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ソロモンの偽証(2) の商品レビュー

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205件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

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  3. 3つ

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告発状の行方

同級生柏木卓也は本当に自殺だったのか。それとも告発状にあるように、不良のリーダー大出俊次に殺されたのか。思わぬところから、事件は学校の中だけでなく、マスコミに取り上げられて広く世間に知れ渡る事となります。そんな中、また一人の同級生が亡くなってしまい・・・。 既に映画を見ていて結...

同級生柏木卓也は本当に自殺だったのか。それとも告発状にあるように、不良のリーダー大出俊次に殺されたのか。思わぬところから、事件は学校の中だけでなく、マスコミに取り上げられて広く世間に知れ渡る事となります。そんな中、また一人の同級生が亡くなってしまい・・・。 既に映画を見ていて結末を知っている私ですが、原作ははるかに深いです。人物描写もとても緻密で、感情移入して読んでしまう為、本気で腹立ちます。「樹理ちゃん、もうやめなよ」って。

ミルク

2026/05/12

ソロモンの偽証 下巻 僕の感想として。 自殺か、他殺か――。 柏木卓也の死を巡る疑念が消えぬまま、再び同じ学校、同じ学年に不幸が訪れる。彼女の死もまた、単なる衝動的な自殺として片付けられるものではなく、物語はさらに深い闇へと沈み込んでいく。 登場人物それぞれの憶測や推理、感...

ソロモンの偽証 下巻 僕の感想として。 自殺か、他殺か――。 柏木卓也の死を巡る疑念が消えぬまま、再び同じ学校、同じ学年に不幸が訪れる。彼女の死もまた、単なる衝動的な自殺として片付けられるものではなく、物語はさらに深い闇へと沈み込んでいく。 登場人物それぞれの憶測や推理、感情が交錯する中で、読者は何度も「真実」に近づいたようで、また遠ざかる。その構造が実に巧妙だ。下巻を読み終えてもなお、事件の核心は霧の中にあり、作品は読者に対して「本当にこれは自殺だったのか?」と問い続けてくる。 全六巻という長大な物語でありながら、その長さすら苦にならない。むしろ読み進めるほどに、人物たちの感情や学校という閉鎖的空間の空気が濃密に絡み合い、静かな息苦しさを生み出していく。 宮部みゆきは、この作品で単なるミステリーを書いているのではない。 事件なのか、事故なのか、自殺なのか――その曖昧な境界線の上で揺れ動く人間心理そのものを、深く、そして残酷なまでに描いている。 下巻を読み終えてもなお残るのは、解決ではない。 むしろ消化しきれない違和感と、雪のように静かに積もる不穏な余韻だった。

Posted byブクログ

2026/04/26

読むスピードが2巻にして加速した。 やっぱりこのリアルさはすごい!年頃の女の子の嫌な感じとかそれぞれのコンプレックス感に鳥肌立つくらい。 真面目・誠実な人が損をする世の中はやだな〜 涼子ちゃんと友達になりたい^o^

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2026/02/12

6まであるの?って思ったけどグイグイ読める。通勤電車で乗り過ごさせた小説はここ10年で初めてだよ、グイグイ引き込まれてタイムワープする。マスコミのあり方とかは時代だなーと思うけど、同世代な私は共感できる今日この頃。悪ガキは悪いと思って悪さやってるだけまだマシ、自分が善の方にいると...

6まであるの?って思ったけどグイグイ読める。通勤電車で乗り過ごさせた小説はここ10年で初めてだよ、グイグイ引き込まれてタイムワープする。マスコミのあり方とかは時代だなーと思うけど、同世代な私は共感できる今日この頃。悪ガキは悪いと思って悪さやってるだけまだマシ、自分が善の方にいると思って犯罪犯す奴は手に負えない、悪いことやってると思ってないから口も破らない、という説は、ははぁと思わされた。

Posted byブクログ

2026/02/12

本は、人それぞれの思いが深くて、面白いです。ついつい、Huluで、ドラマと映画を先に見てしまいました。2巻目から、3巻目の時に見ました。犯人というか、なぜ、柏木くんが自殺?他殺?亡くなったのか?わかってしまったのですが。それでも、本、小説は、その後も、読みたくなるような、細やかな...

本は、人それぞれの思いが深くて、面白いです。ついつい、Huluで、ドラマと映画を先に見てしまいました。2巻目から、3巻目の時に見ました。犯人というか、なぜ、柏木くんが自殺?他殺?亡くなったのか?わかってしまったのですが。それでも、本、小説は、その後も、読みたくなるような、細やかな、人の心の動きを読むことが出来ます。ドラマと映画は、短い時間で仕上げるため、設定なども、少し変わってたりするし。小説は、やはり、深くて魅力的な内容です。ドラマでは、野村萬斎さんの息子さんが自殺?の少年役で、それがすご〜く、はまり役で、よかったです。頭が良くて、考え過ぎで、未成年の発達途上の脳みそで、生きること?を考え過ぎて。そのあやふやな、不気味な、強くて弱い感じが、とてもでてました。そんな感じで、ことの顛末は、わかってしまったのですが、小説の、細やかな、それぞれの登場人物の感情を読みながら、6巻まで、楽しみたいと思います。

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2026/02/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

匿名の告発状を出した人物はおそらくあの子だろう、そしてその人物とその友人とは、友達というよりも主従関係があるなどと先生や警察らで話される中、学校のネタをよく取り上げる番組から取材依頼の連絡が。番組宛てに匿名で、担任の先生宛に書かれた告発状が届いており、それをきっかけにジャーナリストの茂木が学校内でのやりとりに首を突っ込む本巻。 校長は告発状を無かったことにして隠蔽しようとしていたが、テレビで放送されてしまう。 大出家が何者かにガソリンを撒かれて放火され、祖母が亡くなるなど、裏で何者かが動いている感じ。 三通もの告発状を書いたのは樹里だと考えられるが、いくら容姿などで虐められていたとはいえ、そこにもまた異常性が見える。

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2026/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻読了。 この巻は、人の内側に潜む悪意が増殖し、やがて本人自身を飲み込んでしまう恐ろしさを描いた巻だと感じた。 野田健一は彼の中の悪意「計画」が擬人化し、「計画」に壊された。三宅樹理の悪意は手の付けられない状態となり、声を失った。 対照的に、藤野家の家族の絆は強く、地に足がついており、他人の言葉や空気に流されない。この対比の構造が2巻の面白さだと思う。 また、悪意の犠牲となった浅井松子の両親と津崎校長のやりとりは、読むのがつらくなるほど心に刺さった。描写の量はそれほど多くはないが、大切な娘を失った悲しみややりきれなさが、鋭く、心に残る。 終始引き込まれる2巻だったが、最後の最後に涼子が口にしたひと言によって、物語はきっと明らかに別の次元に展開するのだろう。 3巻を読むのが今から楽しみで仕方がない。

Posted byブクログ

2026/01/13

まずは読みきった達成感は凄まじいです。マラソンを走ったかのようでした。内容は学校や保護者を巻き込んで、子供達で裁判をする話です。生徒会選挙が本来の選挙の模擬版とするならば、正にこれは本来の裁判の模擬版といえると思います。 とにかく長いので読む前にある程度覚悟を決めた方がいいです。...

まずは読みきった達成感は凄まじいです。マラソンを走ったかのようでした。内容は学校や保護者を巻き込んで、子供達で裁判をする話です。生徒会選挙が本来の選挙の模擬版とするならば、正にこれは本来の裁判の模擬版といえると思います。 とにかく長いので読む前にある程度覚悟を決めた方がいいです。 ただ、内容は面白いですし、是非読んでほしい1冊です。

Posted byブクログ

2025/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一人の死を中心に始まった「嫌」の渦が、それはもう面白いくらいに最悪な方向に拡大していく。それがあまりにスムーズすぎて読むのが止まらなかった。「嫌」の渦の中にたまに顔を出す人間の良心が染みる。 上下巻を通してどうしようもない状況に囲まれた者にあるのは真実への渇望、ミステリの根本原理である真実の追求に対する動機を強烈に植え付けられる。

Posted byブクログ

2025/10/15

ソロモンの偽証 第一部 下巻です。 audibleにて。 クリスマスの朝、学校の通用門の近くで中学2年生の男子の死体が発見される。 この男子は自殺と思われたが、他殺を示唆する告発文が校長とある女生徒宛に届く。 その告発文がマスコミに流れて生徒は動揺する。 登場人物も多く、長い...

ソロモンの偽証 第一部 下巻です。 audibleにて。 クリスマスの朝、学校の通用門の近くで中学2年生の男子の死体が発見される。 この男子は自殺と思われたが、他殺を示唆する告発文が校長とある女生徒宛に届く。 その告発文がマスコミに流れて生徒は動揺する。 登場人物も多く、長い話しですが、次が気になって一日中聴いてしまいます。 第二部 決意 上巻に続きます。

Posted byブクログ