夜の国のクーパー の商品レビュー
伊坂幸太郎さんの作品としては、ファンタジー色が強かった。 伊坂幸太郎さんの別の作品「オーデュポンの祈り」が好きな人は、きっとこの作品も好きになるのではないかなと思う。
Posted by
ファンタジーパートがひたすら陳腐で退屈。設定もベタなキャラクターも作家志望のアマチュアが考えたレベル。無駄をごっそり削ぎ落とした短編だったらインパクトあったと思う。
Posted by
読み応え充分。特に中盤から後半にかけ面白さが加速し、本を手放せなくなった。個人的には著者の作品中で上位の面白さ。
Posted by
奥さんに勧められて読みました。猫が主人公なので、シリアスな話でしたが少し和みました。伊坂さんの本は物語に隠されている謎を解くのが楽しいようですが、この本はあまり自分の好みに合わなかった気がします。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読むのに時間がかかりました。クーパーを倒しに行く話、どういう変遷を経てああいう物語になったのだろうか?ホラなのに妙にクーパー描写がリアルだったから。
Posted by
ファンタジーはそこまで好きではないが、この話は実現世界と結びついてる話なので理解しやすく読みやすかった。 トム君もいいし他のキャラも特徴がありわかりやすかった。 評価より個人的に良かったと思える作品である。
Posted by
今までの伊坂作品の中で、いちばん読み進むのが大変だった。後半になるにつれて、ようやく流れに乗れるようにはなってきたけれど。ファンタジー度が高くてなじみにくかったせいかも。 後半の急展開には驚いたけれど・・・自分の見えているものだけに価値基準を置いてはいけないということなのかな?あ...
今までの伊坂作品の中で、いちばん読み進むのが大変だった。後半になるにつれて、ようやく流れに乗れるようにはなってきたけれど。ファンタジー度が高くてなじみにくかったせいかも。 後半の急展開には驚いたけれど・・・自分の見えているものだけに価値基準を置いてはいけないということなのかな?あるいは見ているようで見ていないものがあるとか。 猫のトム君はとても賢く、かわいくて好き。
Posted by
http://blog.livedoor.jp/masahino123/archives/65892861.html
Posted by
話せる猫から奇想天外な話を聞く主人公。不思議な世界だなぁと思っていたけれど、ストーリーがラストに向かうほど、びっくり。人がこうだと思っていたことが、真実と程遠いこともあるというのが、迫力と共に描かれている。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
振り落とされないためにしがみつくようにして、必死に読み進めた読書経験を何度も思い出しました(※目くるめくような傑作である大江健三郎さんの「同世代ゲーム」を)。 という、あとがきを読んで納得。 めくりめくのが過ぎていて、 伊坂ファンのわたしでも、途中までしんどかった。 残り1/8くらいから、伊坂の本領発揮な「チャラチャラした正論」がちらほら出てきて、正直ホッとした。 トムくんというしゃべる猫がナビゲーターの ぶっ飛んだホラ話。 以下、心に残ったフレーズ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・人間が暴れる時には、恐怖が必要だ。 ・「今までうまくいっていたこと」を変えるのが、死ぬほど怖いんだ。 ・どっちの側にも立つな。一番大事なのは、どの意見も同じくらい疑うことだ。 ・クーパーの兵士は透明となり、この国の人間を助ける。
Posted by