逢沢りく(下) の商品レビュー
今までにないタッチの不思議な漫画。 「愛想笑い」ではなく「愛想泣き」をしていた彼女の変化が丁寧に描かれていた。
Posted by
大嫌いな関西人の家で暮らすことになり、馴染むまいと突っ張る逢沢りく。関西人はそんなことにおかまいなく、逢沢りくとの距離をつめてくる。病弱な子が彼女になつき、逢沢りくも自分でも意識しないうちに変容していく。いや〜、泣いてしもた。
Posted by
ネットで煽ってた感動コピーに釣られて。まぁ釣られてしまったかなと。後半でググッとくるかなと予想してたけど淡々と。ただその淡々がフシギな空気感を醸しています。絵面だったり個々の表現だったり。エンピツのおかげかなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大阪での生活がはじまったりく。 賑やかな親戚一家、とくに、りくに懐いた時ちゃんという闘病中の少年がかわいい。 大阪の中学では、1人制服も違うし、ちょっと浮いた存在ではあるけど、友達もでき、男子にも告白されたりする。大阪に馴染みたくないりくだが、いつしかりくは「うそ泣き」ができなくなる。 そんなりくが、本当の涙を流すラストが必見。
Posted by
上巻はなかなか乗れなくて読むのに時間がかかったけれど、下巻は引き込まれた。おばさんたちのやりとり、なんて心温かいんだろう。
Posted by
うう、泣いてしまった・・・時ちゃんがかわい過ぎて。 まったく予備知識なく読み始めて、最初は「久しぶりにマンガ読むとしんどいな」という感じだったのだけど、関西の親戚一家登場からはイッキにスピード加速。 壊れた母親の影響をもろに受けてしまって、同じように壊れてしまった主人公、りく...
うう、泣いてしまった・・・時ちゃんがかわい過ぎて。 まったく予備知識なく読み始めて、最初は「久しぶりにマンガ読むとしんどいな」という感じだったのだけど、関西の親戚一家登場からはイッキにスピード加速。 壊れた母親の影響をもろに受けてしまって、同じように壊れてしまった主人公、りく。でも、見返りなんかまったく求めずに、無条件に当たり前のように愛情をぶつけてくる親戚一家のおかげで、氷のようなりくの心は、少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくり変化していく。 あまりにも固く閉ざされてしまった心の扉はなかなか一筋縄では開かないあたり、とってもおもしろくてどきどきした。 関西人のみんながみんな、心が広く無条件の愛で周囲を包んでいるかというと、そんなはずはないけど、でも、関西で人生の前半分を過ごした私にとっては、親戚一家の会話の雰囲気が「関西あるある」すぎて、懐かしくて懐かしくて。 「うちのブサイクな次男」っていう紹介とか、「モテたないわ!」「モテたいはずや!」のやりとりとか、あるある~! もはや関西を出てずいぶん経つので、あの感じを近頃すっかり忘れてました。急に里心がついた。 でも、この本が言いたいのはもちろん「関西礼賛」ではない。 人の優しさや無条件の親愛の情にハッとさせられることって実際に人生でたまにあります。 そう、人の心を動かすのは結局は愛だよなぁ、なんてことを考えさせられました。 そういうことを自分に教えてくれた人たち、これまで会った多くの優しい人たちに改めて感謝したい気分になりました。
Posted by
おもしろかった!おもしろかったけど、レビューとかで号泣必至とかこんなに泣いたことありません、とか書かれてたせいか前評判ばかり良くて実際全然泣けなかった…感受性が乏しいってことかな… 途中時ちゃんの手術のあたりはぐっときたけど、なんだか両親の嫌な部分が前面に出てきてもやもやしました...
おもしろかった!おもしろかったけど、レビューとかで号泣必至とかこんなに泣いたことありません、とか書かれてたせいか前評判ばかり良くて実際全然泣けなかった…感受性が乏しいってことかな… 途中時ちゃんの手術のあたりはぐっときたけど、なんだか両親の嫌な部分が前面に出てきてもやもやしました。
Posted by
大切な人に教えてもらった。 ちょっぴりベタだけど、こういうのってやっぱり心に染みる。鳥にしてやられた。 誰かに愛されるということ。必要とされているということ。 それは人にとって、かけがえのない存在意義だ。 そして、こういう本を教えてくれる人って、 やっぱり大切な人だ。
Posted by
いやー、やられた。関西弁の細かいコミカルな表現とりくのすこーしずつ変わっていく感情。 最後はほんと泣かされた。
Posted by
上下巻読んだ感想。 ちょっと病んだりくの家庭のシリアスさと関西の親戚家庭のユーモラスな明るさの対比が絶妙。 京都が舞台の2時間サスペンス観て、関西弁や場所移動の不自然さにツッコミを入れる・・・うちもしてるなあ。(笑)
Posted by