1,800円以上の注文で送料無料

あと少し、もう少し の商品レビュー

4.3

453件のお客様レビュー

  1. 5つ

    193

  2. 4つ

    168

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陸上経験者が読んでも違和感のないストーリーでした。 駅伝6区間を走る選手それぞれの視点で描かれています。 駅伝を走ることになるまでの背景や人間模様がとてもよく表現されています。

Posted byブクログ

2023/12/04

中学生が駅伝を通じて団結していくお話。最初は寄せ集め感が強いけど、一人一人の役割があってどんどんチームになっていく感じがよかった。 同じ場面も違う人からの視点でいろんな見え方がして面白い。 次のその扉をたたく音も読もう。

Posted byブクログ

2023/12/02

私の周りの知っている子どもたちを思い浮かべながら一気に読んでしまいました。 若者だけでなく大人もさわやかな気持ちになれる作品だと思います。 読んで良かったです!

Posted byブクログ

2023/11/23

みんな、走ることに必死になれて羨ましいなぁー。個性が強い分、チームになるとなかなかまとまるのは現実では難しいけど、この物語の中では最後にはしっかりまとまっていて良かった。ただ、この本の題名通り、あと少し、もう少し何かが足りない様な感じがした。ラストもあっさりだったので、あまりしっ...

みんな、走ることに必死になれて羨ましいなぁー。個性が強い分、チームになるとなかなかまとまるのは現実では難しいけど、この物語の中では最後にはしっかりまとまっていて良かった。ただ、この本の題名通り、あと少し、もう少し何かが足りない様な感じがした。ラストもあっさりだったので、あまりしっくりはこなかった。

Posted byブクログ

2023/10/18

 元気・勇気が欲しい方にお勧め。  こんなに声を出して笑い転げた小説は、記憶にないくらい。思い切り笑えて、ほろりと泣ける。そんな物語。  駅伝メンバー6名の個性に、それぞれ光があって面白い。互いを思いやる心が襷を繋げていた。優しくて全員のことが大好きになった。  特に、何で...

 元気・勇気が欲しい方にお勧め。  こんなに声を出して笑い転げた小説は、記憶にないくらい。思い切り笑えて、ほろりと泣ける。そんな物語。  駅伝メンバー6名の個性に、それぞれ光があって面白い。互いを思いやる心が襷を繋げていた。優しくて全員のことが大好きになった。  特に、何でも引き受けるジローと何でも引き受けるジローの母親。エピソードが面白すぎた。こういうキャラは世の中に必要だと心から思った。

Posted byブクログ

2023/10/01

正確に書くと星3.7。 駅伝がテーマの話だが、駅伝というより試合に至るまでの経緯を1人ずつ書いているみたいだった。 思ってたのと違ったということで星は低めだが、一人一人の個性がしっかり描かれていてさすがだと思った。

Posted byブクログ

2023/09/29

一人一人人間には心に秘めたものを持っている。 決して1人ではなく、自分が誰かを思う時、誰かが自分を思っていると思うと、心が楽になると思った。

Posted byブクログ

2023/09/26

のっけから、心にグッとくる言葉がたくさん。 中学生の不安定だけどピュアな心の機微みたいなのが丁寧に描かれていて、人にとって大事なこととか、人ってこうやって成長していくんだなってことを、多感な中学生たちの言葉が思い出させてくれる、そんな本でした。 例えば、桝井くんの人心掌握術がス...

のっけから、心にグッとくる言葉がたくさん。 中学生の不安定だけどピュアな心の機微みたいなのが丁寧に描かれていて、人にとって大事なこととか、人ってこうやって成長していくんだなってことを、多感な中学生たちの言葉が思い出させてくれる、そんな本でした。 例えば、桝井くんの人心掌握術がスゴイ!ほんとに中学生ですか?…と、最初は思っていたけれど、やはり中学生は中学生で、その年頃ならではの悩みもちゃんと持ってる。 設楽くん、大田くん、ジロー、渡部くん、俊介くんも、各区のランナーのことと、チーム全体とがきちんと繋がっていて、物語がよりおもしろかった。 みんなを繋げているのは上原先生だったように思う。 陸上は素人だけど、ぼんやりしているようだけど、こういう先生に出会ってみたかったと思わせる人。 それとは知らず「君が夏を走らせる」を先に読んでしまったけど、どっちが先でもおもしろい! 小中学生の子どもをもつ親御さんが読むのも、「君が夏を走らせる」と合わせてオススメかも。

Posted byブクログ

2023/09/21

「君が夏を走らせる」で大田君を知り、今作に辿り着きました。大田くんをはじめ、どのキャラクターも魅力的でしたが、わたしは顧問の上原先生を推したいです。自分も中学校の教師をやっていて、競技経験のない部活の顧問をさせられる苦しみは理解しています。物語には描かれていませんが、上原先生の中...

「君が夏を走らせる」で大田君を知り、今作に辿り着きました。大田くんをはじめ、どのキャラクターも魅力的でしたが、わたしは顧問の上原先生を推したいです。自分も中学校の教師をやっていて、競技経験のない部活の顧問をさせられる苦しみは理解しています。物語には描かれていませんが、上原先生の中にもいろんな葛藤があったと思います。それを抑えて、生徒のために頑張る彼女に心から拍手を送りたくなりました。

Posted byブクログ

2023/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陸上部の名物顧問が転勤になり、代わりにやってきた頼りない美術教師。中学最後の駅伝大会に向けて、寄せ集めのメンバーで襷を繋いでいく話。 駅伝形式で、1区から順に襷を繋ぐように話が続いていって、それぞれの関係性が走者を繋ぐごとに明らかになっていく感じがとってもよかった。 少し前に「君が夏を走らせる」を先に読んでいたので、あの時の大田くん!と嬉しくなった。 それぞれの登場人物が中学生らしく色んな葛藤を抱えていて、特に渡部くんが可愛かった。すかしているように見えて、色々思い悩んでいるところ、俯瞰でみんなのことちゃんと見ているところ、俊介と腹割って話していたシーンが印象的だった。 私も中学生のとき、テニス部だったけど寄せ集めの駅伝メンバーで走ったから、なんだか色々思い出して懐かしくなった。長距離って長くて苦しくって、楽しくない部分も多いけど、朝一番で走る気持ちよさとか、走り切った後の達成感とか、他のスポーツでは味わえないようなやりきった感があったよなと、しみじみ思った。

Posted byブクログ