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神様のカルテ(0巻) の商品レビュー

4.1

213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    90

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2017/09/24

どれもこれも学びのある内容ですが、一番印象に残ったのは、最後の榛名のストーリーでした。無茶なことをした経験があるからこその強さ、みたいなものも共感できるのですが、やはり待っている人がいるからという動機も強さに代えられる、と、改めて考えさせられました。ぜひ4、5と読みたいなと思いま...

どれもこれも学びのある内容ですが、一番印象に残ったのは、最後の榛名のストーリーでした。無茶なことをした経験があるからこその強さ、みたいなものも共感できるのですが、やはり待っている人がいるからという動機も強さに代えられる、と、改めて考えさせられました。ぜひ4、5と読みたいなと思います!

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2017/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神様のカルテシリーズの原点ともいえる短編集。 一止が医者になる前のお話など。 それぞれのエピソードに、一止や周りの人々の「らしさ」を感じることができた。 短編なのであっさりと読めるけど、回りくどいと感じる部分も多々…。

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2017/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の哲学に従って、まっすぐ強く歩んでいる人たちばかりで本当にかっこいい。とても勇気づけられる小説だ。 しかし、ただ懸命に毎日を駆け回る青年に心惹かれるハルの姿もあれば、ただ闇雲にスーツ姿で駆け回るだけの毎日の中でいつの間にか愛想を尽かしている妻の姿もある。考えさせられる。

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2017/07/17

それぞれの昔を描いた話で、バックグラウンドストーリーとして、また主要人物の芯の部分を理解することができる話だった。中でも神様のカルテと冬山記は秀逸でした。

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2017/07/07

いつも一止を優しく笑顔で待ち、時に鋭い洞察力とさりげない気遣いで人を救う榛名の強さの源を知れた。 他にも、大学生時代の一止、辰也、次郎たちの様子や、大狸先生と事務長との絶妙な関係、研修医・一止と指導医・大狸先生の師弟関係… あいも変わらず、人への優しさに溢れている作品。

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2017/05/25

国枝夫妻娘のやりとりに涙。 国枝さんと一止の本についての会話が深い。 本は正しいことを教えてくれるものではないが 読むと優しい人間になれる。そして優しい人は苦労する。 談話室でされてるいくつかの質問の答えになるのでは? 榛名さん好きだなあ。

Posted byブクログ

2017/05/10

0とうたっているので、当然一止とハルさんの出会いの話かなと思っていたら、学生時代から始まり、最初一止は主人公ですらない、このまま学生時代の物語が始まるのかと思えば、突然本庄病院での書き残したようなエピソードになり、最後はハルさんの山岳写真家としての優秀さの話である、ちょっと期待し...

0とうたっているので、当然一止とハルさんの出会いの話かなと思っていたら、学生時代から始まり、最初一止は主人公ですらない、このまま学生時代の物語が始まるのかと思えば、突然本庄病院での書き残したようなエピソードになり、最後はハルさんの山岳写真家としての優秀さの話である、ちょっと期待した物語でないのでがっかりしたが、シリーズの最終で大学に戻ってしまった一止であるため、これ以上話は進めようないのかもしれない。しかし最近の医者は偏差値が高いから医者のなったと言うサラリーマン医者が多いからこう言う医者は実際はいない。

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2017/04/12

一止たちが医大生の頃の話。神様のカルテは一止が夏目漱石愛好家で話し方も古風だったりどこか浮世離れしてるかと思いきや、医療の現実にしっかり向き合う作品になっているところが魅力だと思う。今回は医大に入ってもみんながみんな国家試験に受かって医師になれるわけではない現実などが描かれる。娘...

一止たちが医大生の頃の話。神様のカルテは一止が夏目漱石愛好家で話し方も古風だったりどこか浮世離れしてるかと思いきや、医療の現実にしっかり向き合う作品になっているところが魅力だと思う。今回は医大に入ってもみんながみんな国家試験に受かって医師になれるわけではない現実などが描かれる。娘の結婚式に出るために治療を延期し、癌のことを隠し通すことを決めた國枝さんの娘が、実は母に聞かされ、父の病気を知っているのに命懸けの嘘を守ろうとするシーンは涙が止まらなかった。いくら医療が進化したって、人の生き死にを医師が自由に決めるわけじゃないってブラックジャックの本間先生も言ってたけど、その中で何ができるかが重要なんだと考えさせられた。

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2017/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズの舞台が整う前の話。 何故24時間365日と謳っているのか、 先輩医師たちの関係性、主人公たちの学生時代、ハルの山での様子等。 どれも面白く読みましたが、ハルの世間での評判や内面が見れたこと、 栗原さんがどのように本庄病院に入っていったかが印象的だった。 誰もが気になるであろう、二人の出会いはお預けでした、残念。

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2017/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017.01.神様のカルテ番外編.栗原一止が医学部6年生の寮生活.年長のシゲさんが国試勉強に耐えきれずアル中になり,親友の進藤辰也が帝都大学祈念病院の研修コースに行くことを決め,同級生の草木さんが先輩男性に騙されてしまう話.本庄病院が一止を研修医として受け入れるまでの内科部長と新しく病院を再建するためにやってきた事務長らの話.一止が内視鏡を初めて行った多発転移のある胃癌患者が娘の結婚式のために治療を拒否し,最後を看とる話.妻から離婚を言い出された男が冬の常念から滑落し生きる気力を無くしていたが,写真家の榛名が山が好きなら歩いてくださいと助けだし,男も生きる気力を取り戻す話.これら4編の短編集.やっぱり,神様のカルテシリーズはいいね!

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