ソロモンの偽証(3) の商品レビュー
藤野涼子
前代未聞の「学校内裁判」をやると決めた藤野涼子。カッコよすぎです。そして、彼女の決意に共鳴して、動き始めた友人たちも(一部の大人たちも)いい仕事してるって感じ。まだまだ先は長く、じれったい感もありますが、それがまた面白さにつながっていると思います。
ミルク
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2013年(第6回)。7位。 何故クラスメイトは死んだのか。わからないままでは前に進めない。ということで、涼子は学校内裁判をすることに。奈清の章子とは袂を分かつ。彼女に賛同してくれる同級生とともに。検事:涼子、被告:大出、弁護人:神原和彦(他校の生徒だが柏木卓也の友人らしい、ここで初登場)。一方三宅樹里は母親にもバれ、どんどん追い詰められていく。森内先生は探偵社に調べてもらい、告発状をマスコミに流したのは隣人と知る。 学校内裁判人物相関図がわかりやすい。
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なんと頭の良い中学生達か。論理の展開が面白かった。 死んでしまった2人の同級生について、自分たちで真実を突き止めようと学校内裁判を始めた涼子たち。 一晩で一気読みしてしまった。
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事件が起こったら、すぐ裁判かと思ったら、いろいろあるんですね。 中学生たちの成長物語として、楽しんでいます。
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3巻の出来事 裁判を行う事を決める 他の中学の和彦が登場して弁護士になる 森内先生宛ての告発文が、実は盗まれていて本人の手元には届いてなかった事が判明
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裁判を行うにあたって、まず何をするべきか。 役割を決め、疑惑の人物に参加するか否かを。 先生たちからもぎ取った手腕がすごいです。 けれど、相手は先生という権力がありますから 色々と妨害しています。 疑惑の先生、手紙を送りつけた生徒 決めつけ報道をした男。 先生はともかく、生徒...
裁判を行うにあたって、まず何をするべきか。 役割を決め、疑惑の人物に参加するか否かを。 先生たちからもぎ取った手腕がすごいです。 けれど、相手は先生という権力がありますから 色々と妨害しています。 疑惑の先生、手紙を送りつけた生徒 決めつけ報道をした男。 先生はともかく、生徒と男は完全アウトなので これから先をどう取り繕うか。 まったくもって想像もつきません。
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最後に全ての謎が明らかになるのかわからないけど、すごく面白い。 いろんな人のいろんな立場の時点で話が展開されるけど、気にならずにスラスラ読めます。 続きが楽しみです。
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一人一人の登場人物の心情がすごく丁寧に書かれていて、超長編だけど、スラスラ読める。 5合目まで来た、続きがたのしみ。
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面白いは面白いがなっっっがい笑 宮部みゆき作品ではさもありなん。検事や判事、高校生だったら理解できるが弁護人の大人びた描写や倫理観や中学生としては厳しいかなと。あと弁護人の少年の動機が荒唐無稽過ぎて違和感あるなー。
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続きが気になる! 学校内裁判を起こすなんて大層なことをするとは思っていなかった。ところどころ中学3年とは思えないほどの知識を持った人が出てくるがそれもそれで面白い。 神原がどうも気になる。健一といる時に瞼がやたら痙攣したり、顔が青ざめたり、涼子の父親が警察だということにやたら反応したり。柏木くんの死になにかしら関係があるのではないかと思った。
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