静おばあちゃんにおまかせ の商品レビュー
短編集。犯人がいつも予想外で面白かった。 孫の話だけ聞いて簡単に謎を解いてしまう静おばあちゃんはすごい。他の話でも登場していたような気がする。最後の章には驚いた。
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11月-16。3.0点。 裁判官を退官した祖母と、法律勉強中の孫娘。 捜査一課の刑事を手伝う連作短編。 気軽に読める。一つ一つのストーリーは結構しっかりしている。ラストは意外。次作はどうするのだろう。
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安楽椅子探偵本と知り手に取った本 中山七里作品一作目。 第一話 静おばあちゃんの知恵 第二話 静おばあちゃんの童心 第三話 静おばあちゃんの不信 第四話 静おばあちゃんの醜聞 第五話 静おばあちゃんの秘密 元裁判官の静おばあちゃんの孫で法律家を目指している大学生の高遠寺円 あ...
安楽椅子探偵本と知り手に取った本 中山七里作品一作目。 第一話 静おばあちゃんの知恵 第二話 静おばあちゃんの童心 第三話 静おばあちゃんの不信 第四話 静おばあちゃんの醜聞 第五話 静おばあちゃんの秘密 元裁判官の静おばあちゃんの孫で法律家を目指している大学生の高遠寺円 ある事件をきっかけに知り合った警視庁一課の刑事で話しが進むうちに恋人になる♡葛城公彦と 難事件を解決していく。 一話一話一気に読み進めることができる 静おばあちゃんの秘密にはびっくりした!!
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「要介護探偵」の方を先に読んでたので、正直最後のオチはビックリ。目についたら読んでしまうけど、作品発表順で中山さんの作品読みたい… 静おばあちゃんと円の「正義とは何か」とか「法律とは」の談義の中で、葛城と円の甘酸っぱい恋愛模様は息抜き的要素で良いと思う。
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「テミスの剣」を読んで、この本もあることを知ったので買ってみた。 「テミスの剣」のスピンオフかと思っていたが、こっちが先と知って少し驚く。 この本の第4話に「テミスの剣」で扱った事件の顛末が書かれているが、そうすると、この本を読んでから「テミスの剣」を読むと或るところまでは完全に...
「テミスの剣」を読んで、この本もあることを知ったので買ってみた。 「テミスの剣」のスピンオフかと思っていたが、こっちが先と知って少し驚く。 この本の第4話に「テミスの剣」で扱った事件の顛末が書かれているが、そうすると、この本を読んでから「テミスの剣」を読むと或るところまでは完全にネタバレってことになるのかな? あっちを先に読んでこっちを読んだので、まあ、いいけど。 警視庁の刑事・葛城が担当する難事件を、法曹界を目指す学生の円が元裁判官の祖母・静の助けを借りて解決していくというお話し。 いわゆる安楽椅子探偵形式の話で、扱う事件も古典的な密室やアリバイ崩しといった正統派の題材だが、葛城と円のコンビが微笑ましく軽い感じで読み進められる。 一方、途中で挟まる円と静おばあちゃんの法や正義についての話は結構ハードで、ここにはいつもの通りの作者の思いがあり。 5つの短編の解決とは別に、全編を通じて、最初はただの知り合いだった葛城と円が親密になっていき、葛城が円の両親の交通事故の真相にが少しずつ近づいていく話が並行して進む構成だったが、最後にこれまた驚かされた。 この作者、よくよく最後でビックリさせるのが好きみたいね。
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あんなにも読むことを避けていた中山センセにすっかりハマってしまい、次から次へと読みたくなる。いろんな作家を万遍なく読むという私のポリシーに反してしまう(笑)。 静おばあちゃんのポリシーは、困っている人を助けること。裁判官だったおばあちゃんの孫娘・円が根っからの善人刑事・葛城とコ...
あんなにも読むことを避けていた中山センセにすっかりハマってしまい、次から次へと読みたくなる。いろんな作家を万遍なく読むという私のポリシーに反してしまう(笑)。 静おばあちゃんのポリシーは、困っている人を助けること。裁判官だったおばあちゃんの孫娘・円が根っからの善人刑事・葛城とコンビで活躍する様子はのんびりしているだけに、事件解決に向けて佳境に入ったときの緊迫感がクセになる。ただ、私が純粋に楽しめたのは3話まで。政治色が強くなってくると、担当はこのコンビでなくてもいいかもと思ってしまう。そしていつも絶妙のアドバイスをくれたおばあちゃんが。マジか。ほんまに目が点になったやんか。 いかなる真摯な言葉も、聞く側の耳が濁っていれば荒唐無稽なものになる。濁らない耳を持っていたいですねぇ。
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個人的な意見だが、今まで読んだ作者の中でワーストワンかも。 そもそも安楽椅子探偵ものが余り好きではないのだ。 作中での恋愛も必要あるのか?と思ってしまったし、 最後のどんでん返しも序盤で予想出来てしまった。 私としてはパンチ力に欠ける1冊だった。
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それぞれの事件を バックに、高円寺静「元裁判長」のアドバイスを受けながら 孫の高円寺円が葛城公彦と、解決していく。 気持ちいいくらい、スパッといく しかし、最後の章で? いつものどんでん? 静さん、好きだわ。今回は葛城公彦 犬飼も少し出てくる。 本文よりー 葛城公彦、あな...
それぞれの事件を バックに、高円寺静「元裁判長」のアドバイスを受けながら 孫の高円寺円が葛城公彦と、解決していく。 気持ちいいくらい、スパッといく しかし、最後の章で? いつものどんでん? 静さん、好きだわ。今回は葛城公彦 犬飼も少し出てくる。 本文よりー 葛城公彦、あなたにとって正義ってなんですか? 「困っている人を助けること」
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疾走感はやはりさすが中山七里。 そして今回はのほほん系かと思いきや事件はしっかりとした構成。そして最後の展開もあっぱれです。
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さすが、中山七里の一言。タイトルを読むと静おばあちゃんが主人公かと思いきやさにあらず。いろんなミステリーが鏤められていて、飽きずに完読。あとがきにシリーズものがあるとのこと。そちらも読まねば。
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