最後のトリック の商品レビュー
2014.12.24 読了 唐突もないトリックを使ったミステリーと言うと、所謂超能力になってしまうよね。 そうよね。 と、思いつつも…。 面白かった。 最後まで一気に読みたかった。 また、その所謂超能力が実在するものだ。実在しても、何ら不思議な事ではないよね!と読者を納得さ...
2014.12.24 読了 唐突もないトリックを使ったミステリーと言うと、所謂超能力になってしまうよね。 そうよね。 と、思いつつも…。 面白かった。 最後まで一気に読みたかった。 また、その所謂超能力が実在するものだ。実在しても、何ら不思議な事ではないよね!と読者を納得させる材料があり。うん。面白かった。
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読書全員か犯人という究極のトリックへの挑戦が題材。そもそも難しいテーマだか、まあ、よくできてはいるかな。何か一つジャンプが必要で、そこかぁって感じが今一つと感じました。2014/11読了。
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「読者が犯人」は成立するか否か。という角度から見れば成立してます。確かに私も犯人でした。賛否両論あるのも納得ですが、「アリ」じゃないでしょうか。 知らない言葉や漢字がたくさん出てきて、ひさしぶりに辞書引きながらの読書に…勉強になりました。
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「読者全員が犯人」という帯にひかれて読んでみました。 うーん、無駄に時間を消費したかなぁ。 悪くないんだけど、何かが足りない。 ドキドキワクワクも無かったし。 そんなことで、「読者が犯人」と言われても…という感じ。 読むべきではなかったとまでは思わないので 星は二つにしました。
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久しぶりの小説。 ミステリー最後のトリックである「犯人は読者」という筋書きをどのように仕上げたのかが気になり購入してみた。 徐々に明らかになる作者の仕掛けに,あまり小説自体読まない私は「やられた!」感が大きかった。 肝心のラストについては,「確かに読者が犯人だ」と言わしめたが,解...
久しぶりの小説。 ミステリー最後のトリックである「犯人は読者」という筋書きをどのように仕上げたのかが気になり購入してみた。 徐々に明らかになる作者の仕掛けに,あまり小説自体読まない私は「やられた!」感が大きかった。 肝心のラストについては,「確かに読者が犯人だ」と言わしめたが,解説文にあるとおり,今後更なるトリックが期待される。
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最後のトリックってタイトルで、犯人は読者であるあなた、、、何て言われたら一度は読んでみて、どんな趣向を凝らしているのか気になるところですね。なるほど、考えたという印象はありますが、解説でもあったように読者である私自身が被害者に憎しみを持つことなく殺してしまった(ってことになるのか...
最後のトリックってタイトルで、犯人は読者であるあなた、、、何て言われたら一度は読んでみて、どんな趣向を凝らしているのか気になるところですね。なるほど、考えたという印象はありますが、解説でもあったように読者である私自身が被害者に憎しみを持つことなく殺してしまった(ってことになるのかな)って言うところが大きな一つの課題ですね。私が殺したいと思うほどの気持ちで被害者を思い、その結果、読者である私が殺していたらすごいかもしれません。でも「最期のトリック」でもあったわけですね。よくできましたって感じですが、何がもう一歩足りなかったのだろう(憎しみだけだろうか?)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とても読みやすくて、面白かったです。 辛口評価の方が多いですが、個人的には、もうちょっと評価されて良いと思います。 とはいえ、実際、賛否きれいに分かれる作品だとも思います。 文章表現や漢字の使い分けにも、こだわりを持っているようです。主人公に宛てた(最終的には主人公宛ではありませんでしたが)覚書なる手紙は、内容こそ小学生・中学生時代の幼馴染みとの甘酸っぱい思い出・・と書けば青春・恋愛話にとられそうですが、そこは、どっちかというと、文学的表現で哲学的な印象を受けました。 また、「読者が犯人」なるトリックは・・、なるほど、私も、犯人の一人だと思いました。「屁理屈」だとか「ありえない」とか言ってしまうと、大抵の本が当てはまると思うので、個人的には、これについては許容範囲です。 何より、この本を評価したい一番の理由は、「つまり生まれも育ちも、言語も宗教もイデオロギーも全て異なる読者全員が、読み終わった時にみな一様に、-犯人は俺だ-と思うのでなければならないんだ」(以上本文抜粋)、これは、主人公の友人の有馬の言葉ですが、ここまで読んだ時、「深水さん(作者)・・こんなにハードル上げて大丈夫ですか?」と別の意味でハラハラしながら読み進めましたが、ラストは、この問題を全てクリアしてくれるトリックでした。 賛否分かれる内容ですが、個人的には、おススメしたい一冊です。
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読者が真犯人? 騙されないようにと慎重に読んだ。ある意味楽しかった。登場人物にはあまり色がなく平坦だが、人数が少ないから楽に読める。 途中で、DATAをデーターと表記しているのを見て、少し嫌になる。データやろ。気にせず読んでいくとラスト近くからオカルトチックに振れてくる。...
読者が真犯人? 騙されないようにと慎重に読んだ。ある意味楽しかった。登場人物にはあまり色がなく平坦だが、人数が少ないから楽に読める。 途中で、DATAをデーターと表記しているのを見て、少し嫌になる。データやろ。気にせず読んでいくとラスト近くからオカルトチックに振れてくる。 そして衝撃のエンディング。しょーもな。
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読者=犯人。ということでこの作品を「読んでる読者」が犯人になるというお話ですが、不可能とも思えるこのトリックの仕組みを知りたくてつい購入。 最終的に「おお!まさに俺が犯人だ!」と思えば作者の勝ちで、そうでなければ読者が勝ちみたいな感じですね。 結末に関しては賛否両論ですが、途中...
読者=犯人。ということでこの作品を「読んでる読者」が犯人になるというお話ですが、不可能とも思えるこのトリックの仕組みを知りたくてつい購入。 最終的に「おお!まさに俺が犯人だ!」と思えば作者の勝ちで、そうでなければ読者が勝ちみたいな感じですね。 結末に関しては賛否両論ですが、途中経過が面白いし意欲的な作品は好きなので純粋に楽しめました。
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読んだ人すべてがその事件の犯人になるという、ミステリー界最期のトリック。 その成立をいかにさせるかということで、ワクワクしながら読んだ。 本当に可能なのか? 結末はどうなるんだ? と、言いようのない気持ちで読むことができた。 結論から言うと、そいういう力を使ってしまっては、ダ...
読んだ人すべてがその事件の犯人になるという、ミステリー界最期のトリック。 その成立をいかにさせるかということで、ワクワクしながら読んだ。 本当に可能なのか? 結末はどうなるんだ? と、言いようのない気持ちで読むことができた。 結論から言うと、そいういう力を使ってしまっては、ダメなんじゃないの?という残念なものだった。 そういったことをトリックとして使えば、すべての完全犯罪が成立してしまうから。 ただ、この本のお陰で、ミステリーの成り立ちや変遷など知ることができたとともに、ミステリーもどん詰まりに来ているのかもと感じることができた。 このような時代に、また度肝を抜くミステリーが登場してこないかなという期待も持ちつつ。
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