ソロモンの偽証(2) の商品レビュー
オーディブルで耳読了 長編なので、話しの進行はゆっくりだか、事件がどんどん複雑化して面白くなってきた! 続きが気になる。
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君がご両親を殺そうと考え始めた時、そんな考えはいけないと心の中で叫んだ。 図書館で危ない本を読んでいる時には、そんな本は読んではいけない。そんな薬は買っちゃいけない。そんな声に耳を傾けてはいけない。 でも君は大丈夫だった。すんでの所で友達に助けてもらった。 君が犯罪者にならずに済...
君がご両親を殺そうと考え始めた時、そんな考えはいけないと心の中で叫んだ。 図書館で危ない本を読んでいる時には、そんな本は読んではいけない。そんな薬は買っちゃいけない。そんな声に耳を傾けてはいけない。 でも君は大丈夫だった。すんでの所で友達に助けてもらった。 君が犯罪者にならずに済んでよかった。
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【感想】 6巻目中の2巻目読了。 どうなるんだろうかと思い、読み進める手が止まりません。 それ故に、2巻目の本レビューを書く前に3巻目を読了しちゃいました! ですので、詳しいレビューはそちらに・・・ 個人的に、本巻では三宅樹里の邪悪さが際立つ展開が多かったかなと。 (本当に自分...
【感想】 6巻目中の2巻目読了。 どうなるんだろうかと思い、読み進める手が止まりません。 それ故に、2巻目の本レビューを書く前に3巻目を読了しちゃいました! ですので、詳しいレビューはそちらに・・・ 個人的に、本巻では三宅樹里の邪悪さが際立つ展開が多かったかなと。 (本当に自分勝手で自意識過剰な嫌な子どもです) そしてそれ以上に、命を落としてしまった浅井松子が可哀相で仕方ありません・・・ 【あらすじ】 もう一度、事件を調べてください。 柏木君を突き落としたのは―。 告発状を報じたHBSの報道番組は、厄災の箱を開いた。 止まぬ疑心暗鬼。連鎖する悪意。 そして、同級生がまた一人、命を落とす。 拡大する事件を前に、為す術なく屈していく大人達に対し、捜査一課の刑事を父に持つ藤野涼子は、真実を知るため、ある決断を下す。 それは「学校内裁判」という伝説の始まりだった。
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1巻に負けず劣らず、思い切り感情移入しまくり。 (以下、個人的備忘録) 森内教諭を恨む、隣人の垣内美奈恵の悪意により、 事件と告発状の存在は、テレビ局記者にまで広がり、事態は混乱を極める。 三宅樹理の出した告発状が、周りを大きく左右するほどの大騒ぎに。 樹理の唯一の友、浅井松子は…。 大出たち三人組にも亀裂が生じる。 不幸が不幸を呼ぶ、悪夢のような展開。 ラスト…学校も警察にも不信感を拭えぬ藤野涼子は、事件の真実を知るために決意する。 大出たち三人組も許しがたい行為を行ってきたけど、 樹理の闇と悪意は、それ以上に恐怖を感じる。 中学生という多感で難しい時期、この頃に起こったことや辛かったことって、大人になってもなかなか消えることってない。 ここでは大人も子供も、みんな、暗く黒いものや何かを抱えてる。 毒々しく、微細な描写がとにかく痛々しい。
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中学生期の感情の波がリアルに書かれている。 登場人物の主観で書かれている点が面白く、誰が主人公かわからない。 野口くんが両親を殺すのを踏みとどまったシーンは少し感動した。 親子のコミュニケーションが取れていない怖さ、 友達の事を本気で考えて行動したデブの男の子(名前忘れた)から本当の友情を感じた。
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マスゴミの恐ろしさを上手に書いてるなぁと思うんだけど、まだやっと1/3か・・・ それにしても涼子ちゃんて、自分らの中学時代(50年前)では考えられんキャラだわ。
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校長先生の考え方や行動は正しいのに次々と起こる事件のせいで追い込まれて可哀想。勧善懲悪でないところが現実味がある。
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人が心の中に抱える闇。 誰も自分のことをわかってくれない、 実はみんな思ってる。 傷つけられて恨んだり妬んだりすることもある。 それでもどこかで折り合いをつけて 浄化させることができればいいのだろう。 しかし浄化されない恨みや妬みはたまって どろどろの膿みになりいつしか悪魔...
人が心の中に抱える闇。 誰も自分のことをわかってくれない、 実はみんな思ってる。 傷つけられて恨んだり妬んだりすることもある。 それでもどこかで折り合いをつけて 浄化させることができればいいのだろう。 しかし浄化されない恨みや妬みはたまって どろどろの膿みになりいつしか悪魔に取り憑かれてしまう。 一度悪魔に取り憑かれた人たちは いつか目を覚ますことができるのだろうか。
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一気に読みました。 「柏木君は自殺じゃない。」 一通の告発文が、大きく物語を展開していきます。 下巻は、大人の事情に振り回される子どもを中心に描かれています。 話はどんどん脚色、飛躍、拡大解釈され、次の事件が起きます。 死んだという事実は消えないのに、 その周囲はもやがか...
一気に読みました。 「柏木君は自殺じゃない。」 一通の告発文が、大きく物語を展開していきます。 下巻は、大人の事情に振り回される子どもを中心に描かれています。 話はどんどん脚色、飛躍、拡大解釈され、次の事件が起きます。 死んだという事実は消えないのに、 その周囲はもやがかかったように見えない。 とにかくみんな違和感しかないし、どこかがゆがんでいて気持ちが悪いです。 宮部さんの描く人物って。。。すごい。 早く続きを読まなくちゃ。
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