、感じ方が異なってたり、勘違いしていたり。そういうシーンを見るのも面白かった。 襷を繋ぐ時の言葉にはいち...

駅伝についてあまり詳しくないし、登場人物中学生だし共感できるかなと思いつつも読みはじめたらどんどん引き込まれた。 同じ時間の出来事がそれぞれの視点によって描かれている場面もあり、感じ方が異なってたり、勘違いしていたり。そういうシーンを見るのも面白かった。 襷を繋ぐ時の言葉にはいちいちツンとた。

Posted byブクログ

2023/06/06

瀬尾まいこさんが描く青春が好き。これはとってもその好きに当てはまる。思春期の中にいる人間の心の微妙な動きとか、周りの人からの影響とか、思春期だからこその物語。駅伝という1つの共通する目的を通してそれぞれの視点から描かれる物語。一見涙しないかと思ったけど、やっぱり途中で泣いてしまっ...

瀬尾まいこさんが描く青春が好き。これはとってもその好きに当てはまる。思春期の中にいる人間の心の微妙な動きとか、周りの人からの影響とか、思春期だからこその物語。駅伝という1つの共通する目的を通してそれぞれの視点から描かれる物語。一見涙しないかと思ったけど、やっぱり途中で泣いてしまった。あーいいなぁ!苦くて苦しいこともあったけど、中学生をまた経験したい。

Posted byブクログ

2023/05/30

舞台が駅伝という競技がいい。さまざまな想いが1つの襷でつながっていく。それぞれの区間を走る生徒の人間ドラマがぎゅっとつまっていて素晴らしい作品でした。感動ものです。

Posted byブクログ

2023/05/27

瀬尾さんは、人物を描くのが本当に上手だと思う。1人1人のキャラクターが魅力的だった。構成もおもしろかった。 人に見えている姿と、本当の姿、抱えているものは話してみないとわからないなと考えさせられる作品。 最後まで、桝井いう人物をどう捉えていいのかがわからなかった。

Posted byブクログ

2023/05/18

瀬尾さん、やさしい爽やかな気持ちをくれる この本は駅伝にでることになった6人の中学生のそれぞれの視点で駅伝までの経緯や本番の心情が襷をつなぐように描かれてる それぞれの心情が描かかれてて往々にして自分の思う”他人からみた自分”というのはいい意味でズレてる、これは結構現実的でい...

瀬尾さん、やさしい爽やかな気持ちをくれる この本は駅伝にでることになった6人の中学生のそれぞれの視点で駅伝までの経緯や本番の心情が襷をつなぐように描かれてる それぞれの心情が描かかれてて往々にして自分の思う”他人からみた自分”というのはいい意味でズレてる、これは結構現実的でいいなとおもった 中学生ならではの人間くささ、走ることの楽しさ、恋愛のもどかしさ、自分を問うこと、誰かの期待を優先すること、プライドを崩れないこと、どれも全身で目一杯に悩みながら懸命に格好悪くても失敗しながらも生きる、肝心な時は必要な場所にいる、とかなんかそうゆう望んでもいない懸命さがきらきらとしていて、心が洗われる

Posted byブクログ

2023/05/18

いや〜ほんとに涙が止まりませんでした。 駅伝を走る6人のメンバーの独白で、 同じ出来事が、 人によって全く違うふうに捉えられていて、 お互いを理解することもできないのだけど、 だからこそ、圧倒的な救いもあって。 自分には全く想像できないところで人に 想われていたり。 頼りな...

いや〜ほんとに涙が止まりませんでした。 駅伝を走る6人のメンバーの独白で、 同じ出来事が、 人によって全く違うふうに捉えられていて、 お互いを理解することもできないのだけど、 だからこそ、圧倒的な救いもあって。 自分には全く想像できないところで人に 想われていたり。 頼りなくやる気がなさそうな上原先生がいう 生徒たちの深い部分に響く言葉には、すごくハッとさせられました。

Posted byブクログ