狭小邸宅 の商品レビュー
不動産営業の場面は自分も似たようなことをしていたのでとても共感をもって読めた。松尾に対しても感情移入できました。読み始めたらのめり込んですぐに読んでしまいました。まだ若さがあるんだなって思った自分は、少し歳を重ねたのかなと思いました。
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さくっと読めた やっすい感想をいうと「課長かっこいい」 たいていのことは、 一発逆転のテクニックなんかあるわけなくて 信頼を積み重ねるための実直さが大事なんだよなあ 点と点が繋がって手応えを得られる感じ 気持ちいいよね それにしても10年前のこの作品 三茶徒歩5分、ペンシルハ...
さくっと読めた やっすい感想をいうと「課長かっこいい」 たいていのことは、 一発逆転のテクニックなんかあるわけなくて 信頼を積み重ねるための実直さが大事なんだよなあ 点と点が繋がって手応えを得られる感じ 気持ちいいよね それにしても10年前のこの作品 三茶徒歩5分、ペンシルハウスとはいえ 6480万で買えていたひとのいまは……(羨望) 私はこれまで4社の仲介業社とやりとりしたけど 2社からはあまり購入に前向きじゃないと 感じられている雰囲気を受けた そういう客がたくさんいるんだろうなと 1社はここからは買いたくないなという不躾さだった だれが客になるかなんてわからないんだから 少なくとも舐め腐った態度をされると こちらも踵を返すってもんよ〜
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オーディブルで。 有名大学卒だが、就職に失敗。全く売れない不動産営業が、退職を迫られたところで一念発起し、難ありの物件を売ることに成功する。それが自信となり、課長からのアドバイスをもらい、スーパー営業マン道を歩みかけるが、恋人、友人その他、失うという救いのない話。 お金を稼げる...
オーディブルで。 有名大学卒だが、就職に失敗。全く売れない不動産営業が、退職を迫られたところで一念発起し、難ありの物件を売ることに成功する。それが自信となり、課長からのアドバイスをもらい、スーパー営業マン道を歩みかけるが、恋人、友人その他、失うという救いのない話。 お金を稼げる人って、こういう営業ができる人なんだろうな、と思った。 仕事の現実って、これだ。 かっこよくて、給料がいい仕事なんて、ないんだろう。
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いつか何かを成し遂げると心のどこかで信じて、社会のレールから外れてはならないという義務感のもと、惰性で過ごす日々が生々しかった。自分の限界を無視して、むしろどこまでいけば壊れるのか試してしまうと、脳内の思考回路が取り返しのつかない変化をしてしまう気がする。松尾の行き着く先はどうな...
いつか何かを成し遂げると心のどこかで信じて、社会のレールから外れてはならないという義務感のもと、惰性で過ごす日々が生々しかった。自分の限界を無視して、むしろどこまでいけば壊れるのか試してしまうと、脳内の思考回路が取り返しのつかない変化をしてしまう気がする。松尾の行き着く先はどうなるのか、暗澹とした終わり方だった。豊川課長の完璧な空虚さは不思議と魅力的だった。 文字の大きさにずっと違和感を感じた。
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この作家、誰?と思った方も「地面師たち」の原作者と言えば通じますよね? せっかくだから違う小説もと思い、読みました。 初段は「あれっ?」と思ったけど、読み終わって「なるほどなぁ!」と思えた一冊。
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面白い!けど、理不尽なパワハラ当たり前の絵に描いたようなブラック企業で、周囲にも向いてないと言われる中、主人公はなぜそんなに不動産屋の営業にしがみつくのかが、理解できなかった。固執せず、さっさと転職した方が楽しい人生を送れたのでは…と思ってしまう。 豊川課長の存在が良くて、もっと...
面白い!けど、理不尽なパワハラ当たり前の絵に描いたようなブラック企業で、周囲にも向いてないと言われる中、主人公はなぜそんなに不動産屋の営業にしがみつくのかが、理解できなかった。固執せず、さっさと転職した方が楽しい人生を送れたのでは…と思ってしまう。 豊川課長の存在が良くて、もっと深掘りしてほしかった。
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地面師たちを読む前に彼のデビュー作を読んでみようと思い手に取った。 結論から言えば、直向きに数字を追求するタイプの営業の仕事をしたことがない私にとって、背景情報がピンと来ずのめり込めなかった。
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新庄耕さんの作品は初めて読みました。 「狭小邸宅」がデビュー作で、2012年の「すばる文学賞」を受賞されています。すばる文学賞は「純文学」の公募新人文学賞でありエンターテイメントではなく芸術性が重視されます。そのためか?過去の受賞作の一覧を見ても知らないものばかりでした。 ...
新庄耕さんの作品は初めて読みました。 「狭小邸宅」がデビュー作で、2012年の「すばる文学賞」を受賞されています。すばる文学賞は「純文学」の公募新人文学賞でありエンターテイメントではなく芸術性が重視されます。そのためか?過去の受賞作の一覧を見ても知らないものばかりでした。 「狭小邸宅」はブラックな不動産屋での日常が舞台となります。休日なし、毎日帰宅は日付けが変わってからという毎日。主人公もそんな会社を辞めたいと思いながら働くも結果の出ない毎日。 そんな主人公を新興宗教の洗脳と同じやり方で、会社に貢献する戦士に育てあげていきます。ブラックな会社は社員を使い捨て要員としか見ていないことはわかっているのに、そこから抜け出せないサラリーマンの悲哀が描かれています。 本著が純文学作品であるということは意識せずに、すらすらと読めてしまいました。予想を裏切る結末だとか、どんでん返しとかも全くなく、たんたんと物語は進みますがどんどんページをめくってしまい、気が付いたら読み終えていました。 今まで、純文学=芥川賞作品=理解できない=読む気がしない、という苦手意識がありましたが、今後はそんな枠に囚われることなく、読みたいと感じた本を読むようにしたいと思いました。
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狭小住宅の営業が主人公。今時ここまでのブラックも無さそうだけど、読んでてしんどかった。家を売るために道を覚えるとか、はったりをかますとか、その辺はある意味勉強になった。
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明応大(≒慶應)卒で不動産の世界に入った主人公の悲哀に心が震える。 営業こそ全ての世界に、異色の豊川課長の洞察力や凄みが際立つ。 心が壊れていく主人公がどうなるのか…終わり方がぶつ切りで不満であるものの面白い。
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