店長がいっぱい の商品レビュー
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うまく構成されたお仕事小説。基本的に登場人物は善人ばかりで、「わかるなぁ」「ありそうだな」と感じる描写が多く、気持ちよく読みました。最終話のいかにも「書下ろし」な帳尻合わせ感が残念。
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長時間勤務、従業員同士の人間関係、事務所にはオリジナルキャラクター人形の段ボールが山、クリスマスディナーセットのノルマ、忙しいのに新メニュー開拓・・・店長さんは本当に大変です。 二代目社長の思いつきに振り回される社員も大変。霧賀久仁子さん、よく働くなぁ・・・。 それでも読み終わった後に不思議と「心地よい疲れ」をほのかに感じる。 これだけ何度も友々丼(他人丼)出てくると食べたくなる。食べたいなぁ。明日のお昼に作ろう。お肉の買い置きがないけど、ちくわと卵でいいかなっ?
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他人丼のチェーン店「友々家」の各支店の店長さん物語。 7人の店長さんと店のバイトたち、友々家の前社長と二代目社長、フランチャイズ事業部の女性社員たちの悲喜こもごもです。 いろんなドラマがあっておもしろく読めました。
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いつも楽しくなる作者お得意のお仕事小説なのだが、今回も賑やかにそしてあたたかい気持ちになる連作短編集だった。作者の会社名や社歌のセンスが毎度のことながら面白い。個性的な登場人物でハプニングだらけだけれど「会社愛」「仕事愛」に溢れていて自分も頑張らなくてはと思わせてくれる一冊だ。
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友々家という他人丼のチェーン店で働く店長さんの7つのストーリー。ハートウォーミングなお仕事小説で、癒されました。
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“店長がいっぱい”って、ああ、そういう事か。チェーン店それぞれの店長が抱える問題や悩みは様々なれど、働くからにはどの業界でも似たような事にぶち当たるので、共感したり同情したり。一つ一つの話自体は投げっ放しにされた終わり方でもあり、少し消化不良かと思われましたが、最終章で綺麗に纏め...
“店長がいっぱい”って、ああ、そういう事か。チェーン店それぞれの店長が抱える問題や悩みは様々なれど、働くからにはどの業界でも似たような事にぶち当たるので、共感したり同情したり。一つ一つの話自体は投げっ放しにされた終わり方でもあり、少し消化不良かと思われましたが、最終章で綺麗に纏め上げられスッキリでした。
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他人丼を提供する外食チェーン「友々家」の様々な支店長の物語。店舗の売り上げは勿論だけど、バイト生との人間関係とか、悩み事が尽きないの共感しながら読みました。お莫迦な現社長と、その母である現会長の話が良かったです。
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どの店の話も心がほっこりしました。 こういうチェーン店の店長という仕事が厳しいことは知られていますが、それでもこの仕事を続けているこの登場人物たちは、どこかおっとりしているんだなと思いました。 みんな、この仕事をがむしゃらにするしかなかった状況でも、この仕事を天職と思っているわけ...
どの店の話も心がほっこりしました。 こういうチェーン店の店長という仕事が厳しいことは知られていますが、それでもこの仕事を続けているこの登場人物たちは、どこかおっとりしているんだなと思いました。 みんな、この仕事をがむしゃらにするしかなかった状況でも、この仕事を天職と思っているわけではないけれど、この店長たちだからこそ、店が成り立っているような気がしてきて。 山本幸久ワールドでした!
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豚丼チェーン店のお話なんだけど、はじめ使えないと思った人まで、「人って関わり方で変わるんだな!」って実感できるお話で、心温まりました。
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外食チェーンフランチャイズの店長たちの物語。 どれも面白いが、どれももちょっと読みたくなる。 【図書館・初読・12/31読了】
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