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静おばあちゃんにおまかせ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784167902407 |
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静おばあちゃんにおまかせ
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商品レビュー
3.7
116件のお客様レビュー
痛いところをついたミステリー。 冤罪、外国人労働者、宗教団体、独裁国家、隠蔽、暴力団、癒着…。 物語の形にしながらも、読者に現実世界の問題諸々を意識させることにも重きを置いているような気がした。10年前の作品ではあるが、一層この問題が色濃くなった今読むと、彼の眼にうつる日本はどう...
痛いところをついたミステリー。 冤罪、外国人労働者、宗教団体、独裁国家、隠蔽、暴力団、癒着…。 物語の形にしながらも、読者に現実世界の問題諸々を意識させることにも重きを置いているような気がした。10年前の作品ではあるが、一層この問題が色濃くなった今読むと、彼の眼にうつる日本はどう見えているのか気になるところではある。 それにしても中山七里のミステリーは盤石で隙がなくて面白い。ただ、登場人物の容姿に対する言及やら絶妙に色恋沙汰を含ませる感じ、その描き方が若干生理的に気持ちが悪い。どうしたものか。前までは感じなかったのに、今回はそれを露骨に喰らったような気がした。作者の暗い面がそこに投影されているのかな、とも邪推してしまう。逆にそれを感じる私にもコンプレックスがあったりして。 法曹界はよく分からないけど、法律を知ることは自分を守ることのような気がしたし、その中で己を律することも可能なのかもしれないと思った。だが、現実はそうではないんだろうし、もっともっと腐敗しているんだと思うと、一体私は何に守られ、何を守って生きないといけないのか分からなくなってきた。 静おばあちゃんのような人と暮らすのは息苦しいが、少し円が羨ましい感じもした。法律家といい、医師といい、世間で体裁の良い職業はどうしてこうも世襲制というか同じ職業に就こうとするんだろ。だからこそ、腐敗が進み、大事なところで大事なものを見落とすんだろうね。 憤りが判断によるものか感情によるものか 正義とは困っている人を助けること どんな高邁な精神を持っていても、自分の同族を冷徹に殺めてしまう人はいない。1人の個人になる。 小言がカチンとくるのは図星だから 理解されているという前提があるから最後には角を引っ込めて笑い合える。 全ての女性にはオオカミに誘われたいという願望がある、という嘘 宗教は麻薬と似ている 詐欺師というのは自分がついた嘘に酔っているから、その嘘を逆手に取る人間がいるなんて想像していない 明治6年までは仇討ちが許されていた 人が人を捌いていた 人は与えられた情報でしか物事を考えられない。類推できなきゃ。人は無意識のうちにその情報が本当だと信じようとする。相手の話を最初から嘘だという人はそういない。 権力を持った人間は自分が正義だと思い込んで、その正義を揺るがすものを赦そうとしない 叛乱は成功した暁には革命という名称に変わる
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安楽椅子探偵になるんかな? 中山七里さんの小説で、ちょこちょこ出てた女性裁判官。 引退して、孫と一緒に暮らしてる。 このお孫さんが、ちょっと捜査一課の刑事さんと知り合いで、たまにアドバイスする。 その刑事 葛城さん、まるで刑事に見えない。 犬養さんも、時々登場と。 短編集5つ!...
安楽椅子探偵になるんかな? 中山七里さんの小説で、ちょこちょこ出てた女性裁判官。 引退して、孫と一緒に暮らしてる。 このお孫さんが、ちょっと捜査一課の刑事さんと知り合いで、たまにアドバイスする。 その刑事 葛城さん、まるで刑事に見えない。 犬養さんも、時々登場と。 短編集5つ! 事件解決は、 静おばあちゃん ↕︎ 円ちゃん ↕︎ 葛城刑事 のリレーで、解決! やはり、お年寄りの知恵は大切! 更に、元裁判官ともなれば! 安楽椅子探偵って、現場に行かず、話などを聞いて事件を解決に導くんやけど、確かに、出来事を整理した上で、俯瞰できるかも? 現実には、そうあっさりいかんやろうけどね! あれ? 得意の大どんでん返しないやん! … あったわ〜! 最後の最後に! 凄いのが! それが、安楽椅子の真の意味か… (*˘-˘人)゚.:。+゚
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静おばあちゃんシリーズ?な短編集。 静おばあちゃんはあまり出ませんが、最後にバシッと決めてくれます。 さすがです! どの話も面白く、そして最後の静おばあちゃんの秘密には驚きでした。
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