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神様のカルテ(0巻) の商品レビュー

4.1

211件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2020/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

P160より 優しさは弱さではない。相手が何を考えているのか考える力を「優しさ」というのです。 人に優しいとは何かと突きつめていった時、最後にたどり着く言葉だと確信しました。

Posted byブクログ

2019/10/30

映画化もされた神様のカルテは1〜3までが刊行されていますが、ゼロがあるとは知りませんでした。 『神様のカルテ1』より前の時代が舞台になっていて、主人公の消化器内科医、栗原一止(いちと)の医学生時代、研修医時代の話が描かれています。主人公以外のおなじみの登場人物も総出演。題名の由...

映画化もされた神様のカルテは1〜3までが刊行されていますが、ゼロがあるとは知りませんでした。 『神様のカルテ1』より前の時代が舞台になっていて、主人公の消化器内科医、栗原一止(いちと)の医学生時代、研修医時代の話が描かれています。主人公以外のおなじみの登場人物も総出演。題名の由来となった『神様のカルテ』の意味が分かって大いに納得しました。 神様のカルテは長野県松本市が舞台ですが、四季の移り変わりを北アルプスの遠望、身近な植物の微妙な変化などで頻繁に描写され、作品の深みと温かみを読者に伝えていると思います。

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2019/10/10

これまでの話に出てきた人たちの話。ハルさんや辰也、一止の過去について書かれている。一止がなぜ本庄病院を選んだか、そして一止の医師としての信念を知ることができた。今作も良かった。

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2019/09/16

番外編だね 登場人物の説明かな。奥様も含め。それなりに楽しく午後にひとときを過ごしたよ。でも、こうして人物紹介物語を読むと、少しくどいな。 でも、神様のカルテってワードの意味が明快に示されていたことに驚き。医師がけっこうな年月を経ないとたどり着けない領域をサラリとワードにまと...

番外編だね 登場人物の説明かな。奥様も含め。それなりに楽しく午後にひとときを過ごしたよ。でも、こうして人物紹介物語を読むと、少しくどいな。 でも、神様のカルテってワードの意味が明快に示されていたことに驚き。医師がけっこうな年月を経ないとたどり着けない領域をサラリとワードにまとめるってすごいなぁ。私は退官前の医師の言葉でしか知らなかったことがこのワードで集約されるんだから驚きだ。 加えて言えば、読書は擬似体験だってことは、私も常日頃から思ってるんだけど、それで優しくなるって発想はなかったなぁ。ここは新鮮だ。

Posted byブクログ

2019/05/13

 信州の中規模病院勤務5年の内科医の物語。地域医療、終末医療、大学病院と地方病院の関係、等、現在の問題の 中で、夏目漱石かぶれの若干変人、栗原一止(合わせて正)の苦悩、葛藤を描く。スーパードクターものではない。  妻ハルと住むボロアパート「御嶽荘」の住人、学士殿、男爵殿、との物語...

 信州の中規模病院勤務5年の内科医の物語。地域医療、終末医療、大学病院と地方病院の関係、等、現在の問題の 中で、夏目漱石かぶれの若干変人、栗原一止(合わせて正)の苦悩、葛藤を描く。スーパードクターものではない。  妻ハルと住むボロアパート「御嶽荘」の住人、学士殿、男爵殿、との物語には涙した。学歴を詐称していた学士殿への 言葉「学問を行うのに必要なものは、気概であって学歴ではない。熱意であって建前でない。大学などに行かずとも、 あなたの八畳間は紛れも無く哲学の間であった。その探求の道に何を恥じ入ることがある。」には泣けた。  終末医療では、老婦の孤独を取り除き感謝されながら死んでいった。  「惑い苦悩した時にこそ、立ち止まらねばならぬ。川を堰き止め山を切り崩して猛進するだけが人生ではない。 そこかしこに埋もれたる大切なものどもを、丁寧に丁寧に掘り起こしてゆくその積み重ねもまた人生なのだ。」との 一止の行き着いた思いに共感です。

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2019/04/10

栗原一止が病院勤務になる前から研修医として勤務し始める物語り。 そんな流れだったのねと思う。 神様のカルテは、そんな意味だったのね。 ハルさんの山での物語りもいい。

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2019/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。ただ、ゼロ(前日譚)を描くなら必要な部分が他にもあるでしょう。短編で断片なのが評価を分ける気もします

Posted byブクログ

2019/03/22

全ての始まりの物語。 今までに見てきた完璧に近い彼らとは程遠い、まだまだ発展途上で何処か青臭さの残る彼らの姿でした。 誰にだって初めての事のはあるのは当たり前の事ですが、頼もしい彼の初めてを知ると本当に最初から出来るって事は無いんだなと思いました。

Posted byブクログ

2019/01/20

おっさんのゆるい涙腺には、この作品を電車で読むのは危険だ、と申し上げておこう。 ただ、主人公が日本酒に目覚める前と思われる時期を描いているので、日本酒の露出度は低め。

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2018/10/12

短編集だけど、一止の原点、ハルさんの山岳家としての姿、題名の由来など興味深い内容ばかりで楽しく読めた。本編再読してみても良いかなあ。

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