死んでしまう系のぼくらに の商品レビュー
思ったよりだいぶ死んでしまう系だった。 雑誌や新聞で見かけていて、詩集を読んでみたいなと思って購入。 鋭くて死が近くて、残酷でやさしくて、人を好きであることに切実。いまより10歳くらい若かったら、もっと好きだったかも。「恋文」が印象的でした。 愛や死が深く関わる某ゲームが思い浮...
思ったよりだいぶ死んでしまう系だった。 雑誌や新聞で見かけていて、詩集を読んでみたいなと思って購入。 鋭くて死が近くて、残酷でやさしくて、人を好きであることに切実。いまより10歳くらい若かったら、もっと好きだったかも。「恋文」が印象的でした。 愛や死が深く関わる某ゲームが思い浮かび、当てはめて読んでたら泣きそうになった。
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何回も 何回も 何回も 読みたい。 ふとこういう名前のないなにかがよぎることがある。 そんな感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この詩について論評しているライターさんの文を読んで、素敵だなあと思い、初めて手に取った詩集。 改めてまとめて読んでみると、あまり好きではなかったです。笑 全体を通して、「死にたい」という割とネガティブな主観が詰まった詩が多かった印象でした。まるで私…。そんな気持ちを婉曲的に言葉にして表現してしまうのが彼女のすごいところなのでしょう。 でもあまりすっきりしたり、感動したりする詩ではなかったな。 抽象的な言葉が続くので、かえって現実に落とし込めるほど私の想像力が発達しておらず…。途中から上の空になって、ただ文字だけ追っている状態が続いてしまった。 私の力不足です。またいつか手を出したいと思います。
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もっと若かったら、もっと違う感想もあったような気がする。 思わず泣きそうになった言葉もあった。 のに、たぶん全部覚えていられない。 絵画のように抽象的で、でもとても美しかった。 好きかどうかと聞かれたら、好きです。
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愛と死について繰り返し繰り返し書かれた作品群。 普通に生活していて「死」なんて実感しないし、言葉にも出さない。せいぜい稀にある不幸(あるいはその前後)の際にしか、考えることはない。 そんな稀にしか現れないものを、ぐっと日常に引き寄せている感じ。 「線路の詩」が好き。
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ふだん、「からだにいいかんじ」がする俊じいの言葉ばかり吸って生活している私も、ときどき不健康な、インスタントが食べたくなる。 常に生まれたてで、使い古されて抜け殻になったような言葉。好きとか。恋とか。愛とか。死とか。 忘れたころにきっとまたほしくなる。 死んでしまう系のあなたに。
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詩集でしたね、「ブラジャーの詩」がすきだったな~~。 なんていうか、自分の好きな人が自分を好きなままで、だけど自分のずっとずっと遠くで他の誰かとただ生きてそしてしんでしまってほしい、みたいなタイプの愛情?願望?が滲み出てるなあ、と。
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2017/4/5読了。 退廃的な詩が並び、私には理解できない事も沢山… 彼女の感性の理解、難しいです。
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繊細な方なんだろうな。 「死」の文字がいっぱいでて きてびっくりした。 あとがき読んで、もわっとした 表現も素敵だと思えた。
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言葉にすると虚しくなるような、身近に感じていたもやもやとした、鬱々とした、扱い方がわからない気持ちを、表現されてしまったように感じた。詩は「文字」にすることの虚しさとの戦いかなぁと思ってたけど、言葉で表現することに勇気付けられた気がする。
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