鹿の王(上) の商品レビュー
今さらですが、読みました! 捕らえられアカファ岩塩鉱で奴隷として働かされていた独角の頭ヴァン ある日坑道内に多数の犬が襲いかかる 噛まれた奴隷たちは次々と病に倒れ死んでしまう 病から助かったヴァンは岩塩鉱から逃げ出し 炊事場で生き残っていた子供とともに街をめざす なぜ犬たちは...
今さらですが、読みました! 捕らえられアカファ岩塩鉱で奴隷として働かされていた独角の頭ヴァン ある日坑道内に多数の犬が襲いかかる 噛まれた奴隷たちは次々と病に倒れ死んでしまう 病から助かったヴァンは岩塩鉱から逃げ出し 炊事場で生き残っていた子供とともに街をめざす なぜ犬たちは人を襲ったのか 水面下で画策される陰謀す 哀しいけれど、優しいヴァンが男前です 上巻の最後がマコウカンの 「姉上!」 で終わる 気になって速攻下巻に突入です
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2015年本屋大賞受賞作。その時以来の再読で最初は内容を確認しながら読んでいたがあっという間に物語の中に引き込まれた。 しっかりと作り込まれた世界観がそうさせるのだろう。そして孤独を抱えたヴァンと純粋無垢なユナの親子関係がなんともいとおしい。 下巻もしっかり堪能しながら読み進めた...
2015年本屋大賞受賞作。その時以来の再読で最初は内容を確認しながら読んでいたがあっという間に物語の中に引き込まれた。 しっかりと作り込まれた世界観がそうさせるのだろう。そして孤独を抱えたヴァンと純粋無垢なユナの親子関係がなんともいとおしい。 下巻もしっかり堪能しながら読み進めたい。
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12月-16。3.5点。 争いに敗れ、山で奴隷のように働かされるヴァン。 突然犬たちに襲われ、全滅する。しかし新生児も生き残る。 一方、医者のホッサルは犬に襲われた患者の、新病を治そうとする。 面白い。上橋ワールドはさすが。下巻にも期待。
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最初は登場人物多いし良くわからない設定だけど、読み始めたらすぐに入り込める。途中からユナちゃのことしか考えられなくなる。
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なんだか壮大であって盛大な作品である。いろいろなテーマやサブテーマが散りばめられていて、現代の病気や戦争のことを事細かに時代背景は違えどよみがえらせている。謎の病、黒狼病それは狂犬病のようだがそうではない。vector を通じての病、そして一度症状が現れると死を免れることはできな...
なんだか壮大であって盛大な作品である。いろいろなテーマやサブテーマが散りばめられていて、現代の病気や戦争のことを事細かに時代背景は違えどよみがえらせている。謎の病、黒狼病それは狂犬病のようだがそうではない。vector を通じての病、そして一度症状が現れると死を免れることはできないのをみて、狂犬病と1300年代にblack deathと呼ばれた悪しき病でヨーロッパの人口を40%も減少させたペストを彷彿させるような架空の病。そして、この時代にワクチンの発明の先駆者でもあるsmallpoxで有名なEdward Jennerの手法を取り入れた抗体の取り方をみていて、すごく興奮してドキドキしたとともに昔の人たちの神のあがめ方はきっとこういった不治の病から信仰したのだろうなと思わされた。ほかにも、脳科学で有名なMorris Water Navigation Taskというラットを使った脳と学習行動における実験も出てくるのですごくおもしろい。残念ながら、現代において科学も医療も発展していっているのに人々の思想は自然派といってワクチンを拒否する親も増えてきている。そんな今だからこそもう一度、子供たちの未来、私たちの未来を考えさせられる。
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鹿の王(上) 生き残った者 著作者:上橋菜穂子 KADOKAWA:角川書店 架空の世界でありながら、瞬く間にこの世界に引き込まれます。 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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ファンタジーなのに詳細な設定や細かい心理描写があり、とてもリアルだった。 致死性の高い黒狼熱の患者たちは、現代医療の知識はない。そんな人たちに、予防接種や血清療法をして治していく場面は読んでいて爽快だった!
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岩塩鉱の悲劇で生き残った者は、ヴァンとユナ、であるが、2人が鹿の王か不明。 黒狼熱は「キンマの犬使い」の仕業か? 謎は深まり、「下 還って行く者」へつづく。 印象に残った文章 ⒈ この獣は、野の獣ではない。 ⒉ 我が槍は、光る枝角 ⒊ 鷹狩りの襲撃も、アカファ岩塩鉱の悲劇も、ただ...
岩塩鉱の悲劇で生き残った者は、ヴァンとユナ、であるが、2人が鹿の王か不明。 黒狼熱は「キンマの犬使い」の仕業か? 謎は深まり、「下 還って行く者」へつづく。 印象に残った文章 ⒈ この獣は、野の獣ではない。 ⒉ 我が槍は、光る枝角 ⒊ 鷹狩りの襲撃も、アカファ岩塩鉱の悲劇も、ただ獣から偶然に移された病ではなく、意図的に仕組まれたもので、ガンサ氏族がそれに深く関わっている・・?
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練り込んだ世界観からして好き。 下巻読み終えてからでないとなんとも言えないけど上巻を読み終えて感じることは 早く下巻読まなきゃ!
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久しぶりに上橋菜穂子の世界観に浸かったが、最高。医学の話が出てくると、身近に医学系の大学にいる友人がいるからすごく面白かった。文化人類学の勉強をしたあとだったので、少しだけ前よりも深く物語の世界に入り込み、理解できた気がする。ヴァンとサエが出会った場面は、鳥肌がたった。ここからホッサルとどう絡んでいくかが楽しみで仕方ない。
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