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問題解決ラボ の商品レビュー

3.8

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2023/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デザイン事務所、nendoを創設し、様々な業界の有名企業とコラボしたデザインを作り出している著者が、デザイン目線で色々な問題を発見し、解決策を紹介した本。 デザイナーに限らず、他の業種でも役立ちそうな発想、考え方も多く、参考になるが、オヤジギャグっぽいことや少し上から目線的な部分も感じた。

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2022/09/10

デザインだけでなく、一般的な仕事に通じる学びがいくつかあって面白い。 いわゆる事務仕事みたいなものでも、広義のデザインをする部分はあるし、当たり前と言えば当たり前だが。

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2022/08/03

佐藤オオキさん、意外と下品な発言やダジャレ的なの多めで、そういう人なんだと知りました。笑 問題から探すのではなく、こんなのあったらいいなからそれに合った問題を探すという発想が面白く感じました。 そう思うと、ネガティブではなくポジティブな考えができるなと思いました。 いろんな人...

佐藤オオキさん、意外と下品な発言やダジャレ的なの多めで、そういう人なんだと知りました。笑 問題から探すのではなく、こんなのあったらいいなからそれに合った問題を探すという発想が面白く感じました。 そう思うと、ネガティブではなくポジティブな考えができるなと思いました。 いろんな人のデザイン思考に触れるのって大事!!

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2021/11/22

考え方を言語化している所は、流石だと思った。つまり、クライアントに対してしっかりと自分の意志表示やデザインに関する説明と納得させる、そこが著者の強みであると感じた。その他、考え方のポイントもしっかりと体系化され体得しており、多数の依頼にも対応出来ていると考える。

Posted byブクログ

2021/05/08

デザインのヒントが詰め込まれた一冊。 エッセイをまとめて本にしたこともあり、全体のまとまりとしては物足りない感じがした。(あくまで佐藤オオキさんのレベルならもっとピントを絞った本人できたのでは?という意味)

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2021/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デザイン・アイデア・ひらめきに関する本 毎話オチをつけているのは苦笑いだが、本質的なポイントが多数語られていて、非常に良き本。 メモ ・制約を崩すことでアイデアにバリエーションを。 ・誰も見たことないものは誰も求めていないものと紙一重。理想は、本来そこにあるはずなのになぜかないものを補充するくらいの感覚 ・アイデアが記憶に残る条件 ポジ+ネガ ・妄想ブレスト。他人事を自分ごとに。自分がデザイナーならどうするか。同相手の身になれるか。憑依力 ・振り切った2つの選択肢を出すことが重要。中庸は何のゲインもなくなってしまう。 ・今までありそうでなかったもの。新しいけど身近に感じられるもの ・思考の自由を受け手に提供することがデザイナーの役目 ・当たり前を疑うフィルター。当たり前、普通は存在しないはず。 ・リニューアルとリデザインの違い。正しい栄養と運動で体内から美しくすることがリデザイン 古いものから本質的な価値を正しく抜き出せて生かせているか。新しいターゲットを生み出しているか。 ・差別化には相対評価から離れることが必要。他者比較でなく、自己中になること。 ・重要なのは直感的にいかに伝達できるか。素人目線をいかに持ち続けられるかというのとでもある。

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2021/02/02

オリンピックは集まって見る時代ではないとの記述があった。コロナの5年以上も前にこのようなことを想像しておられることが素敵だと思った。

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2020/12/24

とても読みやすい問題解決集 いかにデザインを考え、納得いくまでアイデアを出し続けることが大事か知った。 とてもサクサク読めるし、サトウオオキさんのことが少しだけわかった

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2020/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どちらかというと非デザイナー向けの本という印象でした。 「できごと→デザイン論→それを使ったプロジェクト」という構成で
サクサク紹介している感じです。 情報が整理されていてとても読みやすいです。
読み手のことを考えて「デザイン」されているような感じでした。 難しいことばを使わず、ちょこちょこユーモアも挟んでおり一気に読める内容でした。 
自身のプロダクトも多く紹介されていて佐藤オオキが世界に通用するすごい人であることがわかります。 個人的には、アップルの社内デザイナーはレベルが高くない。というような表現をしていたことがちょっとだけひっかかりました。
 私はジョナサン・アイブも好きなのでちょっとだけ悲しいです。 第一線で活躍するデザイナーから見たらそう思うのかもしれません。 ただ、双方共にデザインにおいて「親しみ」を重視しているという共通点も見つかったのでそこは良かったところです。 以下ネタバレです。 ■本をゆっくり二度見するのがおすすめ 反復することで、2回目以降で気づくこともたくさん出てくるとのことで 雑誌でも読むのにすごい時間をかけるそうです。 ■蜂の脳は自分の役割によって脳の仕様自体が変化してしまうらしい (人間もそうなのかもしれませんよね。後天的な才能も多いような気がします。
特にデザインの分野は「考え方」なので鍛えることができるかもしれません。) ■デザイナーで仕事をもらうならキャラ系がおすすめ あの人はシンプルなのが得意、あの人はゴージャス系などキャラ立ちしていれば認知されやすい。
 が、飽きや似たようなタッチの人が出てくるリスクがある。 ■掛け合わせにもコツがある AとBのハイブリットを最初から狙うと中途半端になるリスクが高くなるので、 1つに集中して、結果的に2度美味しいみたいなプロジェクトのほうが美味しい掛け合わせになる。 
 ■モノにこだわりがない (意外でした。youtubeとかでデザイナーの私物紹介とか見るの好きなんですけど、
佐藤オオキは特にないようだ。かっこいい。最近は違うのかな。ちょっと前webでみたらこだわってる感じあったけど。) ■リニューアルとリデザインの違い そもそも、パクることに対する感覚は国によって違うようです。 リニューアルは同じ商品を改良すること
リデザインは目的やターゲットを変えたりすること。 ■オリンピックについて 2014年の本なので今から準備。 とかの話ですが、 日本人が広場や大空間に集まって盛り上がることに馴染みがないとのこと。たしかに。 お祭りも神輿も町を歩くイベントだし、「移動」を目的として楽しんでいるんじゃないか説。 東京ディズニーランドのパレードを喜ぶ民族も特異らしい。 (ハロウィンとかサッカー時の渋谷とかそんな感じですよね。) ■友達のオカンに伝えれるか デザインは「素人目線」を持ち続けられるかが大事で、いいアイディアを伝える力がいります。 (どっかのメディアでみたへべれけでもわかるデザインを!みたいなのに似てる。) ■日本企業の特徴 「見る人が見ればわかる」「いいものさえ作っていれば売れるはず」みたいな考え方が多いらしいです。 
(最近知り合いの零細企業の社長が全く同じようなこと言ってて納得した。)
 が、海外は逆で「売れるものがいいもの」くらいの感覚らしいです。ただ正しいかは謎です。 ■「シェフ」じゃなくて「主婦」にもならないと
 「高級食材をキッチリと調理する」のも大事ですが、 今は「冷蔵庫のあるもので献立を考える」ことに需要がある時代です。 ■デザイナーに向いてる人 根気強さ、伝えるコミュニケーション能力、
そして例え話が上手か。らしいです。 
(たしかにオオキさんの例えはめっちゃわかりやすい) 

■1%のデメリットも伝える デメリットを伝えた方が信頼をされることが多い。 ■仕事は楽しいものか 仕事はつらい。が、後から振り返ると初めて「楽しみ」を感じれるものなのかもしれません。 
(高校の部活に似てるなって思いました。私は帰宅部だったけど。) ■職人型ではなく発想型からブレークスルーが生まれる 仕様にそって100%を作る→職人型 ざっくりしたイメージから企画からデザインをつくる→発想型 日本企業は高度経済成長期のインハウスデザイナーが多数養成されたため職人方がほとんどです。

Posted byブクログ

2020/08/23

私はデザイナーでないが、第一線で活躍している方の本を読むとやはり気づかされることが多い。 トイレに関する話が沢山出てくるが、ここはとても共感できる…。何だかとても仲良くなれそうだ。 デザインも、AとBが既に世にあったときに、Cを作るのではなく、その間の隙間を作るのがデザインという...

私はデザイナーでないが、第一線で活躍している方の本を読むとやはり気づかされることが多い。 トイレに関する話が沢山出てくるが、ここはとても共感できる…。何だかとても仲良くなれそうだ。 デザインも、AとBが既に世にあったときに、Cを作るのではなく、その間の隙間を作るのがデザインという言葉が妙に腹落ちした。それはありそうでなかったものだとか… この方の親しみやすさ、はそんなところにもあらわれているのかもしれない。この方の笑いのセンスも割と好きだ。笑のセンスと呼ぶものでないかもしれないが…。 ウラの裏はオモテだけど、最初のオモテとは違うものになっている。 他にも色んな刺激を受ける言葉がこの本に散りばめられている。 私のような、デザイナーでない人間が読んでも十分に楽しめる著書だ。働き方や、その上でのポリシーなども考えさせられる。 作品の写真も目に楽しい。 働く人に、デザイナーであればなおのこと一読の価値アリ、だと思う。

Posted byブクログ