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死んでしまう系のぼくらに の商品レビュー

3.9

69件のお客様レビュー

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2022/05/01

若い人向けかな? 詩って自由なんだな、言葉って道具なんだなと いろいろ考えました。 あとがきが一番刺さったので是非読んでみてほしい。

Posted byブクログ

2021/12/12

死ぬことと愛すること、どちらも生をこの上なく感じさせるものだよなあ 作品のあとがきを読むのが好きで、 自分の好きなように受け止めればいいんだろうけどそれでも 作者が何を考えていたのか、どういう想いで作品を生み出したのかに 少しだけ触れられる気がして 目的のない意味のない言葉が...

死ぬことと愛すること、どちらも生をこの上なく感じさせるものだよなあ 作品のあとがきを読むのが好きで、 自分の好きなように受け止めればいいんだろうけどそれでも 作者が何を考えていたのか、どういう想いで作品を生み出したのかに 少しだけ触れられる気がして 目的のない意味のない言葉があってもいい 絵の具みたいな言葉なんて、なんて自由にさせてくれる表現だろう そうした意味のない実用的でない無駄なものにたくさん救われてきた、きっとこれからも

Posted byブクログ

2021/11/04

言葉を情報交換としてしか認められない世界で、複雑で一括には言えない感情なるものを、あふれ出したそのままを綴った作品なのだと思う。 言葉に使われない、自分は言葉を食べて吐き出してやる。 そんな強い意志を感じる。 だからか、詩集の言葉は全体的に刺々しい。それが刺さると息が詰まるような...

言葉を情報交換としてしか認められない世界で、複雑で一括には言えない感情なるものを、あふれ出したそのままを綴った作品なのだと思う。 言葉に使われない、自分は言葉を食べて吐き出してやる。 そんな強い意志を感じる。 だからか、詩集の言葉は全体的に刺々しい。それが刺さると息が詰まるような気がする。読んでいるうちに図星を突かれたからかもしれない。 やっぱり、天才の類だと思う。

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2021/09/19

失恋してしまった人に黙って差し出したい本。 1文字1文字、を読み消していく度に タヒさんのココロと交信できている感じがする。

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2021/09/19

詩がすきになったきっかけの本。 悩みがあったりもやもやした思いのある人におすすめ。そうじゃない人にもおすすめ。

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2021/09/11

好きな何かに溢れていて、それは言葉にするとどこかに飛んでいってしまいそうなものなんだけど、ちゃんと最果タヒの言葉としてこの本に刻まれていて、でもそれはたぶん僕の中の違う言葉でもあって。 この詩人と同じ時代に生きられることが本当に幸せ

Posted byブクログ

2021/06/12

水に浮かぶように苦しくて心地よい言葉 泳げなくなっていたんです。いつの間にか、時が経ち。不自由な私のために言葉はあると、そう話してくれたから、私はその言葉を信じる。そしていつか、私の、言葉も信じる

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2021/04/25

ヒリヒリした小さな切り傷のような言葉たち。痛いから生を認識できる。 最果タヒ氏の詩集は何冊か読んでいるけど、これが今のところ一番好き。テーマが明確だと思う。

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2020/12/08

ご近所さんが絶賛して是非とも読んで、とおススメするので読んでみました。 著者の作品は初めてです。 現代の詩人ということですが、私には受け取り方が分かりませんでした・・・ 「死」をキーワードにしてるところがまず苦手。 どの詩も、 「私を見て。さみしさを埋めて。」 っ...

ご近所さんが絶賛して是非とも読んで、とおススメするので読んでみました。 著者の作品は初めてです。 現代の詩人ということですが、私には受け取り方が分かりませんでした・・・ 「死」をキーワードにしてるところがまず苦手。 どの詩も、 「私を見て。さみしさを埋めて。」 って感じがしたし、もっと言うと好きな人に対して 「独占出来ないから死にたいし、独占したいから死にたい。」 という、思い詰めた感じの作品ばかりでした。 あとは、 「この感情は私だけのもの。好き、とか、さみしい、とか名前を付けて他人と同じようにひとつにくくらないで。私だけの感情なんです。」 という繊細さを感じたかな。 いずれにしても、私はさみしがり屋ではないし、誰かを独占したいみたいな若くて青い気持ちもないし、世界に対して自分を理解して欲しいっていう欲望もないし、この詩をもっと深く読み取る繊細さもなくて、要するに響かなかったです。 もう一冊読むけど・・・多分この印象は変わらないだろうなあ。 ご近所さん、どんだけ純粋なんだろう。若くて青い。今でも青春してるね。羨ましいわ。

Posted byブクログ

2019/11/06

わたしがかみさまなら、あなたとのこの関係性にあたらしく名前を付けて、友でも恋人でもなく、あなたの名前をつけていた。

Posted byブクログ