本の「使い方」 の商品レビュー
タイトルに惹かれて読みたい本に登録していたが、つい先日、本屋で実物を見つけて立ち読みした。私は最初の5ページとあとがきを読んでおもしろいと思ったら読むことを決めてしまう。この本はおもしろいどころか「惚れた!」。本書にも取り上げられている速読は、本から学べるものを半分以上見ないこと...
タイトルに惹かれて読みたい本に登録していたが、つい先日、本屋で実物を見つけて立ち読みした。私は最初の5ページとあとがきを読んでおもしろいと思ったら読むことを決めてしまう。この本はおもしろいどころか「惚れた!」。本書にも取り上げられている速読は、本から学べるものを半分以上見ないことにしてしまうような感じがして私も性に合わない。この本を読んでいるうちに小・中学生の頃やっていた「頭の中で音読しながら読む」という癖が戻ってきて、ああ、これがしっかり読むということだったなと、と思い出し少し嬉しくなった。再読予定。
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古典にはいままで縁もなく、進んで読もうなど全く考えたことがなかった。 40代後半になったいま、教養を身に着けたいと思い、この本に出会いました。 さっそく、出口さんがおすすめする古典をいくつかチャレンジしてみたいと思います。
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一万冊を読んだと豪語(そう偉そうにはしていませんが)している、まさに本の中毒者出口治明氏による著者。 題名は、本の「使い方」としているが、個人的には、著者の読書に対する真摯さと、本というのが好きで好きで、面白くて、それを皆さんに知ってもらいたいという読書への愛を感じる一冊であ...
一万冊を読んだと豪語(そう偉そうにはしていませんが)している、まさに本の中毒者出口治明氏による著者。 題名は、本の「使い方」としているが、個人的には、著者の読書に対する真摯さと、本というのが好きで好きで、面白くて、それを皆さんに知ってもらいたいという読書への愛を感じる一冊であった。 それにしてもこれほど多種多様に読書をする人は、(例えば成毛眞氏とかになるのであろうが)共通するものが見えてくる。 それは、ある程度形は違うのであろうが、 圧倒的な読書量 インプットとアウトプットをしている 最後まで読み切らない(読まない選択をする) (出口治明氏はそう書かれてないが、想像する に)同時に何冊も読んでいる 仕事以外の本を読んでいる などであろう。 少しでもその知識、教養量に学び、より読書ができるようになりたいものである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一冊一冊に向き合い、表面的なスキルではなく本質を学ぶ読書 教育:生きるための最低限の武器 教養:よりよい生活のための思考の材料になる情報でよりよい生活に 教養を身に付けるには人から、本から、旅から学ぶの3つ ・人間が生きる意味:世界経営計画のサブシステムを生きること この世界をどう理解し、どこを変えたいと思い、自分はどの部分を受け持つかを常に考え続ける必要がある。世界を正しく理解するためには、タテヨコ思考(時間軸、空間軸)で物事をとらえる。これにより偏見なく、正しい答えに。 本は時間軸と空間軸が圧倒的に広く深い。 ・読書は著者との会話 ・正しい判断には数字、ファクト、ロジック
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活字中毒者である著者が、どのように本を読んでいるのか知りたくて手に取った。 inputしたらoutputすることは勿論、人間を知るためにビジネス書ではなく歴史書や優れた小説を読む方が役立つという視点は新鮮だった。 これからも興味を持った本をたくさん読みたいと思う。
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今年初めに読んだ読書術の本とは全く違った内容で書かれていた。一万冊以上を読んできた出口さんの明快な言葉。 こういった読み方もあるのだと思った。 どの読み方が1番いいのか?これは自ら探し出すしかない。 古典を買おう。そして読もう。 東洋思想の本からスタートだ。
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6年前(高校在学中)、初版発行された頃に読んで、その後の本への接し方について多くの影響を受た本。 文体や内容から、聡明で真摯な人柄がすっごく伝わってきて、当時一瞬で出口さんのファンになってしまいました。 知的探究心をいつまでも持ち続ける姿勢は本当に見習いたい。本棚整理している折...
6年前(高校在学中)、初版発行された頃に読んで、その後の本への接し方について多くの影響を受た本。 文体や内容から、聡明で真摯な人柄がすっごく伝わってきて、当時一瞬で出口さんのファンになってしまいました。 知的探究心をいつまでも持ち続ける姿勢は本当に見習いたい。本棚整理している折に発掘したので、いい機会だし近いうちに読み直したいです。
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読書術に関しては目次を読む、読み飛ばすなどのことがよく描かれているが、この著者は最初の5ページを読んで読むか読まないかを判断し、読むと決めた際は速読せずに精読するという。人と向き合って会話をするように読書をする。本に対する心の持ち用、礼儀を学べた。
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ライフネット生命保険株式会社創業者である、出口治明さんによる読書本。これまでに1万冊以上の本を読破し、40年間就寝前に1時間本を読むのが習慣となっている出口さんの言葉は非常に説得力に富む。若者が本を読まなくなったことに嘆きつつ、出口さん流の本の読み方を紹介する。かなりのページを割...
ライフネット生命保険株式会社創業者である、出口治明さんによる読書本。これまでに1万冊以上の本を読破し、40年間就寝前に1時間本を読むのが習慣となっている出口さんの言葉は非常に説得力に富む。若者が本を読まなくなったことに嘆きつつ、出口さん流の本の読み方を紹介する。かなりのページを割いて「古典」を読むことの重要性を語っているので、これが一番言いたかったことなのかな。本の読み方に関しては、いろいろチャレンジしてみて、自分なりのスタイルを持つことが大事だと思った。
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出口氏の著書を読むのはこれで3冊目。この本もとても有益。教養を身につけるために、多くの本が挙げられていて、どれも読みたくなります。 また、本を読む姿勢についても教えられました。 『辞書になった男』の中で、山田先生が読書について、次のように定義していました。 (研究調査のため...
出口氏の著書を読むのはこれで3冊目。この本もとても有益。教養を身につけるために、多くの本が挙げられていて、どれも読みたくなります。 また、本を読む姿勢についても教えられました。 『辞書になった男』の中で、山田先生が読書について、次のように定義していました。 (研究調査のためや興味本位ではなく)教養のために書物を読むこと。 (寝ころがって読んだり、雑誌・週刊誌を読むことは、本来の読書には含まれない) 出口氏の読書姿勢はまさに、この通り。決して寝転がって本を読むことはない。 速読についても否定的。人との対話に速読はあり得ないから。 本を読むのは好きです。この本を読んで、さらに読書の高嶺を目指していきたいと思いました。
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