鹿の王(上) の商品レビュー
上橋菜穂子さんの大ファンです!新作です!が、場所をとるので文庫になるまでは買えず・・・取り急ぎ図書館で借りました。 今回は、人体とウイルスの共生がテーマです。 上橋さんの独特な世界観は本作でも健在で、やはりとても面白かった! 政治色も強く、複雑な領土争いや移民問題なんかにも触れ...
上橋菜穂子さんの大ファンです!新作です!が、場所をとるので文庫になるまでは買えず・・・取り急ぎ図書館で借りました。 今回は、人体とウイルスの共生がテーマです。 上橋さんの独特な世界観は本作でも健在で、やはりとても面白かった! 政治色も強く、複雑な領土争いや移民問題なんかにも触れられているのですが、それが、それぞれ自分の信じた正義の中で行われているので、どっちが悪いとも言い切れず、只今複雑な心境です・・・ 下巻の順番が待ちきれない~
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生き物が生き物である定義として、それがいつかは死ぬ、ということだと思う。 死ぬために生まれた、と言うと、とてつもない矛盾のような気がするけど、生きている間に、周りや自分が影響しあって変化していく。 生と死と、病という壮大なテーマに、人間の喜怒哀楽と愛を混ぜた物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Amazonの読者評価が高いのに驚きつつ… 「精霊の守人」シリーズ、「獣の奏者」シリーズと読んで来たが、今作はイマイチその世界観に入り込めず、下巻はともかく上巻は読み進めるのに苦労しました。W主役の割にはホッサルのキャラ構成が弱く、ヴァンにしてもユナとのやり取りで多少の人となりはわかるけれど、バルサ(精霊の守人)のような魅力を感じなかった。 最後ヴァンがどうなったのかも曖昧にせず、きちんと描ききって欲しかったです。
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人々の関係や、使っている言葉が難しく一回ではよく理解できなかった。しかし、理解するためにもう一度読むのも、苦にならないほど面白い。
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人の名前や土地の名前 部族の名前 覚えていくのが たいへんでした! 病気に対してどんなふうに、対処していくのか 興味深かったです。 病気との戦い 政治的な戦い 盛りだくさんで おもしろかった!(*^^*) 下巻も楽しみです。
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上巻を読み終えました。 登場人物がとても魅力的です。 風景の描写もステキで、頭のなかに美しい景色が広がります。 気を付けないと人物の相関だとか、 国の関係とか分からなくなってしまいそうで、相関図と地図が手元に欲しいなぁと思ったりします。 ヴァン、ユナ、ホッサル…みんなこれからど...
上巻を読み終えました。 登場人物がとても魅力的です。 風景の描写もステキで、頭のなかに美しい景色が広がります。 気を付けないと人物の相関だとか、 国の関係とか分からなくなってしまいそうで、相関図と地図が手元に欲しいなぁと思ったりします。 ヴァン、ユナ、ホッサル…みんなこれからどうなってしまうのか。 下巻も楽しみです♪
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医療ファンタジーなんて括ってしまうのはよくないね。動物と人、病原菌と人、国と人、たっくさんの大きなテーマを描く壮大なお話。こんなの上下巻で終わるのか謎。
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2015年本屋大賞ノミネート作。 大賞決定前だか、個人的には大賞の大本命はこの作品かと。 衝撃的な始まりで非常にインパクトがある。 登場人物の名前や人の繋がり、土地の名前などといった世界観がなかなか入って来ずに苦労する。 上巻はその説明に終わってしまった感が大きく少し残念。 ...
2015年本屋大賞ノミネート作。 大賞決定前だか、個人的には大賞の大本命はこの作品かと。 衝撃的な始まりで非常にインパクトがある。 登場人物の名前や人の繋がり、土地の名前などといった世界観がなかなか入って来ずに苦労する。 上巻はその説明に終わってしまった感が大きく少し残念。 この系の大作は得てして中だるみしてしまう事が多い。もう少し、いくつかの伏線といくつかの回収を繰り返しながら展開していっても良かったのではないかと思う。 下巻でどれほど広がっていくのか楽しみ! そしてどういうラストが待ち構えているかとても楽しみ!
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一気に上巻読了。 綿密に構築された世界観に立ったハイファンタジー。 この後、どうなるのか、ああ、下巻が手元にないのが悔やまれる。
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上下まとめて。 上の半分ぐらいから一気によめた。 7割ぐらいは静かに物語が進んで行く。クライマックスもそれほど大きな盛り上がりもなかった気もする。 感染病と医学が関わってくるため、ファンタジーというより現実の世界により近い物語な気がする。 様々な国、権力者、移住民の怒り、悲...
上下まとめて。 上の半分ぐらいから一気によめた。 7割ぐらいは静かに物語が進んで行く。クライマックスもそれほど大きな盛り上がりもなかった気もする。 感染病と医学が関わってくるため、ファンタジーというより現実の世界により近い物語な気がする。 様々な国、権力者、移住民の怒り、悲しみ、そして喜びを細かく表現していてとてもよかった。 様々な動物たちも架空の動物だけれども、獣の奏者のような壮大な架空の動物ではなく身近な動物だった。 文字を読むとすぐに映像が湧き出てきて世界が広がるし、様々な政治的、権力など大人な要素が満載なファンタジーだと思う。
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