アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー
伊坂幸太郎さんにはめずらしく、殺人犯や目を覆いたくなるような描写のない穏やかな作品。 日常的でありながらも周りにいる人たちに優しさや温かさをもって接していきたいと思った。 表面に見えているものはわずかでしかなく、想像力をもって人と接していかなければ温かさや優しさは生まれないのでは...
伊坂幸太郎さんにはめずらしく、殺人犯や目を覆いたくなるような描写のない穏やかな作品。 日常的でありながらも周りにいる人たちに優しさや温かさをもって接していきたいと思った。 表面に見えているものはわずかでしかなく、想像力をもって人と接していかなければ温かさや優しさは生まれないのではないだろうか。 自分への教訓ともなる思いを抱いた。
Posted by
ボクシングのヘビー級の試合を中心に登場人物が広がっていき、章が変わるごとに繋がりが見えてきて最後には全てがストンと見事にはまってホンワカとした読後感、伊坂ワールドを堪能できます。大きな事件は起きないけれど、いろいろな愛の形が垣間見えます。みんながとても素敵で安心します。
Posted by
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン 他力本願で恋をしようとする青年 元いじめっこへの復讐を企てるOL どこかで繋がってる短編集
Posted by
読書マラソン感想カードより: 学生時代の関係が社会に出て思わぬところでよみがえる、意外なところで繋がるなどいたるところに伏線が張られており、退屈せずに読めた。他人から見ると大変そうに見えても本人には楽だったりその逆もあったりするのは現実にもありそう。 さめさん
Posted by
出会いの話 アンケート依頼から出会い ボクシング チャンピオンと美容師 銀行預金通帳の記帳で繋がり この子は誰の娘さんかご存知?からの出会い
Posted by
それぞれが重なり合っている短編集。 それにしても、巻末に記されている通り、短編を書いている時期はバラバラだけど、どうやったらそれぞれが繋がるように書けるのだろう? そう思うほどに、伏線が上手く回収されていて、とても面白かった。
Posted by
カタカナばかりの題名といかにも固そうなお名前というだけで、読みにくそうな本を借りてしまったかなぁと思っていたけど 軽快な感じで読み進めてしまった 登場人物も好感度高く、こんな人間関係の中で暮らしたいものだと。 人間関係相関図がこれまた楽しい! 読み終えたあと、思わず相関図を作...
カタカナばかりの題名といかにも固そうなお名前というだけで、読みにくそうな本を借りてしまったかなぁと思っていたけど 軽快な感じで読み進めてしまった 登場人物も好感度高く、こんな人間関係の中で暮らしたいものだと。 人間関係相関図がこれまた楽しい! 読み終えたあと、思わず相関図を作成(読みながら書けばよかった)
Posted by
きっかけは斉藤和義さんに歌詞を書いてといわれたことだったという短編。登場人物たちが何となく繋がっていて面白かった。斉藤和義ファンは必読。
Posted by
面白かった、読みやすく次々とページをめくった。 6つの短編からできているが、実は繋がっていて本編で語られなかった部分が見えたりする。 おしゃれな言い回しや、読者にその先を想像させる書き方が私にすごくハマった。 一番好きな作品は「ドクメンタ」。 通帳の件が、なんとも愛おしく好き...
面白かった、読みやすく次々とページをめくった。 6つの短編からできているが、実は繋がっていて本編で語られなかった部分が見えたりする。 おしゃれな言い回しや、読者にその先を想像させる書き方が私にすごくハマった。 一番好きな作品は「ドクメンタ」。 通帳の件が、なんとも愛おしく好きだった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この短編が繋がる感じがたまらない。そして独特の言い回しなどについつい笑ってしまい素直に楽しめた。 あとがきを読んだ後に確かに題材は伊坂幸太郎っぽくないなって思ったけど、しっかりと世界観に引き込まれた。
Posted by