二番目の悪者 の商品レビュー
ボランティア読み聞かせ 最近選挙があったのでそこに絡めて ********* ★2024.11(1-1)
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とても良い。現代の今、まさにこの本のような状況なのではないだろうか。フェイクニュースを流す人も悪いが、それを本当かどうか考えもせずに何もかも鵜呑みにしている二番目の悪者が大量にいる。悪意が無いから悪くないと思い込んでいることこそが、大きな罪だということだ。
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第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会2-オンライン-で紹介された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=PQIMvGi5GxA 2022.2.11
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気に入らない相手をおとしめる嘘の噂を流すライオンと噂を信じて真相を確かめないまま拡散させる動物たち。1番の悪者はライオン。じゃあ2番目は? SNSの利用の仕方にも通じる。高学年なら理解できるかな。
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最後まで読むとタイトルの意味が分かる。誰かにとって都合のよい嘘が世界を変えてしまうことさえあるから、何度でも確かめなければならない。「自分の目で何か一つでもたしかめたっけ・・・?」と気づいた時にはもう手遅れ。もう誰の姿もない荒れ果てた大地が怖くて悲しかった。
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「わたしのせいじゃない」という私の土台のひとつとなっている本がある。 この「二番目の悪者」も間違いなく私の土台のひとつとなる本だ。 生きていく上で私が大切にしていることがわかりやすく描かれている絵本。 自分の目で確かめること 自分で考え決め行動すること 責任転嫁しないこと 大人向...
「わたしのせいじゃない」という私の土台のひとつとなっている本がある。 この「二番目の悪者」も間違いなく私の土台のひとつとなる本だ。 生きていく上で私が大切にしていることがわかりやすく描かれている絵本。 自分の目で確かめること 自分で考え決め行動すること 責任転嫁しないこと 大人向けの絵本だと私は感じた。 よみきかせするとしたら小学校高学年からかな… 機会があったらよみきかせにも活用したい絵本。
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絵本で、子供向けのお話だけど、大人の私にもしっかり刺さるお話だった。 噂話とか楽しいけど、自分の目で確かめてから発言していくことが大事だと思った。
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読み終わって、思わず胸を押さえた。 想像以上に刺さる、というか、自分のことを棚に上げていられないな、という。 金のライオンには悪意があった。 安心して悪者にできる。 でも悪気なくやってしまうこと、絶対ないなんてことない。 「悪気がない」って、本当にやっかいだ。 ・悪気はなかったんだ。 ・悪気がなけりゃ何やっても良いのか? ・悪気はなかったんだから、許してやれよ。 ・悪気がないのがわかるだけに強く言えない。 デリカシーと、創造力、なのかな。 自分のところで波紋を止められれば良いのかな。 真偽にかかわらず、悪い噂は盛り上がるし広まる。 自分の発言に責任を持て、ということでもあるな。 悪気ない発言って大抵の場合、言った方は無頓着だ。 いろいろと考えさせられる。
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てのひらより少しだけ大きい絵本。いつもの絵本よりは小さ目。 中身はがっつり大人向け……中学生ぐらいの子供向け? 王様になりたい金のライオンは優しいと評判の銀のライオンの悪いうわさを流す。それを信じた他の動物たちは、金のライオンを王様にする。金のライオンは民の事を考えない劣悪な政治を行って、国を亡ぼすという物語。 『これが全て作り話だと言い切れるだろうか?』 最初のこの文が怖すぎる。 『誰かにとって都合のよい嘘が世界を変えてしまうことさえある。 だからこそ、なんどでもたしかめよう』 最後の方のこの文章が、確かにそうなのだけど……と思う。 特にインターネットの情報は嘘も本当も全て流れてくる。良くも悪くも、情報が何度も繰り返されると人は信じてしまう。もちろん、インターネットに限らず、テレビ、新聞も同じだけどインターネットは情報量が違う。 ―信じたくなった時こそ、立ち止まる― という事は必要だろうなとは思う。でも、人間、そんなに賢くないし、現状『処理能力が追い付かないくらいの情報量』になっているような気がする。だから人は『信じたい情報だけを抜き取って蓄積する』 私もそうなのだろうけど……。気をつけたいと思いつつ、それが難しい。 含みがありすぎる絵本で怖い。 でも、もう少し身近な話で『××さんが~』という陰口として考えるなら、それは単に『ちゃんと相手に確認しようね』だろうなとは思う。 目の前に相手がいるなら、勝手に思い込まずに確認する。自分の目で見て感じることが一番大切な情報源だと思うから。 それが出来なかったり、難しい情報源の判断が一番困る。 この話は『身近な話』として書かれてるの?それとも、『確認しづらい情報』の話なのだろうか。政治として書かれてると、どちらかなのか、分かんなくなってしまった。 中学生対象なら『お友達のこと』なのかな。私が考えすぎてるだけか。 とにかく、考えてしまった絵本。
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噂話は怖い。醜聞で意外性のある噂話は人々の心を掴み、人から人へ伝わっていく。それが真っ赤な嘘でも。 動物たちしか登場しないけれど、人の世を映している。 金のライオンは王様になりたかった。しかし、金のライオンは、銀のライオンを推す声を聞いて銀のライオンの悪い噂を流す。人々はそれを信...
噂話は怖い。醜聞で意外性のある噂話は人々の心を掴み、人から人へ伝わっていく。それが真っ赤な嘘でも。 動物たちしか登場しないけれど、人の世を映している。 金のライオンは王様になりたかった。しかし、金のライオンは、銀のライオンを推す声を聞いて銀のライオンの悪い噂を流す。人々はそれを信じて銀のライオンは悪いやつだと噂し金のライオンが王様になるのだが。 今も世界では独裁者がいる。戦争もある。フェイクニュースが見分け何つかないくらい巧妙に作られている。私たちになす術はあるのだろうか。 2月23日の朝日新聞によると、能登半島地震で「中国人がマイクロバスで来て窃盗を働いている」とのデマがSNSで拡散されたという。 安易に情報を拡散しないことだ。「だしいりたまご」思い出しましょう。
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