けむたい後輩 の商品レビュー
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最後の一章でスカッとした! マミコが先輩にガツンと言うところ! 「タバコ吸うのやめてもらえますか?」 も良くぞ言った!と感じた 強く生きてくって大事だなと思った 女友達は大切に。と改めて思って 男にチヤホヤされるのは確かに嬉しいけど、自分を持ってないとタダの流されて人間になっちゃうんだな
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柚木麻子さんのBUTTERがすごく良かったので、別の作品も読んでみた。栞子の痛々しさが身につまされるというか、共感性羞恥を発動してしまうんだけどどこか憎めないし、栞子が演じている「カッコイイ女」もすごく分かる。割とほのぼのした感じで終わるのかと思ったらラストが衝撃だった。後味がよ...
柚木麻子さんのBUTTERがすごく良かったので、別の作品も読んでみた。栞子の痛々しさが身につまされるというか、共感性羞恥を発動してしまうんだけどどこか憎めないし、栞子が演じている「カッコイイ女」もすごく分かる。割とほのぼのした感じで終わるのかと思ったらラストが衝撃だった。後味がよくわからない作品。
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友人からオススメされた一冊でテンポよく読めた 女性ならではのドロドロが入り混じって 共感したり、引いたり、また読みたい
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最初はあまり好きじゃない物語かもしれない…と感じた。女子校、寮生活という自分には体験したことのない設定だったから? 読み進めていくと、いい意味で裏切られた! 栞子さんと真実子が対の存在になっているのかもしれないが、個人的には美里の存在が大きかった。 栞子の、他人と違っていたいという気持ちと、そんなポーズをする人間に苛々が募る美里の気持ち、どちらも凄まじく共感した。 真美子が一番フィクションじみた存在になっていくのが面白い。
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おるー!こういう人!と思いながら読んでて、でも途中でモヤモヤしてきて、モヤモヤモヤモヤしてたら最後ちゃんとすっきりして安心!最後の5ページぐらいだけ何回も読んでしまった。スカッとしたいときにおすすめ。
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柚木さんの女性の心理描写がとても好きだ。 栞子が痛々しくて目を逸らしたくなるけど、「私は他の人とは違う」なんて気持ちは自分にも少なからず心当たりがあった。 栞子みたいにあそこまで自分を突き通せるのは、ある意味羨ましい。
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素直さは、尊く、そして時に暴力になる。みんな素直に生きたい。だけど、自分に負け言い訳をして生きている。そんなことをしてる間に素直な人はどんどん進んでいく。誰も栞にはなりたくないけどほとんどの人が栞なんだろうな。進めないことは、本当につらい。そして、楽でもある。自分は、どっちに行き...
素直さは、尊く、そして時に暴力になる。みんな素直に生きたい。だけど、自分に負け言い訳をして生きている。そんなことをしてる間に素直な人はどんどん進んでいく。誰も栞にはなりたくないけどほとんどの人が栞なんだろうな。進めないことは、本当につらい。そして、楽でもある。自分は、どっちに行きたいのか?たまに読みたくなる物語。
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まず表紙の絵がいい。作品の雰囲気を出している。 自分がおもしろいと感じた部分は、プライドのぶつかり合っている所、栞子の怖い所だ。 真実子の一途な部分、美里の真実子がかまってくれなくて拗ねてる部分は、かわいい。 最後、真実子が売れて、2人の会話は、時・立場などがらりと変わっていて、読みごたえがある。
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久々に小説に手を伸ばしたけどすいすい読めた。 最初は栞子の身勝手さが鼻についたけど、徐々に栞子の普通さが見えてくると特別でいたい彼女の気持ちを理解できてしまう自分が現れて、最終的には真実子を疎ましく思ってしまっていた。エピローグはショッキングであまり知りたくなかったかも。 感想を書くまでは誰にも共感できないと思っていたけど、栞子が一番自分に近かったとは、ちょっと嫌だなあ(笑)
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途中から面白くて、最後まですいすいと読んでしまった。 主要人物の女の子3人とも、決して多くはないけどこういう人いるよな~といった印象。 そしてもし自分の周りに3人のような女子がいたら、 3人とも私は仲良くなれないだろうなと思った。 栞子はいずれ思い切り痛い目を見てほしいと思いつつ、 真実子に時々覗かせる良心、同情心が狡く、憎めなかった。 最後は散々振り回された真実子が栞子にガツンと言っていて、 某テレビ番組を見ているようにスカッとした気持ちになれた。
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