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ソロモンの偽証(3) の商品レビュー

4

165件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

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藤野涼子

前代未聞の「学校内裁判」をやると決めた藤野涼子。カッコよすぎです。そして、彼女の決意に共鳴して、動き始めた友人たちも(一部の大人たちも)いい仕事してるって感じ。まだまだ先は長く、じれったい感もありますが、それがまた面白さにつながっていると思います。

ミルク

2024/03/29

最後に全ての謎が明らかになるのかわからないけど、すごく面白い。 いろんな人のいろんな立場の時点で話が展開されるけど、気にならずにスラスラ読めます。 続きが楽しみです。

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2024/02/11

一人一人の登場人物の心情がすごく丁寧に書かれていて、超長編だけど、スラスラ読める。 5合目まで来た、続きがたのしみ。

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2023/12/13

面白いは面白いがなっっっがい笑 宮部みゆき作品ではさもありなん。検事や判事、高校生だったら理解できるが弁護人の大人びた描写や倫理観や中学生としては厳しいかなと。あと弁護人の少年の動機が荒唐無稽過ぎて違和感あるなー。

Posted byブクログ

2023/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

続きが気になる! 学校内裁判を起こすなんて大層なことをするとは思っていなかった。ところどころ中学3年とは思えないほどの知識を持った人が出てくるがそれもそれで面白い。 神原がどうも気になる。健一といる時に瞼がやたら痙攣したり、顔が青ざめたり、涼子の父親が警察だということにやたら反応したり。柏木くんの死になにかしら関係があるのではないかと思った。

Posted byブクログ

2023/10/24

シリーズ3作目。 学校内裁判の立ち上げと準備。 高木先生に涼子が臆さず本音を主張したところ、かっこよかった。 新たな登場人物であり、優秀な神原くんの存在が心強くもあり、本当のところはなぜ他校の学校裁判に参加しているんだろうと…と若干不穏な気持ちにもなる。 時間で三宅樹理がどう...

シリーズ3作目。 学校内裁判の立ち上げと準備。 高木先生に涼子が臆さず本音を主張したところ、かっこよかった。 新たな登場人物であり、優秀な神原くんの存在が心強くもあり、本当のところはなぜ他校の学校裁判に参加しているんだろうと…と若干不穏な気持ちにもなる。 時間で三宅樹理がどう出てくるか気になる。

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2023/05/27

藤野涼子が初っ端からトップギアで動くのは爽快である。高木教諭とのやりとりは高木教諭に分が悪い、感情だけの怒りだけで論理的でない。反面、副委員長の井上の方は論理的すぎる。 涼子を中心に行夫、健一、まり子が集う。そこに大出の元カノのケイコが加わり、大出の事がわかり始める。 ここまでの...

藤野涼子が初っ端からトップギアで動くのは爽快である。高木教諭とのやりとりは高木教諭に分が悪い、感情だけの怒りだけで論理的でない。反面、副委員長の井上の方は論理的すぎる。 涼子を中心に行夫、健一、まり子が集う。そこに大出の元カノのケイコが加わり、大出の事がわかり始める。 ここまでの各人の考えや想いが複雑な模様を描いて、今後の展開にわくわく感を与えてくれた。 学校内裁判へ向け涼子が動く、高木は陰で阻止しようとするのが滑稽に映る。真実の追求に向けて有志たちが、弁護士側、検事側、陪審側、そして判事を決めて行く。今まで憶測で動いていた事が明らかになっていくのは、宮部みゆきさんのミステリーらしさが出ている。 しかし、ひとりひとりの登場人物とその背景が見事に整理されて描写され、よく練り込まれている作品だ。長編だが、軸がしっかりしているのでブレないし、読んでいて時間を忘れてしまうほど引き込まれていく。

Posted byブクログ

2023/04/23

当然だが、大人は大人たちで問題を解決する。 殺人事件かも知れないなら尚更。 それに対して主人公達は納得できず、葛藤があり、自分たちで「学校内裁判」を行い、柏木の死に向き合う決意をする。 配役もすすみ、学校内裁判の準備はすすみながら、問題は学校内に留まらず、マスコミなども介入して、...

当然だが、大人は大人たちで問題を解決する。 殺人事件かも知れないなら尚更。 それに対して主人公達は納得できず、葛藤があり、自分たちで「学校内裁判」を行い、柏木の死に向き合う決意をする。 配役もすすみ、学校内裁判の準備はすすみながら、問題は学校内に留まらず、マスコミなども介入して、大きな問題に。  いくつかの別な事件も介在しており、物語は大きく蠢いていく。   この時点で個人的に、柏木の死は殺人事件で、それを解決していくのかと勘繰ってしまった。まだまだ物語は続くが、完全にこの世界に取り込まれてしまった。

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2023/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

樹里のニキビが綺麗になって、ニュー樹里になってた事が1番の見所...というのは嘘ですが、どんどん物語りに引き込まれて読むのを止められないレベル。宮部みゆきさんの人物描写の素晴らしさは逸品。

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2023/02/02

二人のクラスメートの死を経験した元2-Aの藤野涼子達。三年になり、夏休みを迎えようとしているが、柏木の死の真実を教師も保護者達も突き止めようとはしない。彼女達は、彼女達のこれからの為にも 真実を知る為 学校内裁判開廷をめざし始める。 登場人物にはだいぶ慣れてきました。宮部さんの目...

二人のクラスメートの死を経験した元2-Aの藤野涼子達。三年になり、夏休みを迎えようとしているが、柏木の死の真実を教師も保護者達も突き止めようとはしない。彼女達は、彼女達のこれからの為にも 真実を知る為 学校内裁判開廷をめざし始める。 登場人物にはだいぶ慣れてきました。宮部さんの目指すところは、決まっているのでしょうが、この自殺と思われている事件を取り巻く人達の、立場とその記憶の積み重ねに読み入ってしまいます。 榊原和彦 弁護人 他校 両親は父親が母親を殺害した後、自殺 今は養父母の元暮らす 丹野先生 美術教師 ユウレイ 柏木と会話 大出富子 大出祖母 火事で亡くなる

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