火星の人 の商品レビュー
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★★★☆☆3.5 アンディ•ウィアーのデビュー作。科学、宇宙工学など盛りだくさんの内容だが、可能な限り分かりやすく表現されており、読み手に対して優しい。それでも専門用語が多々飛び込んでくるので、情景を浮かべるのがなかなかに難しく理解が追いつかない。ただ、宇宙や火星に対して身近に感じ、SF小説のおもしろさを再認識させてくれた。「プロジェクトヘイルメアリー」と比較すると、やや読みづらいが火星でのサバイバルという斬新な設定がなんとも魅力的で楽しかった。 小説を読み終えた直後に映画『オデッセイ』も観たが、やはり小説の方が圧倒的に面白かった。映画は尺に収めるために、場面や科学的な説明が省かれており、テンポ優先の場面転換も目立った。一つのミスが命取りになるという緊張感が、映画ではあまり感じられず、その点が少し残念だった。
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面白かった!けど、宇宙の原理や機械の描写がわからず大分飛ばした。絶望的な状況だけど普通に楽しんでいる主人公可愛い。でも、口悪いところがちょくちょくあって気になった。映画も見たい。 宇宙飛行士には、体力と精神力、さまざまな分野の知識と手先の器用さが必要なのだとよくわかった
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火星にひとり取り残される… もうね、論外ですよ。 まさに孤軍奮闘、なのに悲愴感すらないかわいげのあるマーク。 専門用語や科学のあれやこれもなんにもわからないけど、手に汗握りながらひたすら応援していました。 「プロジェクトヘイルメアリー」の作者さんだったと、今気づきました。 推し...
火星にひとり取り残される… もうね、論外ですよ。 まさに孤軍奮闘、なのに悲愴感すらないかわいげのあるマーク。 専門用語や科学のあれやこれもなんにもわからないけど、手に汗握りながらひたすら応援していました。 「プロジェクトヘイルメアリー」の作者さんだったと、今気づきました。 推しです♡
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ゆる言語学ラジオの堀本さんが大絶賛していた本。 本当に面白くて一気読みしてしまいました。 シンプルに火星版ロビンソン・クルーソーとしても楽しめるが、高校の化学位の知識があると更に楽しめる。
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読み終わりましたー。SFは合わないジャンルだが、物語として面白いものは評価します。傑作との評に釣られ読んでみた『時間衝突』は何が面白いのかわからないような私ですが、これは面白かったですよー(マイベストの『ドゥームズデイ・ブック』には負けますけど)。
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へこたれませんマーク・ワトニー! 仲間と自分を信じているところ、 ユーモアを忘れず、どこまでもポジティブで冷静な言動に脱帽です。 できることを探す。やる。失敗しても諦めない。泣かない。仲間や家族を気遣う。失敗しても何が問題なのかひとつひとつ分析して、やることをやる。自分を労う。...
へこたれませんマーク・ワトニー! 仲間と自分を信じているところ、 ユーモアを忘れず、どこまでもポジティブで冷静な言動に脱帽です。 できることを探す。やる。失敗しても諦めない。泣かない。仲間や家族を気遣う。失敗しても何が問題なのかひとつひとつ分析して、やることをやる。自分を労う。 メールも簡潔でセンスが溢れていた。 見習いたいですね〜。 難しいところもあったけど、最後の最後までハラハラ読みました。映画も見てみたい。
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久しぶりのSF!理解が追いつかないところも多かったが、面白かったです! 結末に思わず泣いちゃいました。
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悲壮感漂う話かと思っていたら、全然そんなことはなかった。とても軽い読み口で、すらすらとページが進みます。 もちろん事件がいろいろと起こり、絶望的な状況に陥りますが、主人公のマークが飄々としているので、「事態はそれほど悪くないことが分かった。いや、けっしていいわけではない」などと、...
悲壮感漂う話かと思っていたら、全然そんなことはなかった。とても軽い読み口で、すらすらとページが進みます。 もちろん事件がいろいろと起こり、絶望的な状況に陥りますが、主人公のマークが飄々としているので、「事態はそれほど悪くないことが分かった。いや、けっしていいわけではない」などと、深刻さをあまり感じません。 この辺は好みがわかれるところでしょうね。もっとハラハラドキドキしたいと感じるなら、少し物足りないかもしれません。 とはいえ、最後の展開はかなりの緊張感がありましたし、そしてその分、実際に自分もその場に立ち会っているかのような感動がありました。 人間はお互い助け合うのが本来の姿だという、やや説教くさい締めではありましたが、それまでの展開を踏まえると、まぁ、それもありかなぁと思わせる後味の良い作品でした。 映画も近いうちに見てみようと思います。
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火星探査、アレス3のクルーとして火星に着くも事故で火星に一人残されたマーク ワトニーが次々と降りかかるトラブルを植物学者でエンジニアでもあるその知識と創意工夫、知恵で問題を乗り越え、最後はアレス3のクルーに救出され、地球へ帰還を果たす物語りでした。 科学的な記述には、理解がついて...
火星探査、アレス3のクルーとして火星に着くも事故で火星に一人残されたマーク ワトニーが次々と降りかかるトラブルを植物学者でエンジニアでもあるその知識と創意工夫、知恵で問題を乗り越え、最後はアレス3のクルーに救出され、地球へ帰還を果たす物語りでした。 科学的な記述には、理解がついていきませんが、600ページの大作にもかかわらず、ページが進み、そのことだけでも同書が小説としての魅力を十分持っている証だと思います。 一人のクルーの命を救うために関係者が発する言葉やその選択する決断にぐっと来る場面が多々あり、そのヒューマニズムが本書に味を加えています。
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困難を切り抜けるのに必要なのは知識と機転とユーモア 映画を観たことはあったが、ジャガイモのくだりしか覚えていなかったので新鮮に読めた 生存、水の作成、食糧、通信の方法、ショート、長距離航行用にローバーの改造、砂塵嵐、ローバーの回転、MAVの改造、窓を外して幌を貼る、速度不足、窓を開けて減圧し加速 今日は人生最良の日だ
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