火星の人 の商品レビュー
積読してたらいつの間にか分冊されてた...なんで分けたんだろう? それはさておき面白かった!知力も技術もユーモアもあるワトニーのおかげでとんでもない状況にばかり陥るのに悲愴感が少なくて安心して応援できました。ディスコはだめかいワトニー...と思ったらテーマソングにステイン・アライ...
積読してたらいつの間にか分冊されてた...なんで分けたんだろう? それはさておき面白かった!知力も技術もユーモアもあるワトニーのおかげでとんでもない状況にばかり陥るのに悲愴感が少なくて安心して応援できました。ディスコはだめかいワトニー...と思ったらテーマソングにステイン・アライブで笑いました。気に入ってる!
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長編だけど飽きさせない。余計なエピソードを挟んだりせず直球勝負。映画が見たくなりました。文系でも文句なく楽しめました。
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なんて面白いんだろう。 科学的知識を武器に目の前に現れる危機を解決していく。 もちろん、現れる危機も十分な裏付けがある、考えられたトラブルだ。 一つ一つの出来事にすべて納得のいく説明が付く、気持ちの良いSFだった。 ソル549の描写は、感慨深い。 また、第26章から描かれる火星...
なんて面白いんだろう。 科学的知識を武器に目の前に現れる危機を解決していく。 もちろん、現れる危機も十分な裏付けがある、考えられたトラブルだ。 一つ一つの出来事にすべて納得のいく説明が付く、気持ちの良いSFだった。 ソル549の描写は、感慨深い。 また、第26章から描かれる火星の描写は特に美しい。 惑星SFの魅力あふれる一冊でした。
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映画が封切られ、面白そうだったので原作を読んでみた。火星に事故で取り残された植物学者の宇宙飛行士が、生きるために持てる知識やスキルを総動員してサバイバルする話。置かれた環境は過酷だけれど、ユーモアを忘れず、決して諦めないという姿勢は、人が生きる上でとても大事なことだと改めて思う。
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「NASAオタク小説」 確かに! 映画『オデッセイ』を観にいったのですが,とても面白かったので原作を拝読。なるほど映画はいろいろ換骨奪胎されてるんだなあという印象。映画を見て印象的だったシーンのいくつかは,完全に映画オリジナルのもので驚きました。 原作は,解説にも書いてあったけ...
「NASAオタク小説」 確かに! 映画『オデッセイ』を観にいったのですが,とても面白かったので原作を拝読。なるほど映画はいろいろ換骨奪胎されてるんだなあという印象。映画を見て印象的だったシーンのいくつかは,完全に映画オリジナルのもので驚きました。 原作は,解説にも書いてあったけど「NASAオタク小説」だと思う(それがいい!)。ヒューマンドラマ要素は少なめで、主軸はあくまで過酷火星サバイバル。その描写の細かさは,もはや酔狂の域。聞くところによると作者の趣味は「ひとつの宇宙飛行計画を最初から最後まで綿密に想像すること」。いやあ変態小説だ。面白かったです。
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マーク・ワトニーは、僕たちにたくさんの大事なことを教えてくれた。 問題には優先順位をつけること。 問題はひとつずつ解決すること。 テストを怠らないこと。 いい仕事をした仲間にはビールをおごってやること。 そして、ダクトテープは崇拝されるべきだということ。
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内容(「BOOK」データベースより) 有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところ...
内容(「BOOK」データベースより) 有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが―。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。宇宙開発新時代の傑作ハードSF。
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映画の原作。火星探査ミッション中の事故で取り残された植物学者の地球帰還ログ。物語の大半は彼の一人称のログとして書かれる。ロケット燃料から酸素を取り出し、土壌を作りジャガイモを栽培したり。サバイバルに必要な色々な計算を延々としたり。とにかく面白かった。アメリカの70年代・80年代テ...
映画の原作。火星探査ミッション中の事故で取り残された植物学者の地球帰還ログ。物語の大半は彼の一人称のログとして書かれる。ロケット燃料から酸素を取り出し、土壌を作りジャガイモを栽培したり。サバイバルに必要な色々な計算を延々としたり。とにかく面白かった。アメリカの70年代・80年代テレビドラマネタが出てくるのはいまいち理解できなくて残念。 ゲラゲラ笑って場面転換、という映画向きの流れが多いけれど、主人公の化学オタク的な試行錯誤や逡巡をどのように映像にするか興味あり。
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電子書籍版に誤登録していたので再登録。 2014年11月読了。いまのところ最後に読んだ小説。2015年1月のビブリオバトル@伊達図書館でバトル本として紹介して、みごとチャンプ本に選んでもらいました。サバイブものだけど、キャストアウェイと同様に主人公が悲愴過ぎないのがいい。知識と知...
電子書籍版に誤登録していたので再登録。 2014年11月読了。いまのところ最後に読んだ小説。2015年1月のビブリオバトル@伊達図書館でバトル本として紹介して、みごとチャンプ本に選んでもらいました。サバイブものだけど、キャストアウェイと同様に主人公が悲愴過ぎないのがいい。知識と知恵で楽天的に答えのない問いを解決していこうとする。まさに「生きる力」。そうそう、「グラビィティ」もそうだったけど、中国人はどんなところにでも出張ってくるのだと妙に感心。映画タイトルは「オデッセイ」だけど、やっばり "THE MARTIAN" 「火星の人」がいいな。
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SFの話だけど科学の話でもあるので、楽しめるのか不安だったけど、これは面白い! マークの日記を読むのはとても楽しかった。とても大変な状況なのに軽いタッチで書いてあって読みやすく笑ってしまうところ多数。 それが、化学の話でも飽きさせない要因なんだろうな
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