アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

2014/12/01

ささやかな日常に、ささやかなドラマがある。
たまに斉藤さんに背中を押されたりする・・・。
とてもよい気分で読めた。
全体のつながりは、もう一度読んで楽しみたい。

2014/11/30

伊坂さんのレビュー漏れ。斉藤和義の表題曲は、この作品から生まれたとか。今回は、特異な設定はなく、読みやすい作品ながらも、ところどころに大好きな伊坂さんワールドが散りばめられていて、安心して、ニヤニヤしながら楽しめました。

2014/11/30

久しぶりの伊坂幸太郎さん。今回は恋愛物でしたが、前に後ろに時間が交錯して、短編集だけど一つの大きな物語として楽しめました。
伊坂さんの小説を読むと気にいっている歌を口ずさみたくなる気持ちになるのはなんででしょうね。

2014/11/28

久々に伊坂幸太郎さん。やっぱりよみやすい。個人的には、いつものもう少し不思議な設定の方が好きだが、そんなのなくても伊坂さんらしい感じがして嫌いではない。

2014/11/28

ナンノコッチャと思ったら、そうかモーツァルトか、とそのくらいはキャッチーなタイトル。
この作者にしては珍しくラブストーリーが大半を占める短編連作集。なにかしら説明のつかない力が出てこない点で、さらに読み易さが増している。
伊坂流の心地よいテンポとユーモラスなセリフは、そのスタイルが癇に障らない人なら、こういったベクトルのストーリーにもむいていることが確認できるだろう。
各お話は独立しつつも繋がりがあるいつもの感じで、飽きた人は「ハイハイやっぱりね」なのだろうが、後半に向けてワクワクしてた自分はまだ飽きてないようだ。

2014/11/28

普通の日常にもちっちゃい奇跡は転がってるのかも！ってちょっとキラキラする感じ。
それぞれのつながりがちょっとポジティブな感じで好き。

2014/11/27

__伊坂幸太郎の恋愛小説！！織田一真が最強だった。でも実はオーエンが可愛いと思うので、仲良くして欲しかった。近所に斎藤さんが欲しい。

2014/11/26

久しぶりに軽やかで爽快な連作短編集。殺し屋も、よくわからない悪人も出て来なくて、もちろんそんな伊坂作品も面白いのだけれど、言葉と時間と音楽の使い方が絶妙で心が沸き立つような短編が並ぶ。
すべての話がゆるやかにつながっていて、一作の中と、一冊全体とで時間を行き来して、複雑に絡み合いながら進んでいく。読む先々で「あ、このエピソードに続くのか」と楽しめた。
特にクレーマーを追い払う穏便な作戦に何度もにやりとさせられて、思わず使いたいなあと思ってしまいました。

2014/11/26

あぁぁあああ！
面白い！
好きだ！
幸せな読書だったー！

「ベリー ベリー ストロング」の世界ににまにまし、
ストーリーに感情を揺さぶられ、
会話をとことん楽しめる。

でも、復讐が足りなくて残念。
優しいな伊坂幸太郎さんは。

2015/05/05

サーバーの管理者が妻が家出。オペミスでバックアップ失敗。驚いた若手がバックアップテープにコーヒーをこぼしてしまう。金庫保管しておいたテープで90％復旧。
罰として立ちんぼで調査。相手にされないが、一人だけ回答してくれた。バズスレイヤーのぬいぐるみをつけていた。
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、
他力本願で恋をしようとする青年、
元いじめっこへの復讐を企てるＯＬ…。
情けないけど、愛おしい。ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語