ソロモンの偽証(3) の商品レビュー
おはなしがドンドン広がって行く。 それにしても凄い中学生がいるもんだ。 読んでいると、中学校で起きている事実だと言うことを忘れてしまう。 神原君、涼子ちゃん、三宅さんは一体どんな大人になることやら。 続く
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2016/3/3 300ページまで読んだところで挫折。もう図書館に返却する。2までは良い調子で進んだのに、ペースダウン。展開が遅いのに耐えられなくなりました。★3
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映画からの流れで読み始めて3冊め。 かなり細かい部分まで描きこまれているので、 ずいぶん広く長いはずなんだけど、えらいスピードで読めます。 一冊ずつ買ってるので、すぐ次を買いに行かなくちゃいけない(笑)。 それだけ引力のある作品なんだろうなと感じます。 しかし…オトナ、特に先生方...
映画からの流れで読み始めて3冊め。 かなり細かい部分まで描きこまれているので、 ずいぶん広く長いはずなんだけど、えらいスピードで読めます。 一冊ずつ買ってるので、すぐ次を買いに行かなくちゃいけない(笑)。 それだけ引力のある作品なんだろうなと感じます。 しかし…オトナ、特に先生方のキャラクターにひどい人が多いなぁ。 まあ、中学生が中心になり始めると、物語上前面に出てくるオトナは こんな人々になっちゃうんでしょうが(^^;。
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裁判が動き出してつくづく涼子たちの賢さに感嘆する。 特に考え方が大人たちより子供達の方がまともなことが切ない。 何かを守ろうとして弱くなった大人たち。 長く生きていると当たり前のことを忘れてしまう。 後半の涼子と茂木記者のやり取りが好きだった。 神原くんに押されていたけど、大...
裁判が動き出してつくづく涼子たちの賢さに感嘆する。 特に考え方が大人たちより子供達の方がまともなことが切ない。 何かを守ろうとして弱くなった大人たち。 長く生きていると当たり前のことを忘れてしまう。 後半の涼子と茂木記者のやり取りが好きだった。 神原くんに押されていたけど、大人の思惑を逆手に取る涼子も抜群に賢い。 子供から見ると絶対的なものー先生や学校に対する疑問や、権力、暴力によってねじ曲げられた真実への疑問を放置しない、涼子たちのスタンスを見習いたい。
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よくよく思えば 突っ込みたくなるところもけっこうあるのに、 とにかくおもしろくてぐんぐん読んじゃう。 早く続き読みたい。
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中学校で起きた死亡事件が、さらに新たな事件につながってゆく。そして、いったい何が起こったのかをはっきりとさせるために、中学生たちが自ら立ち上がって学校内模擬裁判をしようという準備を進めてゆく。話がどんどんと展開してゆくので、引き込まれながら先に読み進めてゆく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第2部に入り、第1部で語られた事件の全貌から、物語は学内裁判へと移った。 現実に学内裁判などという手法があり得るのかは定かではないし、そこで下された判決はいくらフィクションとはいえ実効性を持つことはないだろう。その点を踏まえて、物語のなかでは、学内裁判は「真実を明らかにする」ための手段であると説明される。 おのが中学時代を振り返ると、果たして中学生にこんな大それたことができるのかと思ってしまうが、学内裁判はずいぶんと本格的だ。検事と弁護士が対決する刑事訴訟の形式を踏襲し、当然ながら判事も存在する。そのうえで、「真実」の判断への公平性を期すためか、陪審員制での裁判となるらしい。 裁判となれば、当然公判前手続があり、検事も弁護側もともに裁判のための証拠を集めることとなる。その過程で、第1部では語られなかったことも含め、事件の様相は別の形をとったり、今まで光の当たらなかった部分にフォーカスされたりする。裁判の行く末も気になるが、この物語の謎を解き明かすという意味では、ここで語られている公判前手続たる出来事は後々重要な意味を持つだろう。 宮部みゆきは、こういうエピソードを積み重ねて物語を構成していくのがとても上手いが、同時に物語の行間に、時代時代の社会的な問題点をサブリミナルのように埋め込み、じわじわと浮かび上がらせる手法にも長けている。読めばわかることだが、この物語のなかでもその仕掛けは有効に機能している。そのサブリミナルにはっとさせられたとき、事件はとたんに別の側面を露わにする。このサブリミナル効果は、間違いなく読者を宮部ワールドに引き込む大きな原動力となっているだろう。 『ソロモンの偽証』は全6巻の長編であり、物語はやっと折り返し地点に達したところだが、急転直下を迎えるのはもう少し先のことになるだろうという予感がある。もう少し、幼くも頼もしい中学生検事、中学生弁護士たちの奮闘ぶりにお付き合いすることができそうだ。
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第1部を読んでから、逸る気持ちを押さえつけて敢えて時間を置いた。ただ、やっぱり本を開いてしまうと止まらない。第2部は学校内裁判に臨む、それぞれの「決意」がテーマになっているのかな。真実にしろ嘘にしろ、何かしらを知っている人間にこそ問われる「決意」。裁判準備として進みながら、そうし...
第1部を読んでから、逸る気持ちを押さえつけて敢えて時間を置いた。ただ、やっぱり本を開いてしまうと止まらない。第2部は学校内裁判に臨む、それぞれの「決意」がテーマになっているのかな。真実にしろ嘘にしろ、何かしらを知っている人間にこそ問われる「決意」。裁判準備として進みながら、そうした人物たちの内面が描き出されていく。いやぁ、面白い。第2部の下巻には時間を置かずに手を伸ばさざるを得ない。
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1、2では事件が立て続けに起こるだけだったけれど、 いよいよ生徒たちが、真相を明らかにしようと、自分たちで立ち上がる。 時に大人に助けられたり、邪魔をされたり、応援されたり、、、 自分たちで真相をつかもうと動き始める子どもたちが、なんだか生き生きしてきた気がする。事件では、人が...
1、2では事件が立て続けに起こるだけだったけれど、 いよいよ生徒たちが、真相を明らかにしようと、自分たちで立ち上がる。 時に大人に助けられたり、邪魔をされたり、応援されたり、、、 自分たちで真相をつかもうと動き始める子どもたちが、なんだか生き生きしてきた気がする。事件では、人がなくなっているので、不謹慎かもしれないけれど。。。 話が大きく展開し始めて、面白い!
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一部は謎を深めるだけ深めて、 二部は主人公である中学生たちの行動に中心を置き、 思考や行動それぞれの性格を掘り下げていってるような感じ。 面白いのは面白いのだけど、 これが中学生かと思うとなんとも無理を感じてしまう。 高校生ならまだわからないでもないけど、 ここまで中学生がはっき...
一部は謎を深めるだけ深めて、 二部は主人公である中学生たちの行動に中心を置き、 思考や行動それぞれの性格を掘り下げていってるような感じ。 面白いのは面白いのだけど、 これが中学生かと思うとなんとも無理を感じてしまう。 高校生ならまだわからないでもないけど、 ここまで中学生がはっきりものを喋り、 行動出来るだろうか!?
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