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あと少し、もう少し の商品レビュー

4.3

471件のお客様レビュー

  1. 5つ

    204

  2. 4つ

    172

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

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2024/04/17

中学生の駅伝大会で、1人1人の視点が交差していくお話。 登場人物のキャラクター性がわかりやすく、子どもでも読みやすそうなイメージを持った。大人になってから読むと頑張るってこういうことだよなと心が揺さぶられた。 章ごとに視点が変わり登場人物それぞれの気持ちを考えることができて嬉しい...

中学生の駅伝大会で、1人1人の視点が交差していくお話。 登場人物のキャラクター性がわかりやすく、子どもでも読みやすそうなイメージを持った。大人になってから読むと頑張るってこういうことだよなと心が揺さぶられた。 章ごとに視点が変わり登場人物それぞれの気持ちを考えることができて嬉しい。1人1人の駅伝にかける熱い思いが伝わってきた。 中学生の青春を駆け抜けていくお話なので、忘れている青春を感じたい、思い起こしたい人はぜひ読んでほしい一冊。

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2024/04/14

ランニングを始めたばかりなので、興味深く読んだ。 登場人物一人一人ごとに、同じ出来事が違う目線で描かれる構成は、私好みだった。

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2024/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直、私は走るのが苦手なのであまり期待せずに読み始めたのだが、予想を裏切って面白かった。 いじめられっ子体質だから、記録をのばすにはもっと追い打ちをかけなきゃいけないのか!と突っ込んでいる場面でまずは笑い、 2区からはそのいじめられっ子体質・設楽が恐れる対象(いじめっ子体質)・大山の視点で、近寄り難いヤンキーという現状は色んなものを諦めていた結果であるというもので、そうだよな、ヤンキーとはいえ同じ人間だものな、と面白かった。 上原先生も最初こそはなまっちょろい先生だなと思っていたが天然な言動が面白い。 桝井はもっと重症な病気かと思いきや、スポーツ性貧血だった。また、アンカーが俊介のはずが5区で登場したので謎だったが、申込み直前で上原先生が勝手にアンカーを桝井にしたのだった。 既に県大会の話をし始める終わり方で、一応は県大会出場決定ということで一件落着したものの、その後も彼らの戦いは続くといった感じで良かった。

Posted byブクログ

2024/04/09

この物語は、年齢関係なく多くの人が楽しめるお話だと思います。 個人的には、この物語に出てくる子たちと同年代の人に読んでほしいなと思いました。 この年代ならではの、「こんなこと考えてるの自分だけ?」「自分って変なのかも…」みたいな何ともいえないモヤモヤってありますよね。でも誰に...

この物語は、年齢関係なく多くの人が楽しめるお話だと思います。 個人的には、この物語に出てくる子たちと同年代の人に読んでほしいなと思いました。 この年代ならではの、「こんなこと考えてるの自分だけ?」「自分って変なのかも…」みたいな何ともいえないモヤモヤってありますよね。でも誰にも言えないし聞けない。 このお話を読めば、少し安心するんじゃないかな。自分だけじゃないんだ、みんな同じなんだと。 人間ってみんな変ですよね!笑 それにしても上原先生最高!

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2024/04/07

リレー形式でそれぞれのエピソードが書かれている。誰かのために、誰かと一緒にもう少し頑張ってみたいと思えることは幸せだ。

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2024/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

続編があると聞いてまずこちらを読んでみました。 走ること、特に長距離なんて苦しいだけで何が良いのか一番理解出来ていなかった自分が、読了後には駅伝=魅力的という認識になってしまいました。 駅伝の区間ごとのランナーのストーリーを、大会の経過と共に描いていく構成も面白かったですし、それぞれのランナーの人間味が描かれたストーリーもどれも良かった。 どの章でも、次のランナーにタスキを渡すシーンによってストーリーが閉じられますが、毎回目頭が熱くなりました。 一番の主役と思われる最後のランナーは、当然最後の章なのですが、それまでに要所要所で不調である伏線が張られており、その事情が描かれた最終章が気になり読む手が止まりませんでした。 最終章までは、外側から見えていた主役の印象が、最終章を読むことによってガラリと変わります。外側から見ているだけで人間って判断出来ないし、決めつけられないよな、といい意味で改めて気付かされました。 中学生の青春の話、と一言で済ますには勿体ない、どの世代にも刺さる一冊だと思います。 続編へ続きます。 4.5

Posted byブクログ

2024/03/30

いや〜大好き!!!何から何まで全てが良すぎ。やっぱり学校という場所は良くも悪くも尊い場所だ。襷をつなぐ中学駅伝。襷を繋ぐように区ごとにクローズアップされる駅伝メンバーの、思いと葛藤と人間模様。ひとつのことに夢中になってる熱を取り巻く話って本当に胸を打つよね。寄せ集めのチームメンバ...

いや〜大好き!!!何から何まで全てが良すぎ。やっぱり学校という場所は良くも悪くも尊い場所だ。襷をつなぐ中学駅伝。襷を繋ぐように区ごとにクローズアップされる駅伝メンバーの、思いと葛藤と人間模様。ひとつのことに夢中になってる熱を取り巻く話って本当に胸を打つよね。寄せ集めのチームメンバー走ることに夢中になって、あと少しだけ、もう少しだけ、みんなと走っていたい、と思いながら襷をつなぐ姿と思いが本当に眩しくて胸がぎゅってなった。感情の摩擦が好きだから、ジローと渡部くんの関係が好きだなと思ったけど、お互いの根底に微かに触れる後輩俊介くんと渡部くんの関係はわたしの癖だし、かと思えば俊介くんから桝井くんへの思いもよかった。設楽くんと大田くんの関係もよかった。みんな全員良かった。こんなに読み終わりたくないよぉと思った本は初めてだったし、もっとこのチームを見ていたかった。手元に置いておく。すすめてくれた友達に大感謝。

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2024/03/28

4.0 久々のマラソン小説。 清々しいマラソンへの取組と個々の心情の描写が心地良い良い作品。 『そしてバトンは渡された』は読んでいましたが、改めて瀬尾まいこさんの本は全て読んでみようと思いました。

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2024/03/24

中学生の駅伝大会のお話。 メンバー集め、練習、本番までを駅伝メンバーそれぞれの視点で、繰り返し描いている。 各人のエピソードを読み進めるたびに、話に厚みも深みも増していくのが面白い。

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2024/03/22

毎年、正月に思ってたんです。なんで正月から走るんだろう?駅伝ておもしろいのか、、、?って。 そんな私が駅伝の中身を、面白さを知りたいと思って手に取りました。 駅伝は、一人一人襷を繋いでいかないとゴールできない。その襷にいろんな想いがあって、選手を支える周りの人の思いもあって、見て...

毎年、正月に思ってたんです。なんで正月から走るんだろう?駅伝ておもしろいのか、、、?って。 そんな私が駅伝の中身を、面白さを知りたいと思って手に取りました。 駅伝は、一人一人襷を繋いでいかないとゴールできない。その襷にいろんな想いがあって、選手を支える周りの人の思いもあって、見ている人はその思いや熱量や一生懸命さを感じ取って、思わず見てしまうんだろうなと思った。 学生のお話だけど、駅伝の印象は前より変わったかな!

Posted byブクログ