木暮荘物語 の商品レビュー

三浦しをん(著者)

2021/05/09

ボロアパートを中心とした人々の関わりの物語。短編のようだが人物に重複があり、繋がっている。

静かな日常っぽいけど、終始アダルトな感じがドキドキ。覗きの男とか、えっ！キモい！て思ったwあり得そうだからまたキモい。

ご近所付き合いなんてないからいいなぁと思った。かと言ってあったらあったで面倒だろうけど。ゆる～い繋がりはあり。

2021/04/22

好みじゃなかったけど、大家のおじいちゃんと女子大生の話はまぁまぁ良かったかなと思う。
三浦しをん、メルヘンな描写に頭メルヘンな人達な割にやることやってる感じが合わないのかもしれない。

2021/02/10

小泉今日子さんの書評を見て、読んでみた。オンボロアパートの住人、みんなが見た目だけではわからない内側が描かれていて引き込まれる。ただ性的な話が多めなので、星3つ。

2021/02/02

「風が強く吹いている」など青春ものから読んでいたので、それらに比べて性の話が多いことに驚いた。爽快な気分にはならないが、こういう視点で本を読むのも一つなのかという結論に至った。

2021/01/17

書題から所謂ほのぼの系かと思って読み進めたが、違った。
少しだけ変な人達の物語、性を絡めつつ描く。
変とは言えないか？誰もが持ってそうな一面かも。
恥ずかしながら、木暮という大家さんと全く同じ事を私も考えた事がある。恥ずかしながら。

2020/11/17

男性の奥底に眠っている犯罪的な欲望、葛藤を見事に表現した一冊だと思います。思わず共感してしまう人も多いのではないでしょうか。

2020/11/15

基本的に古アパートが舞台の連作短編集。
どれも人情味があり面白いけど、どれも性生活がらみなので、少し食傷気味になる。

2020/11/06

章ごとに主人公が変わっていくスタイルは好きだし、面白かった。一貫したテーマはセックスで、それについてはいまいちかなぁ。同じものでも、人それぞれ価値観が違うよね、という結論のように感じた。

2020/10/22

随分長く積んでいたが、ようやく崩した。厄介な人達が変な風に生きている。中には入りたくないけれど、外から覗くと、面白くてあったかい。

2020/09/30

性交や性欲に愛や恋を結びつけてしまうのは人間のサガだけどすごくめんどくさくて、だからこそ色んな物語がうまれるんだな、と再確認

木暮荘という古く小さいアパートにすむ住人たちに焦点をあてた短編集

トリマーとヤクザの話が一番好きでした